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二眼レフでパパラッチ2015年01月27日

映画「甘い生活」(1960年、監督フェデリコ・フェリーニ)
に出演したアニタ・エクバーグが今年の始めに亡くなりました。
私はフェリーニ監督のファンなので、
彼の映画は名画座で見たり、ビデオに録画したりしています。
確か「甘い生活」も録画してあったはず、と探し出して、久しぶりに見てみました。

アニタの演ずるのは、アメリカ女優のシルビアというセクシーで大柄な女性。
いかにもフェリーニ好みの女です。
彼女が1950年代のローマにやって来て、高級ホテルや街中で奔放に振る舞います。
彼女の相方は、マルチェロ・マストロヤンニ扮するローマの新聞記者マルチェロ。
作家志望ながら、心ならずもゴシップ記者としての生活を送っている、という設定です。
(そして、心ならずも沢山の女にもててしまう役回りです)
この映画を見ると、いくら女にもてて享楽的な生活がおくれても、
そこに心の充足を見出すことはできないのだ、と分かったような気?になります。

シルビアの奔放な振る舞いの中で、
最も有名なのがマルチェロとトレヴィの泉で戯れるシーンです。
トレビの泉のアニタ・エクバーグ1

トレビの泉のアニタ・エクバーグ2
こんなシチュエーションでは、どんな男も彼女の虜になってしまいますね。

そのシルビアのスキャンダラスな写真を撮ろうと、
多くのカメラマンが彼女を付け回します。
今で言うパパラッチです。
マルチェロの仲間のカメラマンの名前は、「パパラッツォ」で、
実は「パパラッチ」なる言葉は、この映画から生まれたそうです。

映画の始めの方に、シルビアを乗せた飛行機がローマの空港に到着する場面があります。
彼女が飛行機のタラップに降り立つと、大勢のカメラマンが殺到します。
アニタを狙う二眼レフ

ここからが本題。カメラマン達の手にする二眼レフに注目です。
パパラッチのカメラと言ったら「機動力」が勝負なのに、
50年前は、何と二眼レフが主力機種だったんですね。
TVの料理番組で、お魚を焼くのに七輪を使っているような驚きです。

あまりに可笑しかったので、私も真似してみました。
二眼レフと私
37年前に購入した二眼レフの”Mamiya C220 Professional”です。
こんな嵩張るカメラでパパラッチなんてできるんでしょうか?

実は私、4年ほど前に、この二眼レフでスナップ写真にトライしたことがあります。
以前、ブログにも掲載した次の写真です。
薬王院にて
なかなかのシャッターチャンスでしょう?
その気になれば、大きく重いカメラでも機動的に使いこなせるかもしれません。
問題は、私が撮ると上品すぎる写真になってしまうことかな。