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虹色ゴーストの鬼子母神2025年02月03日

” MC_ROKKOL-PF_55mm f1.7 ”という地味なレンズを持っています。
虹色ゴーストレンズ
これは昔の愛機だったSR-7の修理を手掛けながら、どうにも上手くいかず諦めた時のこと。
やむなく中古カメラ店で購入したSR-7に、いわばおまけで付いていたレンズでした。
「三台目のミノルタSR-7(https://mejiro.asablo.jp/blog/2013/03/03/6735597」と、
「カリカリ画像のロッコールレンズ(2)(https://mejiro.asablo.jp/blog/2015/03/21/7595036)」に書きました。

それから更に十数年の月日を経て、
最近「虹色ゴースト」レンズとして注目されているらしいです。
最初は「虹色?、何それ?」という程度の認識でしたが、
TVのCFなんかでも流行っているようです。
これはNTT東日本のCFです。
二人の女の子の後ろ姿に虹色の線が被さっていますね。

私も鬼子母神でやってみることにしました。
カメラとレンズの知識を紐解くと、これは要するに画面に光源を写し込む逆光状態で撮れば良いはずです。
でも根本的に生真面目なこのレンズは、
順光で撮るとこんな感じで相変わらずキッチリ写ります。
参道の景色ですね。そこで、わざと逆を向いて撮ると、
フレアがかかったコントラストの低い画像になりますが、虹色の線は少しだけ。

そんな風にしばらく歩いて鬼子母神手前の公園に来た時、
これか!と感じるものがありました。
滑り台のスロープに太陽光が当たって眩しく輝いていました。
それを画面の端に入れてファインダーを覗くと、
ついに、それらしいゴーストが発生。
虹色ゴーストの鬼子母神
数カット試して、虹の形が一番はっきりしていたのがこれです。

とりあえずこれで満足し、あとはいつものように鬼子母神の境内で普通に撮影。
ここでは、眩しい銅板屋根を写しても、
逆光で人物を撮影しても、
相変わらず生真面目にキッチリ、地味に良く写っていました。

猿でもできるWi-Fiデジタル鉄道模型2025年02月16日

遂に私が目指していた鉄道模型の終着点に到達しました。
次の写真がその「ダイアグラム」です。
「配線図」と言う方が分かりやすいかも知れません。
Wi-Fiデジタル鉄道模型
このシステムだけで、
・複数台の機関車を同時に
・無線リモコン(タブレット)で
自在に操作することができます。
かつ、ポイント操作も同じリモコンで可能です。

これまでは、次のような状態で行っていました。
各種機器の結線の面倒臭さだけではなく、
複数の機器を100VのACコンセントに繋がなければいけない事も煩わしかったです。
「DCCで二台同時運転(https://mejiro.asablo.jp/blog/2024/04/08/9674188)」に書きました。

新システムで実際にコードを繋いでみると次のような状態です。
ここで着目すべき点はACコンセントへの接続が不要となっていることです。
これまでであればこの写真のオーバルの中から外へ、
・z21本体用
・ポイントスイッチ作動用
・WiFiコンバータ用
の3本の電源ケーブルが必要でした。それが不要となったのです。

そして、ついでにタブレットを買い足して遠隔操作(リモコン)を一台で賄えるようにしました。
この辺の詳細はまた後日、詳述する予定です。

それでも、機関車とレールの手入れは相変わらず必要です。
接触不良による走行ムラは鉄道模型の楽しみを台無しにします。
ただ、これに関しても最適なアイテムを見つけたので今は楽です。
これが何かというと、車輪を清掃するための
・津川洋行の「ホイルクリーナー」ソフト君HO
そしてレールの清掃に便利な
・ウェーブの「ヤスリスティック」細形
です。

私はホイールクリーナーのNゲージ用も使っています。
ヤスリスティックの使用前と後の汚れ具合を比べてみると、
「これは清掃しないとまともに走らないのはやむを得ない」と分かりますね。

続く

アンドロイドでWi-Fiデジタル鉄道模型2025年02月17日

前回)からの続きです。

スマホでグラフィカルにDCC運転を楽しめる「Z21 mobile」アプリですが、iPhoneの場合は画面が小さいので、「機関車の運転」画面か「ポイントの切替」画面のどちらかしか表示できません。
だから私は遠隔運転をする時は、旧新二つのiPhoneを同時に使うことが多いです。
下の写真がそれですね。
z21 mobileのニ画面
でも、それも煩わしいのでタブレットを買うことにしました。
iPadなら、同時に両画面を並べて表示できるらしいです。
もっとも、iPadは値段が高いのでLenovoのアンドロイドAndroidを選びました。
兎も角これで、「Z21 mobile」の世界を満喫できるはず。
ところが、いざ「Z21 mobile」をGoogle Playで入手しようとしたら、こんな警告が!
つまり、Androidの場合、かなり古い端末でなければこのアプリは使えないということですね。
iPhoneやiPadであれば、最新のiOS端末でも使えるのに不合理ですね。
しょうがないので、その後継アプリである「Z21」を使うことにしました。下の図がそのアプリの画面です。
いまいち遊び心をくすぐられない画面だし、日本語バージョンが無くなった事もマイナスポイントですが、やむを得ないです。

新アプリの入手後まず必要な作業が、旧データの移行です。
これが実に大変な作業で、何度も何度も失敗し、途中で諦めそうになりました。でも最終的には何とか成功したので備忘録として纏めることにしました。以下がその手順です。
この画像の、旧アプリの「設定」から「エクスポート」→「シェア」と進み、私自身のGoogleドライブにデータを保存しました。
Googleドライブを選んだのは、ここであればiPhoneでも、そして新しく買ったAndroidのLenovoでもアクセスできるからです。
エクスポート終了後に、Lenovoのファイルマネジャーで確認してみたところ「rocoData.z21」という名前のファイルがちゃんと見えていました。上の画像の右端がそうです。一安心。

そして新たにLenovoタブレットにインストールした「Z21」を立ち上げ、「Layoutmanagement」の画面を開きます。
左下の「(+)」ボタンを押して出てくるオプションメニューから「Serch device」を選びます。
次に、google driveを探し、先ほど確認したデータファイルを指定して適当な名前を入力してインポート完了です。
(04/26追記:「Z21 mobile」iPhone版から「Z21」のiPhone版へも同様にデータ移行ができます。iPhoneの任意のフォルダにエクスポート保存した「rocoData.z21」を長押しし、そこで表示される「共有」メニューから「Z21」アプリを選ぶと「Import layout」メニューが出てくるので名前をつけて「OK」を押せば成功!となります。もっとも「Z21 mobile」の方が使いやすいので「Z21」は試してみただけで終わりです。)

さて作業終了後、このアプリを立ち上げてニ画面を並べてみたら次のような画面でした。
機関車のデータはきちんと移行できたのですが、右側のレイアウト画面では「分岐ポイント」が二つ移行されただけで、その背景に置いてあるはずの線路のJPG画像がなくなってしまいました。次の画像です。この画像の該当部分にポイントが置かれていたのです。
背景とはいえ、これを描くのは大変だったのです。
消えちゃったなんて、すごく残念!!
この間、それ以外にも多くの苦労に悩まされていたので、この際、思い切ってiPadに買い直そうかと思ったくらいでした。
しかも、この新しいアプリには、画像を背景に置くというような便利な機能が、そもそも実装されていないようです。
つまり、アプリの中で直線・曲線を作り出さなければならないのです。
きっと「ペジェ曲線」とかいうようなものなのでしょう。
AdobeのIllustratorに習熟しているデザイナー的な人だけが操れるようなアプリになってしまったようです。
これに関しては、英語のQ&AサイトやSNSでも、みんな「struggle」している様が見てとれます。
私と同じく、iPadを買えば良かったと嘆いている方もいましたね。

でも、実をいうと私は克服しました。
何とか曲線、「数理曲線」とでもいうのかな、描きましたよ。
次の図の右側がそれです。我ながら立派にできました。
しかも、やっているうちにだんだん上手になり、少し楽しくなったくらいです。
自分を褒めてあげたいです。

続く