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全豪オープン観戦記(2) ― 2020年02月01日
(前回)からの続きです。
テニスのメジャー大会では、
前半戦は沢山の選手が同時にプレーします。
だから、事前購入したチケットの場所と日時に、
観たい選手がちょうど出てくることは稀です。
そんな状態ですから、こっちを観つつ、
でも他のコートも気になったりします。
この写真は大会3日目に、
メルボルンアリーナのフリーの席に座って、
ドイツのGeorges選手の試合を観戦しているところです。
この時、別会場で大坂なおみ選手がプレーしていました。
でも、その会場はマーガレットコートアリーナで、
残念ながら、その会場のチケットは持っていませんでした。
そこで、iPhoneの「WOWOWオンデマンド」を利用して、
大坂選手のライブチェックをしているわけです。
忙しいですね。
しかも、試合は続きます。
次の試合には、次回、大坂なおみと当たることになる、
アメリカの15歳、Coco・Gauf 選手が出てきます。
お昼休みがあるわけではないし、
外のフードコートは行列しているし、高いし、
時間がもったいないですから、
手軽に席で食べるサンドイッチが便利ですね。
これを当日の朝に用意しました。
前回紹介したスーパーの " Coles " で、
前日に食材を買っておいて作ります。
パンにはスプレッドバターとマスタードを塗り、
チーズにハムにキュウリを乗せて、
全豪オープン観戦記(3)C.ウォズニアッキ ― 2020年02月03日
(前回)からの続きです。
今回のテニス観戦では、「残念で幸運なこと」が一つありました。
永年ファンだった選手の引退会見に居合わせることができたのです。
選手とは誰かというと、次の写真の女子選手です。
これは大会5日目のメルボルンアリーナの様子ですね。
こんな小さな姿でも分かる人は分かると思いますが、
もう少し大きな写真を載せてみます。
更に次のように拡大すると、これは明らかですね。
テニス界の妖精といわれたキャロライン・ウォズニアッキです。
この日はチュニジアの選手と3回戦を戦っていました。
最終セットまでもつれ込んだところです。熱戦でした。
これがなぜ「残念」かというと、熱戦の末、
応援していたウォズニアッキが敗れてしまったからです。
では、なぜそれが「幸運」かというと、
この試合に敗れたことにより、試合後のオンコートインタビューが、
彼女の引退会見になったからです。
そういう場に、たまたま居合わせることができたのは幸運だったと思います。
次の映像は、マイクを向けられて涙声になるウォズニアッキ。
また、次は2018年の全豪で、念願のメジャーを獲得した時の映像。
決勝を戦ったライバルのS.ハレプからの賛辞も映し出されました。
一昨年のチャンピオンに対して、
観客からは惜しみない拍手が送られました。
そして、そんな観客の前で、
自らの故郷であるデンマークの国旗を冠って走り去る、
というパフォーマンスを見せてくれた妖精でした。
(続く)
全豪オープン観戦記(4)メルボルン市内観光 ― 2020年02月08日
(前回)からの続きです。
テニスを観続ける毎日の中で、
全く観光しないのも疑問かな?と思い、
最終日の前日をメルボルン市内観光に当てました。
その記録写真です。
ホテルで朝食を取って街に出ると、上天気の観光日和。
コリンズ通りを特徴付けるプラタナスが美しい。
最初に行ったのは、「ビクトリア州立図書館」。
1856年完成の歴史的建造物です。
リーディングルームの吹き抜けが見事でした。
次は趣向を変えて「旧メルボルン監獄」の見学。
私自身が犯罪者になった想定で、
警察留置所での拘留を体験(人気!)した後、
次の中庭を通って監獄の独房棟へ移ったのですが、
晴れやかな空の下、本当の囚人が、
一時釈放された時のような不思議な気分になりました。
次が実際の独房とミニチュア。
独房棟の中には、かつての絞首台が保存されています。
次の絵と全く同じでしょう?
これはオーストラリアで最も有名な義賊のネッド・ケリーが、
今まさに絞首刑にならんとするところを描いたものですね。
この人物、銀行や警察署への襲撃など、
支配階級や統治機構に対する反乱で有名な義賊です。
警官等をたくさん殺した罪で1880年に25歳で死刑になりました。
パネルのタイトルには" NED THE LEGEND "って書いてあるけど、
" LEGEND "って、鼠小僧か清水次郎長みたいなものなのかな。
この絞首台で実際に使用されていたロープも展示されていました。
良く締まりそうで怖いですね。
お昼にはクイーンビクトリア・マーケットに行きました。
フードコートで、チャーシューメンと水餃子を食べました。
両方で1,800円くらい。
今回のオーストラリア旅行が済んでから考えてみると、
この中華が旅行期間中で唯一の外食でした。
見事な貧乏旅行!!
午後の最後に、ロイヤルアーケードと、
次の写真のブロックアーケードを見物。
全豪オープン観戦記(5)歩いて会場へ ― 2020年02月14日
(前回)からの続きです。
全豪オープンの中日の日曜日は、私にとっては観戦最終日。
少し名残惜しさもあり、その日は徒歩で会場へ向かいました。
写真を撮りながら、それでも30分ほどの道のりです。
昨日の市内観光で見学したブロックアーケードの前を通りました。
次は「メルボルン タウンホール」の前にごった返す人たち。
この日はオーストラリアデイ(建国記念日)なのでした。
そのパレードが来るのを待っているのですね。
次の写真は「フリンダース ストリート駅」
毎日、ここを通るトラムに乗って会場へ行ったので、懐かしいです。
そして会場方面へ歩いて向かうと、やたら目立つ「AO」のバナー。
当然 " Australian Open " の略ですね。
全豪オープンの期間中は、街全体がテニス一色に染まり、
このバナーが要所要所に掲げられるので、会場への道は間違えようがないです。
このヤラ川に沿って歩いて行くと会場へ着きます。
最終日の記念写真を「ガーデンスクエア」の噴水前で撮りました。
後ろに写っているのがメインコートの「ロッド・レーバー・アリーナ」。
本日のメインは、4回戦の好カード、ジョコビッチvsシュワルツマン。
小柄なシュワルツマンの奮闘ぶりは見事でしたが、
結果はジョコビッチのストレート勝ち。
それでも、彼のエネルギッシュなプレーには、
十分満足しました。
日本でもシュワルツマンのファンは多いようです。
そして、ロッド・レーバー・アリーナ停車場で、
帰りのトラムを待っているところ。
何年後かに、また来ることになりそうです。
全豪オープン観戦って、要はお祭りに参加するってことなんですね。
試合を観たり、プラクティスコートで練習するナダルを見たり、
噴水の広場や芝生の上で、大型スクリーンに映る選手を応援したり。
特に、大会の前半は有力選手がまだ大半残っていて、
どの選手の試合を見ようか迷うこともあります。
上位シードの選手はロッドレーバーやマーガレットコートの
二会場(これは有料シート席のみ)でプレーするので、
観戦可能かどうかはチケットの有無で決まっちゃいます。
応援したい選手が中位シードの場合、前半戦では、
グラウンドチケット(入場券)だけで観戦できるコートに
割り振られることも十分有りえます。
そうすると、観戦可能です。
ただし、対戦コートの割り振りが発表されるのは結構直前なので、
会場内に張り出された、次のような割り振り表(対戦表)を眺めて、
その日の観戦予定を立てることになります。
引伸し機とEL-NikkorとニコンF2 ― 2020年02月25日
(前回)からの続きです。
ちょっと白黒写真と見紛うようなこの風景は、
おとめ山公園の旧エリアで撮影した「中の池の夕刻風景」です。
林間デッキから見下ろして撮りました。
今回のフィルム撮影では、カメラは「ニコンF2」、
レンズは「EL-Nikkor75mm」と「Ai_Nikkor105mm」を使用しました。
そこに至る経緯は次の通りです。
話は40年前に遡ります。
当時、白黒フィルム写真を、現像・引伸しまで自分で行なっていた私は、
当然、引伸し機を持っていました。
これが、その時の引伸し機の使用説明書です。
富士フィルム製の高級機は手が届きませんから、
「LUCKY 70M-R」という普及機を買ったのですね。
新宿西口のヨドバシ(当時は安普請の平屋建て店舗)で購入し、
二人掛かりでえっちらおっちら目白のアパートへ運び込みました。
その後、フィルム写真が下火になり、仕事も忙しくなると、
狭い家ではお荷物的存在の引伸し機は捨てざるを得ませんでした。
でも、記念にと思い、この「説明書」と「引伸しレンズ」だけは、
捨てずにとっておきました。
その引伸し機に使っていたニッコールレンズを復活させるには、
やはりフィルムニコンに装着して使うのがふさわしいはず、
とニコンF2に装着して見ました。
次のアダプタ群のうち、ハイライトの部品を組み合わせれば、
普通に使えてしまうのです。
それは、次のような姿になります。
そして、これでフィルムを使うなら、
やっぱり白黒フィルムですよね。
そんな気分から、Fuji_Acros100を詰めて鬼子母神方面へ出かけました。
境内をお散歩中の子供たちの可愛いこと!
しかし、やっぱり使い勝手の面から言うと、
本来の撮影用レンズには遠く及ばないのは認めざるを得ません。
フォーカスリングが薄く回転させにくいこと、
また、絞り込み測光にならざるを得ないことは不便でした。
翌々日、今度は本来の交換レンズ105mmに付け替えて、
フィルムの残りを消化すべく、おとめ山公園へ。
次の写真は「みんなの原っぱ」で遊ぶ子供たち。
「やはり使い慣れた方式は快適だな」と思いつつ撮影進行。
新目白通りまで降りてきて、「Abbey Road」風に
高田馬場住宅前の横断歩道を渡る人々を取ったところで、
なぜか、カメラの巻き上げレバーが操作できなくなってしまいました。
まだ12枚分ほど残っているのに。
「堅牢なF2もついに壊れてしまったか。でも変な感触だな」と思いつつ、
家に帰って、暗袋の中で裏蓋を開け、
撮影済みの部分を現像用タンクに保護したのち、
カメラをチェックしてみると、そこに残っていたパトローネは、
「Fuji_Acros100 36枚撮り」でなく「Fujicolor100 24枚撮り」でした。
黒白フィルムを入れるつもりが、カラーフィルムを装填していたのでした。
だから、先ほどの一連の実写写真も白黒でなくカラーなのです。
よく見れば間違いようはありませんが、
大きさは同じですから(当たり前!)うっかりしちゃう事もあり得ます。
まあ、失敗は失敗で、こうなったからには、
この際、カラー現像液のテストも兼ねてみよう、と思い直し、
3ヶ月以上保存していた現像液を使用してみました。
「二ヶ月遅れのカラー現像」に書いたとおり、
C-41パウダーキットのうち使わずに保存していた500mlです。
その現像液、使用前の色は次のとおり
現像処理後は赤みがかった色になりました。
この辺は、これまでの経験から判断して、適正に推移している模様です。
現像後のフィルムの仕上がりを見ると、
良さそう。
使うフィルムの種別を間違えたのは、実は、私の生涯で初めての事です。
注意力低下の兆候かと、ちょっと落ち込みましたが、
そのおかげで最初のような面白い写真が撮れたので、良しとします。
更に、気を取り直し、
「じゃあ、本来撮るはずだったB&Wであれば、どうだったのかな?」
の疑問が湧いてきたので、試みにPhotoshop上で変換してみました。
カラー情報を破棄するだけの作業だから簡単ですね。
これはこれで、面白いかも。
(終り)
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