▪️次のボックスに適当な文字列(複数可)を入力して、当ブログ内を検索できます ▪️下の目次タイトルをクリックするとテーマ別過去記事の目次へ飛びます
    ・目白の風景 今昔:目次
    ・吉祥寺の風景 今昔:目次
    ・昔と今の写真(番外編):目次
    ・地中海バブル旅行etc.:目次
    ・旅のつれづれ:目次
    ・母のアルバム:目次
    ・目白ジオラマ鉄道模型:目次
    ・すべてのカメラに名前がある:目次

PEN-FTのレンズ清掃2020年04月18日

前回)からの続きです。

遺品のOLYMPUS PEN-FT
前回はこの写真右側の中望遠レンズを使用して、
モノクロ写真を撮りました。
この70mmレンズは比較的クリアだったので、
そのまま使っても大丈夫と思えたからです。
左側のカメラ本体に装着されている標準レンズ38mmは、
少しクモリが見られました。
LEDで照らしてみると、次のように明らかですね。
38mm標準レンズ
それでも、目立つカビや傷は無さそうなので、
この際、レンズのクリーニングをして、
完璧な状態にしてから、試写することにしました。

まず、手始めに飾りリングをゴム環で外そうとしましたが、
しっかり固着していて回りませんでした。
それでアルコールを染み込ませてから回します。
03
作業が進み、絞りリングを外したところが次。
04
中央上部に見えているベアリングボール、
これを無くさないように注意しました。
この失敗は何回か経験しています。
ボールとその下のスプリングは紛失防止が大切です。
05
前玉群はカメラオープナーで回し外し。
06
ここまで済んだら、次は、向きを変えて後玉に取り掛かります。
07
やはりオープナーで押さえリングを外しました。
08
後玉は吸盤で持ち上げた後、側面からの記録写真を撮り、
09
凹凸面の向きを間違わないようにします。
一応バラしたのが次の状態。
10
前玉群、中玉群、後玉と、それぞれ清掃できる状態になりました。
クリーニングが済んだのが次の写真。
11

それと念の為、ボディのモルトを張り替えておきます。
補修前は次のような状態です。
12
モルトが劣化してボロボロになっています。
でも、オリンパスPEN-FTは裏蓋の噛み合わせが厳重に作られているので、
モルトも赤で示した部分だけ交換すれば十分なようです。
何もしなくても、光線引きの可能性は低いと思います。
次の写真は作業完了時。相変わらずモルト更新は苦手です。
13

続く

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策の質問をやむを得ず設定しました。お手数ですが当ブログタイトル「○○の風景」の○○を漢字で。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mejiro.asablo.jp/blog/2020/04/18/9236761/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。