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半年保存のカラー現像液2020年11月09日

先月、久しぶりにカラーフィルムの現像を行ないました。
フィルムで撮ったものは、鬼子母神周辺の風景。
参道入口
鬼子母神参道入口
参道のお店
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境内1
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境内2
04
帰り道の風景
05

このフィルムの現像に使用した現像液は次のものです。
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記入された日付からも分かる通り、
ほぼ半年間(未使用状態で)保存された現像液と定着液です。

現在、素人がカラー現像を楽しむための、
ほぼ唯一の選択肢である
この商品の欠点は、量が1,000mlと多すぎること。
たまにフィルムで写真を撮る普通の素人には使い切れないのです。
でも、キットのパウダーは、一度封を切って空気にさらすと、
それなりに劣化してしまうことが分かっています。
それで、解決策として、全量作製した溶液を半分に分け、
その500ml毎にボトルに詰めることにしています。
まず、片方を使い、残りは保存するわけです。

その残りの分が、
最近カラーフィルムにご無沙汰だったこともあり、
半年経ってしまっていました。
やや不安な気持ちで使ってみると
最初の実例の通り、結果はOK。
もちろん、何がしかの液の劣化はあると思います。
しかし、現像後のフィルムをスキャンしてMacに取り込むときに、
Lightroomによるデジタル的な現像を行なっているので、
そこで随分と調整できてしまいます。

調整の実例をいくつか挙げると、次のような具合です。
それぞれ、左がスキャンしたままの状態、
右がLightroomによる補正現像を行なった後の状態です。
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補正といっても、
・カラーバランスの調整
・シャドウ部の黒味の強化
ほとんど、これだけです。
それで十分満足のいく結果が得られました。
カラーフィルムを楽しむための各種条件のうち、
自家現像のコスト抑制策は何とかうまくいっています。

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