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渡辺弘行さんの「忠犬ハチ公チョコレート」 ― 2013年12月13日
昨年、「新緑の少女裸像」と題して目白の特養ホーム「山吹の里」に設置してある彫刻を取り上げたことがありました。
作品名は『真珠』、その作者は「渡辺弘行」さんという彫刻家なのですが、この名前をキーワードとして当ブログに来訪され、コメントも残して下さった方がいらっしゃいます。
お一人はこの彫刻家のお孫さんのようこさん、もうお一人は最近ご訪問されたmugakusaiさんです。ネット社会における情報の広がり方には本当に驚くばかりです。
そのmugakusaiさんのコメントで、渡辺弘行さんのデザインされた『忠犬ハチ公チョコレート』なるものが「渋谷区郷土博物館」で現在開催中の「ハチ公展」に展示されていることを知りました。
作品名は『真珠』、その作者は「渡辺弘行」さんという彫刻家なのですが、この名前をキーワードとして当ブログに来訪され、コメントも残して下さった方がいらっしゃいます。
お一人はこの彫刻家のお孫さんのようこさん、もうお一人は最近ご訪問されたmugakusaiさんです。ネット社会における情報の広がり方には本当に驚くばかりです。
そのmugakusaiさんのコメントで、渡辺弘行さんのデザインされた『忠犬ハチ公チョコレート』なるものが「渋谷区郷土博物館」で現在開催中の「ハチ公展」に展示されていることを知りました。
もう行くしかありません。
天気も良かったので、
渋谷駅から途中「氷川神社」などを巡りながら美術館までの散策です。
博物館はコミュニティバスの停車場でもあるんですね。
そして入館。お目当てのチョコレートは展示室中央のケースに入っていました。
(写真は禁。残念!)
森永製菓のお菓子ですが、10銭という当時としては安くない値段であることから、子供向けのお菓子というよりもハチ公像製作のための資金集めが目的であったようです。
それにしても立派な彫刻家がチョコレートのデザインにいそしんでいる姿を想像すると、何となく楽しくなりますね。
さて、当日の外出の目的はもう一つありました。
「新緑の少女裸像」にも書いたように、
渡辺弘行さんの作品で新宿中央公園に置かれた『髪』に会うことです。
実は昨年10月に公園を訪れてはいました。
そして写真も撮ったことは撮ったのですが、仕上がりが今ひとつでした。
下の写真です。ピントも甘いです。
それで、いつかリベンジしなければと思っていたのです。
当日は絶対ピンボケしないようにNikon_D600を持って行きました。
フィルム好きの私も、失敗できない時はデジカメのオートフォーカスの力を借ります。
中央公園に向かいながら、ブリッジの上でまず一枚。
上天気!デートの待ち合わせ場所に向かう心地です。
当日は絶対ピンボケしないようにNikon_D600を持って行きました。
フィルム好きの私も、失敗できない時はデジカメのオートフォーカスの力を借ります。
中央公園に向かいながら、ブリッジの上でまず一枚。
上天気!デートの待ち合わせ場所に向かう心地です。
そして『髪』の彼女に再会。撮影結果はピントについては合格でしょう?
向きを変えてもう一枚撮りました。
あまりに大胆なポーズに、撮影者もちょっとたじろぎます。
この作品は1954年の製作だそうです。
この作品は1954年の製作だそうです。
中央公園の開園が1968年ですから、開園当初に設置されたとして、その間の14年間、彼女はどうしていたのでしょう?
それはともかく、開園と同時にこの公園に来たとすれば、今年で45年にもなるんですね。
今度は視点を変えて、この女性から見た公園の風景を撮りました。
それはともかく、開園と同時にこの公園に来たとすれば、今年で45年にもなるんですね。
今度は視点を変えて、この女性から見た公園の風景を撮りました。
彼女にとって45回目の紅葉です。
ついでながら『真珠』の彼女の最近の様子を下に載せます。
ついでながら『真珠』の彼女の最近の様子を下に載せます。
昨年の新緑の時期よりも周りの樹木がまばらになって、
彼女は恥ずかしがっているようです。
中央公園の『髪』の大胆なポーズと比較すると随分と感じが違います。
うーむ!
この表現力の幅広さ、彫刻家はやっぱり偉大ですね。
最後に「ハチ公展」に関して思い出したことがあります。
太平洋戦争の戦局が悪化した昭和19年、金属類回収令により初代ハチ公像も供出されることになったそうです。一旦は免れるはずだったのが、戦時の混乱の中で結局溶解されてしまったそうです。今のは二代目なんですね。
そういう時代には、『真珠』や『髪』のような女性像を見ても、兵器の材料となる金属の塊としか見えなくなってしまうのでしょうか。
私なんかは、それよりも、この女性像をチョコレートで作ってお菓子の家に展示したいなと思う方です。
彼女は恥ずかしがっているようです。
中央公園の『髪』の大胆なポーズと比較すると随分と感じが違います。
うーむ!
この表現力の幅広さ、彫刻家はやっぱり偉大ですね。
最後に「ハチ公展」に関して思い出したことがあります。
太平洋戦争の戦局が悪化した昭和19年、金属類回収令により初代ハチ公像も供出されることになったそうです。一旦は免れるはずだったのが、戦時の混乱の中で結局溶解されてしまったそうです。今のは二代目なんですね。
そういう時代には、『真珠』や『髪』のような女性像を見ても、兵器の材料となる金属の塊としか見えなくなってしまうのでしょうか。
私なんかは、それよりも、この女性像をチョコレートで作ってお菓子の家に展示したいなと思う方です。
山吹の里に怪獣ゴジラ現る ― 2013年09月22日
新井薬師道のお地蔵様 ― 2013年03月06日
落合崖線下を東西に走る道は新井薬師道と呼ばれています。
いかにも昔の道らしく曲がりくねっているので、景色が変化しておもしろいです。
この道を散歩すると、おとめ山公園の南側あたりで現代版「お地蔵様」に出会います。
いかにも昔の道らしく曲がりくねっているので、景色が変化しておもしろいです。
この道を散歩すると、おとめ山公園の南側あたりで現代版「お地蔵様」に出会います。
丁度、道行く人を見守っているように見えるでしょう?
銘板に記されているとおり、此処は「ART SEED」という会社の入口です。
美術作品を扱っている企業のようですので、
手持ちの彫刻の一つを目印として設置したのかもしれません。
良く見ると、生まれて間もない幼児です。
このお地蔵様、日が沈むと、まったく違う顔を見せてくれます。
銘板に記されているとおり、此処は「ART SEED」という会社の入口です。
美術作品を扱っている企業のようですので、
手持ちの彫刻の一つを目印として設置したのかもしれません。
良く見ると、生まれて間もない幼児です。
このお地蔵様、日が沈むと、まったく違う顔を見せてくれます。
人生について思いを巡らしているかのような重苦しい雰囲気です。
この道は夕方になると保育園から帰る母子が通る道でもあります。
「お地蔵様」の左の方に、螺旋階段を持つ保育園が写っています。
この道は夕方になると保育園から帰る母子が通る道でもあります。
「お地蔵様」の左の方に、螺旋階段を持つ保育園が写っています。
先日、ここを散歩していたら、保育園2階のテラスの手摺に
ピッタリ張り付いていた子供たちがいました。
保育園の前に停車した「消防車」を見ようとしていたんですね。
お手々の可愛いこと!
こちらは正真正銘の幼児ですね。
お話変わって、写真とカメラの事。
モノクロ写真の三枚は
LeicaⅢg + Summicron50mm/f2 + Tri-X
という組み合せで撮ったものです。
銀塩モノクロ、まだまだいけます!
こちらは正真正銘の幼児ですね。
お話変わって、写真とカメラの事。
モノクロ写真の三枚は
LeicaⅢg + Summicron50mm/f2 + Tri-X
という組み合せで撮ったものです。
銀塩モノクロ、まだまだいけます!
目白の森に「かき揚げ」のオブジェ ― 2012年06月12日
カメラを持ってお散歩。
目白通りの北側、目白四丁目の住宅街に緑豊かな公園があります。名前もズバリ「目白の森」。江戸時代に「くぬぎ山」と呼ばれていたこの地に残る屋敷林を豊島区が買取り、1997年に「区民の森」として開園したものだそうです。
目白通りの北側、目白四丁目の住宅街に緑豊かな公園があります。名前もズバリ「目白の森」。江戸時代に「くぬぎ山」と呼ばれていたこの地に残る屋敷林を豊島区が買取り、1997年に「区民の森」として開園したものだそうです。
正門脇の管理棟もログハウスです。
自然の植生を大切にして、いかにも森と呼ぶにふさわしい雰囲気です。
次のモノクロ写真は、すべて”ライカⅢg + ズマロン35mm + PRESTO400”の組み合わせで撮影してみました。
この森が気に入っている猫も遊びにくるようです。
西の住宅地側にも小振りのエントランスがあります。
この時期は金糸梅の黄色と、山法師の白が美しいです。
巣箱を設置したり、バードウォッチングを楽しむ人たちもいるそうです。
巣箱を設置したり、バードウォッチングを楽しむ人たちもいるそうです。
そして何と言ってもユニークなのは、公園に巨大な「かき揚げ」がある事です。
カメラを変えて撮影してみました。
まずフィルムで。ライカⅢg + ズマロン35mm + PRESTO400
Minolta CLE + Rokkor40mm + Velvia100
そして、デジタルでも。Olympus E-P3 + M.Zuiko Digital ED 14-42mm
これは本当は楠のオブジェです。公園開設とほぼ同時期に、この森の近くで伐採された樹齢約250年の大樹を惜しむ地域の方々の働きかけで、その切株を利用して制作されたものだそうです。保存活動の経緯を記した新聞のコピーが、作品の裏側に張付けられていました。
何故かこの公園の周辺は、個人の邸宅も自然と共生している例が多いです。羨ましい限りですね。とても良い雰囲気の住宅地ですよ。
新緑の少女裸像 ― 2012年05月29日
■山吹の里に住む少女?
昔、学習院の南東、面影橋という橋が神田川にかかるあたりは、山吹の咲き乱れる野原だったそうです。その自然にちなんで、「山吹の里」と名付けられた特養ホームが高田三丁目にあります。先日その前を通りかかったら、あるブロンズ彫刻が眼に入りました。これまでも見かけた事はあるのですが、今回は緑豊かな季節に、特に感じるものがあったのかも知れません。美女というよりは寧ろ純朴な田舎娘の風情の裸婦が、目立ち過ぎず控えめに佇んでいる事に好感を持ちました。
昔、学習院の南東、面影橋という橋が神田川にかかるあたりは、山吹の咲き乱れる野原だったそうです。その自然にちなんで、「山吹の里」と名付けられた特養ホームが高田三丁目にあります。先日その前を通りかかったら、あるブロンズ彫刻が眼に入りました。これまでも見かけた事はあるのですが、今回は緑豊かな季節に、特に感じるものがあったのかも知れません。美女というよりは寧ろ純朴な田舎娘の風情の裸婦が、目立ち過ぎず控えめに佇んでいる事に好感を持ちました。
写真を撮ったあと、作者名などが記されてないかな、と脚もとの葉っぱをかき分けてみると「真珠 1967 渡辺弘行」とありました。知らない作家です。ネットにもほとんど情報がないのですが、新宿の中央公園に同じ作者の「髪」という裸婦像があるようです。今度、会いに行かなければなりません。
(2013.12.13追記)そして会って写真を撮ってきました。その後日談は次の記事でどうぞ。
『渡辺弘行さんの「忠犬ハチ公チョコレート」』
蛇足ながら、この写真は Minolta CLE という、ライカマウントとしてもちょっとレアもののカメラにロッコール40mmのレンズをつけて撮影したものです。こころ無しか最近のデジタルカメラのレンズより味があるような気がしてます。現像から上がって来たフィルムをスキャナで取込んで色味の調整とか光の加減の調整とかやってると楽しいです。
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