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大塚駅南口のすし処:魚勘2021年01月17日

大塚駅って都電が通っているから好き。
大塚駅のすし処:魚勘
その南口すぐ近くの美味しいお寿司屋さん「魚勘」
大塚駅の魚勘
ランチメニューの中では「にぎり1.5人前」がおすすめです。
だいたい、お寿司屋さんの一人前は、普通の男性には足りないですよね。
次の写真の1.5人前で値段は1,000円、お得です。
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店内には、こんな遊び心満載の飾り物(ティッシュBOX)も。
1億円のティッシュ
何となく、おなかだけでなく、心も満たされますね。

とんかつフジからタイ料理2019年06月03日

目白駅北側の山手線は、切通し(掘割)の底を走っています。
その切通しの西側土手の上のちょっとさえない道路は、いつの頃からか、
「フランク・ロイド・ライトの小径」と呼ばれているらしいです。
これはもちろん、
近くの「自由学園明日館」の設計者にちなんで名付けられた訳ですが、
道の実情を知る人間にしてみると、少しばかり恥ずかしいです。
私にとっては、この道は今でも、
「とんかつフジの道」と呼んだ方がピッタリくるのです。
(このお店の記憶は「とんかつ消えて隣にフレンチ」に書きました)

そんな道に面して「タイのラーメン」という、
何とも工夫の無い名前のタイ料理店があります。
タイのラーメン
ここは、昔「とんかつフジ」があった場所ですね。
お昼時、色彩鮮やかなメニューに惹かれて入ってみると、
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これがバカにできない美味しさでした。
前回来た時は「タイスキヌードル」を食べたので、
今回は「ガパオ」にしてみました。
ガパオ
お値段もリーズナブルですよ。
ヌードルも好みの麺を選べるんですね。

ちなみに、私のお気に入りのタイ料理店というと、
大正村にあった「目白の伝説プリックタイ」、これはとっくに閉店となり、
これは健在です。

こんな風に、食べ物屋さんが開店したり消えたりするのは、
どうしてなのでしょうね?
もちろん、儲かるかどうかが第一の理由なのでしょうが、
では、繁盛するにはどうすれば良いのでしょうか?
(それが分かれば苦労はない!!)

もし、その場所に住みつく商売の神様のようなかたが居るとすれば、
何十年も営業していた「とんかつフジ」が消えた頃から、
ここの神様は遊びに行ってるようです。
なぜなら、2012〜3年に次の看板が出てから、
貸店舗看板
ここに入るテナントは、2年ごとに交代してるみたいなんです。

2013年〜 大正浪漫の鉄板焼き「目白大都会」
2015年〜 タイ料理屋「White JASMINE」
2017年〜 今回取り上げた「タイのラーメン」

そんな歴史を感じさせる場所にお店を構えた「タイのラーメン」、
今後も存続していけるように、神様が微笑んでくれるかな。

ところで、次の写真の店舗入口扉、
デザインがタイというよりも大正浪漫でしょう?
これは「目白大都会」時代のものなんです。
目白大都会時代の扉
だから、この扉には、鉄板焼きのお肉の香りが染み付いていますよ。
それどころか、お店の外に出て、遠くから、この建物の外壁を眺めると、
私には、まだとんかつのにおいが漂ってくるような気がします。

目白銀座の揚子江で千円ランチ2018年10月29日

半年ほど前に移転した「揚子江」の新店舗にお昼を食べに行きました。
旧店舗から少し西方、目白通りの北側へ移ったのですね。
駅から歩いて行くと、目白銀座のハロウィンのバナーがありました。
目白銀座のハロウィン
まだ「目白銀座」と名乗っているんだ、と不思議な感じ。
(今では、銀座より目白の方が格上ですよね)
そして、見慣れた目白聖公会
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を過ぎるとすぐです。
目白「揚子江」新店舗の外観
「ちょっと小ぶりの外観になったかな」

2年前の夏は、次のようでした。
目白揚子江旧店舗の入り口
(写真の男性は知らない方です)
この揚子江には、もう40年以上前から来ていました。
そして、夏には冷やし中華を食べたり、
揚子江の冷し中華
時には、ビッグな餃子を注文したりしていました。
揚子江の餃子

新店舗に入り、小ぶりな階段を登り二階へ上がると、
ちょっと小さくなった店内はオシャレな感じになりました。
揚子江新店舗の二階店内
テーブルも少し小さめになったかな?
でも、いつものランチは美味しかったですよ。
揚子江の千円ランチ
4種類のお料理の中から二つ選べるのです。
どれにしようか迷っている二人組には、
「二人で4種類頼めば、全部味わえますよ」とアドバイスしてくれます。
確かにナイスアイデアですよね。
そして、デザートも付いて、何と税込千円ポッキリ!
満腹。
この日は餃子を食べるには至りませんでしたが、
新店舗でも餃子は小ぶりにはならずに、やっぱり大きいと思いますよ。
今度、また確認しに行かなくちゃ。

木密地域の日出商店会で蕎麦あさひ2018年10月07日

ミノルタCLEからα7IIへ
この写真、左のSONYが孫なら、右のMINOLTAはお爺さんです。
ミノルタのカメラ部門はソニーに引き継がれていますからね。
その「MINOLTA CLE」に着けていた標準レンズ「M-ROKKOR 40mm」を、
「SONY α7II」に「LM-EA7」というアダプタ経由で装着してみました。

これを持って休日の昼、お蕎麦を食べに出かけました。
まず、学習院下で次の都電荒川線に乗りました。
ちょっとレトロスタイルな都電9000形。
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運転席は、こんな感じ。
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鬼子母神駅に着く手前で、千登世橋方面を見返したのが次の写真。ずっと工事中。
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そして、荒川線が「グリーン大通り〜日の出通り」と交わるところ、
東池袋四丁目駅で下車しました。
さっきの都電9000形がホーム脇で停車しているところが次の写真。
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脚元が雑草に包まれて、公園の草むらに打ち捨てられた電車のようです。

お目当の蕎麦屋さんは、
この駅から大塚方面&春日通り方面へ抜ける商店街にあります。
「日出優良商店会」って言います。
いわゆる木造密集地域に残る、はかなげな商店会です。
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次の写真のモジャ系の雑貨屋さんが、商店街の昔の姿を偲ばせてくれますね。
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そんな中で、モダンな黒い建物があります。
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この一階がお蕎麦やさんの「あさひ」。
店内の壁は打ち放しだし、明らかにデザイナー系の設計ですね。
東京建築賞「KURO building」のプレートがありました。
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店内に流れる音楽は「ビートルズ」のみ。
その多分ビートルズ世代のおじ様達が打ってくれるお蕎麦の美味しさは、
東池袋でも一番だと思います。天ぷらも絶品です。
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食後は池袋に買い物に行くことになりました。
お店を出ると、商店街の末端近くに高層マンションが建設中でした。
「プラウドタワー東池袋」20階建てだそうです。
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また、お店のすぐ北側には、都電の踏切があります。
11b
この付近は街区整備がなされていないため、
細街路と都電の線路があちこちで交差しており、
こんな踏切が無数にあります。
ともかく、そのうちの一つの踏切を渡り、
池袋方面を目指すと、崖にぶち当たります。
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5年前この崖を逆に見下ろしたのが次の写真
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都電沿線の補助81号線整備工事が少しずつ進んでいることが分かります。
次の写真は、崖上の旧造幣局敷地内を通る仮設道路。
この造幣局跡地も現在、整地中です。
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奥に写っているマンションが、先ほどのプラウドタワー東池袋です。
豊島区HPの「造幣局地区街づくり」に、
当該地域の高低差がわかる資料がありました。
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都電とか木密商店会とかは、まるで、崖下の生活エリアみたいですね。

この図のとおり、造幣局跡地前の道路(補助176号線)から西側を見ると、
サンシャイン60が見えます。
右手前が造幣局跡地の工事用の仮囲い。
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造幣局があった5年前はこんな景色でしたよ。
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補助81号線のもじゃハウス2」参照

造幣局跡地って、とても広く、3.2haもあるそうです。
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先ほどの豊島区HPの資料によると、次の図のように、
防災公園や文化交流施設が整備されるそうです。
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木造住宅密集地域は、全部まとめて青色で塗られちゃってますね。

ということで、本日のお散歩ルートは次のとおり。
iPhoneのGPSロガーで記録してみました。
お散歩ルート

あさひ位置図

幽霊ホテルにお久しぶり2018年06月30日

私がどこかへ旅行しようと計画すると、その予定がテレビ局に伝わるらしく、
「空から日本を見てみよう+」か「ブラタモリ」が特集してくれます。
今回の伊豆旅行もそうでした。
旅行直前にブラタモリで「伊豆・下田」特集。
下田なまこ壁の家
これは、下田で有名な「なまこ壁の家」。
築200年の廻船問屋、ということは、
ペリー来航時には既に存在していた建物ですね。
そんなことを、タモリと女子アナが学んでいく番組です。
ちなみに、この後ろ姿の女子アナは、
4代目ブラタモガールのリンダちゃんこと「林田理沙(はやしだ りさ)」さん。
久保田祐佳 → 桑子真帆 → 近江友里恵さん、に続いての登場です。

でも、この家などは私自身も何度も見ています。
(下田には何回か遊びに行っているので)
次の写真、左が3年前、右が今年です。
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もう少しディープなところを紹介すると、
次の「平井製菓店」などはどうでしょう?
同じく、左が3年前、右が今年です。
牛乳あんぱん
いつも「牛乳あんぱん」を買います。

また、これは「山田鰹節店」
山田鰹節店
3年前と今年と、店の前のスーパーカブの姿が一緒なのが何か可笑しい。
ここで、今年も昆布を買いました。
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昆布
これは、高級料亭に供される昆布の端材、とってもお得です。

さて、今回の宿泊先は、いつもと同じ「下田東急ホテル」ですが、
丁度一年前にリニューアルオープンしたそうです。
もともと立地条件は抜群だし、サービスも一流なので、
また、魅力的になりましたね。
次は、番組の中にちらっと登場した下田東急ホテル。
高台にホテル
海岸線から見上げた高台に、凛々しく聳えているでしょう?

ところで、このホテルには、高台から海岸に降りる途中にプールがあります。
そのシチュエーションは、まさにコートダジュールの別荘地の雰囲気ですよ。
ガーデンプール
3年前の冬場は左のようだった水の色が、今回は右の水色。
丁度6/16にプール開きをしたばかりでした。
今年の梅雨明けは早いので、これからガーデンプールは大にぎわいですね。

さて、市内からホテルへの道すがら、私が気になったのは「幽霊ホテル」のこと。
全国の観光地に存在し、当然下田にもありますよ。
そんな下田の幽霊ホテル、この3年間の変化を対比させてみました。
まず、次の写真は「城山ホテル」
城山ホテル
こちらは解体されて、地盤の山肌が露出していました。今後どうなるのかな?
次は「グランドホテル」
グランドホテル
変わらずです。朽ち果てるまでこの姿でい続けるのかな。
そして、何と言っても興味深いのは、道の駅の近くの「下田温泉」。
下田温泉
裏山の樹木と一体化しつつあります。
こうなると、いっその事、完全に樹木に覆われた姿を見たくなります。

お話変わって、ブラタモリの中で「了仙寺」が取り上げられていました。
了仙寺
ペリー艦隊の乗員たちが2ヶ月間逗留し、
ここを拠点として外交活動を行った場所として有名なお寺です。
実は、このお寺の裏手に、本物の幽霊?の住まいがあるのですね。
了仙寺横穴遺跡
これは、約1400年ほど前の古墳時代の洞窟で、
ここから人骨とともに、勾玉や耳飾りなどの装飾品も出土したそうです。
こちらの幽霊は、3年程度の月日はいまさら何?という感じですね。

最後に下田市街地の建物をもう一つ。
安直楼
これは「安直楼」です。
米国総領事のハリスの愛人とされた「唐人お吉」が、ハリスから解雇され、
また、よりを戻した元婚約者の鶴松とも再度別れた後に営んだ小料理屋です。
でも経営に行き詰まり、自らも酒に溺れ、ついには、
稲生沢川(いのうざわがわ)に身を投げるエピソードは、悲しすぎます。
そんなお吉の愛用した遺品も展示してあるという、この建物、
「当時の雰囲気に浸るのも一興、どうぞお気軽にお入りください」
と案内板に書かれているものの、今回の下田滞在中に二度ほど訪れてみましたが、
なぜか入り口の扉は固く閉ざされたままでした。
正面の格子窓から中を窺うと、型ガラスの奥にかすかな明かりが見えて、
誰かがひっそりと暮らしているような気配はするのです。
ひょっとして、ここも幽霊ホテル?

ちなみに「下田宝福寺」にあるお吉のお墓を写した昔の写真は
21年ぶりに「唐人お吉」に再会
に載せました。