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フジカGS645の蛇腹交換 ― 2015年12月11日
クリスマスには未だ少し早いけど、サンタさんが私の枕元にカメラを届けてくれました。
下の写真の右側のカメラです。
サンタクロースさんありがとう!!
下の写真の右側のカメラです。
サンタクロースさんありがとう!!
これで、"フジカ GS645 Professional"が二台になりました。
左側は、先日「蛇腹の穴の簡易修理」をしたGS645です。
外装は、まだマットな感じが残っていて奇麗です。
それに比べると今回届いた右側は、テカっていて、かなり使い込まれた印象です。
実際、見かけ通り、シャッターは既に壊れていました。
ところが!、不思議な事に、このテカリGS645、蛇腹だけは新品同様の奇麗さでした。
左側は、先日「蛇腹の穴の簡易修理」をしたGS645です。
外装は、まだマットな感じが残っていて奇麗です。
それに比べると今回届いた右側は、テカっていて、かなり使い込まれた印象です。
実際、見かけ通り、シャッターは既に壊れていました。
ところが!、不思議な事に、このテカリGS645、蛇腹だけは新品同様の奇麗さでした。
どうしてこうなったのか、前オーナーの状況を推測してみました。
多分、前オーナーがこのカメラを何年も使ってる内に、蛇腹の劣化が進み穴があき、
蛇腹のみを新品と交換する修理を富士フィルムに依頼したのでしょう。
そして修理済みのカメラを手にして、
「またガンガン使うぞ!」と思ったとたんに今度はシャッターが壊れてしまい、
既に時代はデジカメへ移行しつつあったので遂にカメラを手放した、という所でしょう。
・左のマットGS645:メカは完動だが蛇腹に穴が空いていて、テープで塞いだ
・右のテカリGS645:メカは壊れているが蛇腹は新品同様で穴無し
この二つが揃えば、やる事は決まっていますね。
この二つのカメラから完璧な一個のカメラを造り出す、いわゆる「ニコイチ」です。
早速、テカリGS645から蛇腹だけを取出す作業を開始しました。
まず、フィルム室側から撮った次の写真に写っている白矢印のビス4本を外します。
多分、前オーナーがこのカメラを何年も使ってる内に、蛇腹の劣化が進み穴があき、
蛇腹のみを新品と交換する修理を富士フィルムに依頼したのでしょう。
そして修理済みのカメラを手にして、
「またガンガン使うぞ!」と思ったとたんに今度はシャッターが壊れてしまい、
既に時代はデジカメへ移行しつつあったので遂にカメラを手放した、という所でしょう。
・左のマットGS645:メカは完動だが蛇腹に穴が空いていて、テープで塞いだ
・右のテカリGS645:メカは壊れているが蛇腹は新品同様で穴無し
この二つが揃えば、やる事は決まっていますね。
この二つのカメラから完璧な一個のカメラを造り出す、いわゆる「ニコイチ」です。
早速、テカリGS645から蛇腹だけを取出す作業を開始しました。
まず、フィルム室側から撮った次の写真に写っている白矢印のビス4本を外します。
すると、レンズ鏡胴から蛇腹の前枠を分離する事ができます。
この分離作業では、蛇腹を傷つけないよう、竹ベラ等で剝がしていきます。
次に、蛇腹の後枠を剝がすために、
前の写真の黒矢印のビス4本を外すのですが、ここが最大の難関です。
写真に写っているのはビスの先端ですので、ということは、
このビスを外す作業はカメラ前面から行なわなければならない訳です。
しかもビスは蛇腹の内側にありますから、このままでは、
ドライバーを垂直にビスの頭に押し当てる事は絶対に不可能です。
無理に外そうとすれば、ビス頭をナメて潰してしまうのは必至です。
急がば回れです。
ここは、取り敢えず、レンズ鏡胴をフリーにして作業性を高めるのが賢明でしょう。
それには、レンズ鏡胴を本体に固定しているビスを外す必要があります。
次の写真の黒矢印、カニ目ビスとマイナスビスがそれです。
次に、蛇腹の後枠を剝がすために、
前の写真の黒矢印のビス4本を外すのですが、ここが最大の難関です。
写真に写っているのはビスの先端ですので、ということは、
このビスを外す作業はカメラ前面から行なわなければならない訳です。
しかもビスは蛇腹の内側にありますから、このままでは、
ドライバーを垂直にビスの頭に押し当てる事は絶対に不可能です。
無理に外そうとすれば、ビス頭をナメて潰してしまうのは必至です。
急がば回れです。
ここは、取り敢えず、レンズ鏡胴をフリーにして作業性を高めるのが賢明でしょう。
それには、レンズ鏡胴を本体に固定しているビスを外す必要があります。
次の写真の黒矢印、カニ目ビスとマイナスビスがそれです。
外した状態はこうです。
同様に、レンズ下側にあるカニ目とマイナスビスも外します。次の写真です。
すると、レンズ鏡胴がフリーになり、蛇腹の前枠が完全に露出します。
この状態で、前枠の丸穴から中を覗くと、これから外すべきビスの頭が見えます。
それでも、このビスを4本とも外す作業は結構しんどいですよ。
しかし、これが無事に済めば、今度は蛇腹の後枠をカメラ本体から剝がせます。
この後枠を剝がす作業も、竹ベラで慎重に行ないます。
しかし、これが無事に済めば、今度は蛇腹の後枠をカメラ本体から剝がせます。
この後枠を剝がす作業も、竹ベラで慎重に行ないます。
そして完了!
ジャンクのカメラ本体から、新品同様の蛇腹のみを無事に救出したところです。
ここで、蛇腹の前後の金属枠に付着したモルト等をアルコールで取り除き、
その代わりに、1mm厚の新しいモルトを枠に事前に付けておきましょう。
蛇腹取付け部の遮光はモルトが頼りなので、この作業は必須です。
ここまで来ても、実は未だ作業の半ばなんですよ。
だから、ここで再度、気を引き締めて、後半戦に突入!
マットGS645の「継ぎはぎ蛇腹」を、前半戦と同様に取り除き、
替わりに、先ほど救出した無穴の蛇腹をセットしたところが次の写真です。
ここで、蛇腹の前後の金属枠に付着したモルト等をアルコールで取り除き、
その代わりに、1mm厚の新しいモルトを枠に事前に付けておきましょう。
蛇腹取付け部の遮光はモルトが頼りなので、この作業は必須です。
ここまで来ても、実は未だ作業の半ばなんですよ。
だから、ここで再度、気を引き締めて、後半戦に突入!
マットGS645の「継ぎはぎ蛇腹」を、前半戦と同様に取り除き、
替わりに、先ほど救出した無穴の蛇腹をセットしたところが次の写真です。
伸縮もスムースで良さげな感じです。
この後は、外した時と逆順で作業をすれば、きちんと取り付くはずです。
途中、次のようにレンズ鏡胴を本体に取付ける時は、特に慎重に行ないます。
この後は、外した時と逆順で作業をすれば、きちんと取り付くはずです。
途中、次のようにレンズ鏡胴を本体に取付ける時は、特に慎重に行ないます。
このレンズ鏡胴を、外す作業と取付ける作業は、
いずれも、シャッターをチャージした状態で行なう方が良いようです。
そして、最後にレンズ鏡胴と蛇腹の前枠を次のようにビス止めすれば、
いずれも、シャッターをチャージした状態で行なう方が良いようです。
そして、最後にレンズ鏡胴と蛇腹の前枠を次のようにビス止めすれば、
完成!!
全ての機能が完璧な個体となって甦りました。
メデタシ、メデタシ....
再度、サンタクロースさんに感謝!です。
ところで最近のサンタさんは、トナカイの橇ではなく、クロネコに乗ってくるんですね。
メデタシ、メデタシ....
再度、サンタクロースさんに感謝!です。
ところで最近のサンタさんは、トナカイの橇ではなく、クロネコに乗ってくるんですね。
コメント
_ カリーノパパ ― 2015年12月22日 14:02
_ タフちゃん ― 2015年12月22日 15:25
カリーノパパさん、今日は
このカメラ、分解するのも使うのも楽しいです。
そして今、蛇腹の新規作成にも取り組んでいます。
まあ、暇がなければこんな事できないですね。
このカメラ、分解するのも使うのも楽しいです。
そして今、蛇腹の新規作成にも取り組んでいます。
まあ、暇がなければこんな事できないですね。
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古いカメラの構造と仕組みを知っているだけでも凄いですが、それを分解して、また組み立て直すなんて本当に凄いです。
それにしても、実際の作業は大変そうですね。
プロも顔負けの職人技に感服しました。