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Z21無しでZ21を使う2026年05月25日

前回)からの続きです。

前回の「超シンプルDCC運転」で使用したスマホのアプリ(ThrottleCard)は、
車両の速度・方向・ファンクションを調整する部分と
分岐ポイントの進行(開通)方向を制御する部分が
左右に分かれて同時に表示されているので使いやすかったです。
右半分の車両についてはタイル表示
ThrottleCard
あるいはリスト表示も可能でした。
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また、左半分の分岐器のリストも開通方向によって、
直進(緑)と分岐(赤)が点灯し状態が認識しやすくなっていました。
さすが有料アプリ(150円/月のサブスク)だけのことはあります。

しかし、原点に戻って考えてみると、
次の「Z21 mobile」の画面
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あるいは「Z21」の画面
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の明快さにはかないませんね。
特に分岐器(ターンアウト)の場所とその開通方向がそのまま表示されており、
その方向を変えるにはスマホ上でその場所をタッチすれば変えられる、という分かりやすさは捨て難いものがあります。
今回作った「超シンプルDCCシステム」をこの「Z21 mobile」で操作できれば一番良いのだが、と思いましたが何でもプロトコルとかいう通信規格?の関係で不可能らしいです。

ところが、いろいろ調べたり遊んだりしているうちに何とか「道が開ける」から人生はおもしろいですね。
Macに「iTrain」というDCC運転ソフトを走らせるとそれが可能になったのです。
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(MacだけでなくWindowsでもRaspberryPiでもOKです)
以下に導入手順の概略を記します。

まず前回どおり「超シンプルDCC運転」をセットします。
そして、iTrainを立ち上げ、Editメニューから「Interfaces」を編集します。
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この図の通り「Type」を指示し「Find」ボタンでコマンドステーションRM-CS03のIPアドレスを自動で認識させます。
それから「接続・切断」ボタンでRM-CS03との接続を確立します。
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また、別途、この図のようにEditメニューから「Locomotives」で車両を登録しておきます。
これはaddressさえ記入すれば、その他は常識的に入力すれば良いみたいです。
車両速度が遅い時は別なTypeを選んで(今回はDCC126とした)速度UPのステップ数を変えると良いみたいです。

そして、次が肝ですがPreferencesの「Remote Control」タブで、
『Roco WLAN-Maus』にチェックを入れます。
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これでiTrainを走らせているMacやPCがZ21のサーバーとして機能します。
その原理はiTrainのマニュアルページ(次の図)に詳しいです。
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ここで" without needing a Z21 "と書かれていますね。

最後にZ21サーバーとなったこのMacのIPアドレスを
「Z21 mobile」の設定メニューの該当欄に入力します。
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ここでは例として「192.168.11.9」であった場合を示しています。

こうして「格安シンプルのDCCシステム」を
使いやすい「Z21 mobile」で操作できるようになりました。
しかも複数のスマホで同時に使えます。
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ここで最も重要なのは「ITrain」の存在ですね。
この意義深いソフトはもちろん有料です。
その価格は機能別に4段階に分かれています。
次にその内訳をマニュアルから要約してみました。
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まあ、私の場合「Lite edition」で十分な「user」かな。
それでも約26,000円もしますからね。

さて、今回いろいろ調査してみたのは、
いま使っているZ21が故障したらどうしようか?という不安からでした。
私が以前購入した時はバルク品をお得に手に入れた記憶があります。
それが最近は円安のせいもあって手が届かなくなっているのでは、
と思い代替案を検討してみたというのが理由の一つです。

私が使っているのと同じZ21廉価版(z21 Start)のebayでの現在の価格は次のようになっています。
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以前購入した時の価格と比較してみたいと思います。
2018年:本体109.99+送料15.00=124.99EUR(17,192円)
2026年:本体259.00+送料56.00=315.00EUR(58,179円)

本体価格が上がり、送料も高騰し、円安のせいで為替レートも8年前に1ユーロ137円だったのが今は185円となったこともあり、
総合すると、再調達価格は何と3.4倍になっていました。
やっぱり今使っているのをこれからも大事に使うのが一番良さそうです。

(終り)

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