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DancePartyでスロー・フォックストロット2017年12月24日

師走から新春にかけて、何度かダンスパーティーに参加します。
それなりに踊れるようになってはきたものの、
相変わらずスロー・フォックストロットでは苦労します。
そこで自身の勉強の意味で、頭の中を整理してみることにしました。

かつて教科書代わりに読んでいたNHK趣味講座「新レッツダンス」には、
次のような図解ステップ(アマルガメーション)が載っていました。
スローアマルガ1
また、JDSFの教則本には次のような簡易版アマルガが載っています。
スローアマルガ2

この程度は、私でも何とか踊れるレベルなのですが、
実際にパーティーで踊るとなると、いろいろ困難が伴います。
それは次のような理由からです。
1.進みたい方向に別なカップルがいたりして進めない(良くある)
2.所定のステップを踏んでも、所定のコーナーまで到達しない

1はともかく、
2については進行方向(LOD)を変えずに踊りを継続させるよう、
自分が知っているステップ(フィガー)の中から、
適切なものを瞬時に選択し、実行する必要があります。
「ありゃー!」となって、
知っていることも実行できなかったりすることがないよう、
不完全ながらも、自身の知識の引き出しを整理してみることにしました。

⬛︎まず、コーナーまで到達した時に私が使えるフィガー
<スリーステップに引き続いて>
1.普通にナチュラルターン(初心者向け、後半の三歩は、SSSもしくはSQQ)
2.ナチュラル・インピタス・ターン
3.ナチュラル・ターンからのオープン・インピタス・ターン
しかし、上記フィガーはあまり好まれないような気がするので、最近は、
『カーブドフェザーからオープン・インピタス・ターン』
を多用しています。

<フェザーステップに引き続いて>
4.チェンジ・オブ・ダイレクション
03
これも、まだるっこしいSSSまたはSSSSのカウントでなく、
SQQで踊っても良いらしいです。
5.トップスピン
04

⬛︎上記のうち回転の角度を変えたりしてLOD継続に使えるものは
<壁斜めへのスリーステップに引き続いて>
2.ナチュラル・インピタス・ターン
01
これはこのままで室中央斜めに継続できる

3.オープン・インピタス・ターン
02
この図はナチュラルターンの前半部分は省略しているが、
この図の通りの角度で踊れば室中央斜めに継続できる

<壁斜めへのフェザーステップに引き続いて>
4.チェンジ・オブ・ダイレクション
03
この図のように180度回らずに、90度とすれば室中央斜めに継続できる

6.JDSFのNo.7〜9を用いて、
 ホバー・テレマーク→フェザー・ステップ→オープン・テレマーク
 と踊るのも良さそうです。
< Hover Telemark >
 Entry Figure: Feather Finish
 Exit Figure: Feather Step
< Hover Telemark to PP >
 Entry Figure: Feather Finish
 Exit Figure: Weave from PP

<室中央斜めへのフェザーステップに引き続いて>
7.オープン・テレマーク→パッシング・ナチュラル→アウトサイド・スウィブル
 と踊るのも美しいので、更に習熟したいステップです。
05

以上、この記事は私の不完全な知識をもとに、必要に迫られて書いています。
今後も見直し予定です。

ラストダンスは私に2015年02月26日

年末から年初めにかけては、ダンスパーティーの季節ですね。
「X'mas ダンスパーティー」とか、
「新春踊り初めパーティー」とか、私も数年ぶりに幾つか参加しました。

同じダンスパーティーと言ってもピンキリで、
パブリックな施設で行われる、参加費千円程度のものから、
ホテルで催される、ン万円もするものまであります。
十年も二十年も昔の事ですが、私も頑張って贅沢した事が、何回もありましたよ。
ダンスパーティー
一流ホテルのディナー付きのパーティー。
女性たちも、思いっきりお洒落をしてやってきます。
その着飾った姿を見るのも楽しみの一つですが、
ゲストとして招かれたプロ選手のデモンストレーションも見ものです。
これは大竹組のラテンデモ。
大竹組プロデモ
次の写真は田中組のモダン(スタンダード)。
田中組プロデモ

勿論、ディナータイムやプロデモの前後にはダンスタイムもあります。
粋な照明の下で、生バンドをバックに踊るのはムード満点。
ジルバのようだが
この写真の私、どうもジルバを踊っているようですが、右手の位置が随分アバウトです。
まあ、メダルテストじゃないから、こんなものかな。
それから、ミニコンペか何かがあって、商品を貰った事もありますね。
賞品を抱えて
これは上手下手よりも、楽しそうに踊れたかがポイントだと思います。
私の場合は、年上の女性を優しくエスコートしたからでしょうか。

さて、このようなパーティーも、皆さんが純真に楽しんでいるだけではありません。
それは、多くの参加者が「ラストダンスを誰と踊るか」を気にしているからです。
普通であれば、ダンスパーティーで最後に演奏される曲は「蛍の光」、
あのワルツ用に3拍子に編曲された「蛍の光」です。
だから、ラストダンスとかラストワルツとか言われます。
越路吹雪の有名な歌に、「ラストダンスは私に」がありますね。
「どなたと踊ってもいいわ。でも、ラストダンスだけは私に残しておいてね」

終わり良ければ全て良し、
できれば素敵なお相手と気持ち良く踊って、その日のパーティーを締めたいものです。
カップルで参加している男女であれば、そのパートナーと踊るのが当然ですが、
私のように一人で参加している場合、
誰に当たるかは偶然の成り行き、謂わば博打のようなものです。
ボールルームのこっちの隅にいながら、
その対角線のあっちの隅の女性に申し込みに行くわけにはいきません。
そんな悠長な事をしていては、同じように狙っている誰かに取られてしまいます。
そこで、素敵な相手に恵まれる確率を少しでも高めようと、
ラストワルツがかかりそうな時間が近づくと、
別な人と踊りながら、意中の人のそばにジワジワ近づいて行く男性とか、
女性陣も「あの方はどの辺にいらっしゃるのかしら?」と周辺をチラ見したり、
敢えて直前の曲はパスして、壁の花になりながらチャンスを伺うとか、
華やかなシャンデリアの下で、結構なバトルがありました。
って昔の事ともなれば、そのバトルも楽しみのうちだった様な気もしますが。

社交ダンス独習用DVD作成2014年08月14日

YouTubeに公開されている動画をBD/DVDレコーダーに録画し、
TVで快適に視聴するための手順を纏めてみました。勿論タダでです。

大昔に私が社交ダンスを習っていた頃は、独習用の教材などは少なく、
ひたすら時間とお金をかけてレッスン場に通ったものです。
それでも復習用にと「アマチュアメダルテスト用のルーテン集」を買いましたが、
その内容と言えば、下のような文章が連続しているだけです。
スローフォックストロットの初級部分を抜き出してみました。

■Natural Weave, Change of Direction.
1 右足 PPで LOD沿いに 前進 右へ回転し始める ヒール S
2 左足 殆ど中央斜めに背面しつつ 横へ(女子 右足 斜めに前進 回転なし)
 ここでスクェア トウズ Q
6〜10 ナチュラル・ウィーヴの3〜7を続ける QQQQQ
11〜13 左足 壁斜めに前進して チェンジ・オヴ・ディレクションを踏み
 新LOD中央斜めに面す SSS

これでは全然イメージが湧かないでしょう?
踊れるようになると、この文章の意味が理解できるようになります、って逆ですよね。

NHKの「Let's dance」のテキストでも、次のように足型と写真で説明しているだけでした。
社交ダンス足型

レッツダンスのテキスト

今は、市販のDVD教材で動画を見ながら独習できるようになりました。
でも市販品は高いです!!
私は幸運にも、欲しいDVDを親切な友人から借りることができましたが、
その他にも役に立ちそうな動画が YouTube に公開されています。
それで、此れ等をDVDとHDに落として、TVで見ようという訳です。

手順の第一は、まずブラウザを起ち上げて、ダウンロードしたい動画のページと、
Offliberty”という無料ウェッブサービスのページを開いておきます。
そして下のように動画ページのURLをコピーします。
JDSFハイグレード

次に”Offliberty”のページに移行し、
黒枠の中に先ほどのURLをペーストし、その下の「OFF」ボタンを押します。
OfflibertyのHP
次の状態になったら「I want video file」ボタンを押します。
黒ボタンを押す
暫くしてボタンの中が下図のように黄色になったら、
右クリックして適当な場所に動画ファイルを保存します。
ファイルを保存

こうしてダウンロードできた動画ファイル(*.mp4)は、
ネット接続していなくても、パソコン上でいつでも視聴可能です。
QuickTime
MacでもWindowsでもOS標準のソフト、
”QuickTime Player”や”WindowsMediaPlayer”が対応しています。

次の段階では、この動画を更にDVDに焼きます。
私が普段使用している新iMacにはDVDドライブがないので、古いiMacで作業しました。
古いiMacを捨てずにメンテした甲斐がありました。
しかも今年の二月には、ハードディスクも新品に換装したので作業は快適です。
DVDに焼くためのソフトは、古いiMacに付属していた”iDVD”を使いました。
他のフリーソフトを使っても作業手順は同様です。
(但し、Windows付属の”DVDメーカー”を使う場合は、”VLC media player”などにより、
 事前にmp4ファイルをwmvファイル等に変換しておく必要があります)

まず、動画ファイルを保存したフォルダから、
DVDに焼きたいファイルをiDVDの編集ウィンドウにドラッグ&ドロップします。
ドラッグ&ドロップ
そして青の情報ボタンを押して現れるメニューで、好みの設定に変更します。
設定変更
次に、ファイルメニューから「DVDを作成…」を選び、生のDVDを入れます。
DVDを作成する
後は進行状況を確認するだけです。
書込み中

完成したDVDをTVに繋がったレコーダーに入れてみました。
TV画面に次のようなメニューが現れました。OKですね。
TVに映った
こうなれば、コマ送りやスロー再生なども自由自在です。
ナチュラルウィーヴ

チェンジオブディレクション

更にDVD → HDへのダビングも勿論可能です。
HDへダビング
我ながら完璧!!
あとは、広くて踊れる部屋のあるマンションを買うだけです。

魅惑のキューバンルンバ2014年05月31日

前回)からの続きです。

社交ダンスを習い始めた頃にTVで見た番組に忘れられない踊りがありました。
元全日本チャンピオンの玉置トモヒロ&きよ子組が、
NHKの番組に出演して披露したキューバンルンバのデモです。

ベーシックステップによるデモンストレーションですが、
受ける印象は、素人の踊りとは完全に別物ですね。

ダンスの種目は、普通に習えば次の9種目です。
・ワルツ、タンゴ、スローフォクストロット、クイックステップ
・ルンバ、チャチャチャ、ジャイブ、サンバ、パソドブレ
私もこの9種目で認定試験を受けました。
前半4種目をモダン(今はスタンダード)と呼び、
後半5種目をラテンと分類します。

私は友人からは「モダン向きだね」となぜか言われていました。
多分、生真面目な性格からそう思われていたのでしょうか。
でも、本当に踊ってみたいのは、玉置組のようなルンバです。
それで、この動画も、
保存メディアを変えながら、ずーっと持ち続けています。

最初にこの番組を録画したのはSONYの8mmビデオでした。
その8mm規格が消滅しそうになったので、VHSビデオにダビングしました。
ビデオテープの未来も怪しくなったので、DVDにダビングしました。
そして最近、ブルーレイに移しました。
今回、ブルーレイからパソコンに取込んでYou_tubeにアップしました。

何回見ても素敵です。
画質は低くても、そんな事は忘れてしまいます。

社交ダンスは生真面目に2014年05月30日

私、今年から社交ダンスを再開しています。
まあ、仕事ではないのでマイペースで楽しみながら、
と考えてはいるものの、根が真面目な性分なので、
つい真剣になって悩んだりしてしまいます。

以前、取り組んでいたときは、なかなか思うように上達せず、
「昔から音楽も体育も通信簿では『3』しか貰えなかったしな」
と素質の無さを嘆いた記憶があります。
それでも、下手は下手なりに懐かしい思い出であります。

手元に当時の友人が撮影してくれた写真が数枚ありました。
私が、認定試験を受けている時のものです。
顔は全く余裕のない表情をしているので、それはボカして、
せめて姿勢だけでも上手っぽい写真を選んで載せてみる事にしました。

この写真は、種目はワルツかな?
01

次の二枚は深いホールドから判断して、タンゴですね。167番の私。
02

03

次は、明らか。ルンバのいわゆるファンポジションです。
04

いつもは写真を撮る側の私が、ここでは撮ってもらう側でした。
それはありがたい事なのですが、
残念ながら、撮影者を思い出せません。
きっと撮影をしながら「ひゃくろくじゅうなな(167)番!!」
とか声援も送ってくれたはずなのに、思い出せないのは恩知らずですね。

最近のデジカメはExif情報といって、
撮影時の情報(カメラ名、絞り値、シャッター速度など)を
画像データに埋込んでくれるのですが、
さすがに撮影者名までは記録できません。
昔も今も、貴重な写真をいただいたら、その方の名前をきちんと心に刻むか、
記憶力に自信が無いときは、どこかに名前を書いておくかすべきですね。

ところで「167番!!」の声援の仕方について、
個人名でなくて番号で呼ぶのは、他のスポーツではあまり聞きません。
私もダンスの認定会や競技会で始めて聞いて驚きました。
野球では「長嶋、打ってくれ!」はあっても「3番、打て!」は無かった。

しいて探せば競馬ですね。
競馬場のゴール板の前では、
例えば連勝複式で「3-6」の馬券を持ったオジさんが、
「さぶろく、そのまま!!」とか叫んでいます。
これは、競争馬は時速約60kmで目の前を駆け抜けるので、
「ヌーヴォレコルトとバウンスシャッセ、そのままゴールしてね!」
とか言っていると、
その間にレースが終わっちゃうからでもあります。

(ダンスの話、続く