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APSフィルムのスキャン(1)2014年09月06日

嫁いだ娘が残して行った写真のデジタル化が、まだ半分ほど手付かずでした。
その中には、今ではあまり見かけないAPSフィルムで撮ったものが3本ありました。
APSフィルム
何の写真でしょうか?
インデックスプリントの一部を拡大してみると、下の写真中央の一コマでは、
「SEOUL TOWER」の看板前ではじけている5人の若者が写っています。
02
右端が娘です。
こんな小さな写真でも子供の顔は見分けがつくのですから、
父親って(勿論母親も)たいしたものです。
このフィルムは、きっと娘が仲間たちと韓国旅行をした時のものなのでしょう。
せっかくの外国旅行の写真とあっては、
デジタル化してあげなければ可哀相です。

しかし、APSフィルムの場合、そのままではスキャニングができません。
市販されているスキャナが想定しているフィルムは、35mmとブローニーだけなのです。
だいたい、カートリッジの状態のままでは、
頭も手足も引っ込めた亀のようで、扱いようがありませんよね。
それで、取り敢えず、中のフィルムだけを取出すことにしました。

こんな手順です。
まず、カートリッジの下面の小さな穴に
マイナスドライバを入れて右に回します。すると下の写真で、
左から右のようにフィルム引き出し口の蓋が開きます。
03

次に中央の穴に大きめのドライバを入れて右に回すと、
フィルムの先端部が引き出し口から出てきます。
04

これをぐいっと最後まで引き出して、終端部をハサミで切ります。
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その後、適当な長さに切り分けて、35mm用のフィルムスリーブに収納します。
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私の場合、後々のハンドリングを考慮して、6カット毎の7本に切り分けました。
こうすると、APSフィルムは40枚撮りなので、6 x 7=42>40で
丁度35mmネガフィルム用の標準スリーブ7段に納まります。

続く