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ローマ観光旅行フォトマップ総括編 ― 2020年06月06日
(前回)からの続きです。
楽しかった旅行でも、その記憶は少しずつ薄らいでいきます。
それを後日、ほぼ完璧に再現する方法を模索していました。
2012年の6月のローマ観光旅行を題材にして、
試行錯誤の上、ようやく作り上げることができました。
トラックログ付きフォトマップです。
半日ごとのフォトマップを作成しました。
これを見れば、その時の旅の全てを、すなわち、
いつ・どこを・どんなルートで訪れたのか、が思い出せます。
そして、この各フォトマップを概要見出しとして、
その後のページに施設写真や人物写真を追加すれば、
詳細な旅の記憶が甦るはず、です。
まず、見出し(半日ごとのフォトマップ)の見出しとして、
「地球の歩き方」掲載のイラストマップを加工しました。
ここで青線にて四角く囲ってある各エリアが、
半日ごとのフォトマップを作成した対象地域です。
フォトマップは、6月23〜25日までの3日分作成し、
その合計6枚は次のようになりました。
また、到着日と出発日は、飛行機等による移動がメインとなり、
通常の観光日とは記載内容が異なるので、次のようにまとめました。
全体として、我ながら素晴らしい出来です!
当初、旅行中の細部の記憶は殆ど失われていました。
しかし撮り貯めたデジタル写真の日時と場所情報を元に、
このようなフォトマップを作ることができました。
気分的には、ローマ再訪です、しかもタダで。
(終り)
Nikomat_ELが四台! ― 2020年06月27日
(前回)といっても2年半も前のことですが、
「鬼子母神の古本市・手創り市」の写真を
Nikomat_ELというカメラで撮りました。
その続きです。
その時に使用したNikomat_ELは、
時代物のカメラとは思えないほど綺麗な外装でした。
自動露出(AE)も正常でした。
だから使用するのに何の問題もないのですが、
ただ一つ、シャッター音がわたし的には物足りませんでした。
「カッシャーン」という、ちょっと甲高い音だったのです。
実は、これを手に入れる前にも二・三台ほど入手していました。
外観に問題があったり、そもそもシャッターが切れなかったり、
そんなジャンク品です。
中古カメラに手を出す人間は、同形機を、
そんな風にして意味なく複数台所有することになります。
わたしも同じ穴のムジナですね。
でも、この中から、適当なものを選んで、
いわゆる「ニコイチ・サンコイチ」により、
完璧な一台を作ろうと思ったのです。
しかし、この当時のカメラは、
機械式メカニズムの中に、電子部品が雑多に組み込まれていて、
分解・再組み立ての過程で挫折しました。
残念ながら撤退。
そして、最終的に私が「この一台」と思って選んだのは、
さっきの四台のうちの左手前の塗料が剥げかかったブラックボディ。
外観は良くないのですが、性能的には問題なさそうで、
何よりもシャッター音とフィーリングが良好だったのです。
『男とカメラは見かけじゃない!』
これで試写して、結果がよければ、
このブラックボディの " Nikomat_EL " だけを残すことにしましょう。
まあ、ファインダースクリーンの清掃とか、
モルトの貼り替えとかは必要ですが。
まず、フィルムを詰め、
この時点では遮光モルトにまだ不安があるので、パーマセルテープにて簡易遮光。
ピント合わせを正確にできるように、接眼補助レンズを装着。
そして、今回は「Ai-105mm f2.5」のレンズを選び、
いわゆる「Nikonのガチャガチャ」でレンズをセットして、
開放F値が正しくセットされているかを確認します。
(きちんとF2.5となっていますね)
当然、バッテリーチェックも行いました。
ボロのNikomat_ELで試写 ― 2020年06月28日
(前回)からの続きです。
機能的に問題がなさそうなニコマートEL、
大好きなレンズ「Ai-105mm f2.5」を装着し、
本当にきちんと写るか試してみました。
まず高戸橋周辺を。
次の写真は手ブレしています。
最近のデジカメでは標準装備の手ブレ補正機構のありがたみが分かります。
次は手ブレ・ピンボケともなし。
撮影場所を西早稲田の住宅街に移して数枚。
このように今でも良く写る " Nikomat_EL "
スプリットマイクロ式のファインダーも見易いです。
シャッターのフィーリングもしっかりしていて、
個人的には次の " Nikon_F3 " のシャッターよりも好きです。
ELとF3、この二台がショーウィンドウに並んでいて、
どちらか好きな方を買って貰えるとしたら、迷うかな?
(一旦終了)
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