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50年前の物欲が目覚める2017年02月18日

前回ちょっと触れた鉄道模型について、
過去の記憶を手繰り寄せてみました。

1.小学校低学年の頃、おぼっちゃまくんの家で
 Oゲージのおもちゃ列車が走るのを見た。
2.小学校高学年の頃、
 HOゲージの電車と線路を買ってもらった。
 (多分、クリスマス・お年玉・誕生日・全部まとめて)
 電車は真鍮無塗装の組み立て式だったので、
 ハンダごての扱いに慣れぬ小学生には難儀だった。
 それでも動力部分は一応組み上げて、
 単純な長円型の線路上を走らせて、十分楽しかった。
3.その後は、スペース不足と予算不足で、買い増し不可、
 科学工作雑誌の鉄道模型記事をいたずらに眺めるばかり。
4.中学・高校と進むにつれ、受験勉強その他で、
 いつしか鉄道模型への興味も希薄になった。

ところが先月、忘却の彼方に沈んでいた物欲が急に目覚めてしまい、
買いました、線路のセットと都電の8800型。
そして、50年前と同じように、円形軌道上を走らせてみました。

(続く)

斜めってる?風景2017年02月11日

今年に入ってから、唐突にNゲージ鉄道模型にはまってしまって、
フィルムカメラと写真がおろそかになっていました。
それではいかんと、久しぶりに取り出した「ローライ35」をぶら下げて、
西早稲田・目白・池袋などを散策。
その後も暫くこの撮影済みのフィルムを放っておいたのち、
やっと昨日、現像・スキャニング終了し眺めてみたところ、
大量の傾き写真が発生していました。
ローライ35
確かに、この " Rollei 35 " は愛らしい小ささゆえ、
ややホールドしにくいカメラではありますが、
傾斜写真の全てが同じ方向に傾いていました。
ということは、撮影時に手の中のカメラをちょっと感じれば、
これを水平に構える感覚は普通に出てきたはずです。
(昔は自然にそれができていたような気がする)
やはり、普段から使い慣れることが必要ですね。
そんな反省に至らしめた写真を数枚。

目白通りの交差点
02

学習院下の踏切
03

明治通の歩道橋
04

昼下がりの戸山公園
05

目白駅前
06

傾いているのは風景ではなくて私自身。
その原因となった鉄道模型については、近々詳述予定です。
城を傾ける美女を「傾城」と呼ぶならば、鉄道模型も人を傾けるのかも。

コンデジで今井浜の星空撮影2017年02月03日

伊豆今井浜海岸風景
年末の伊豆・今井浜海岸の風景。
右手遠くに伊豆七島が見えました。
眺めが良いのは、宿泊したホテルが海沿いのオーシャンビューだったから。
今井浜温泉の東急ホテル
バカの一つ覚えのように、パノラマにしてしまいます。
オーシャンビュー
朝の光も、ちょいドラマチック。
04
そして日が沈んでも、またまたパノラマ。
05日が沈んで
使ったカメラは昨年買ったオリンパスの"STYLUS TG-4 Tough"
普通のコンデジです。

夜になりました。
ライトの当たった椰子くらいしか写らないだろう、
と思いながらも、
露出自動のシーン撮影(夜景モード)を試してみたら、
06
「あれ!星が写っているのかな?」
これまで、星空撮影は、
高感度センサーを積んだ一眼レフでしかできないものと思っていました。
ちなみに、この写真の撮影データを確認すると、次のようでした。
・レンズ開放(f:2.0)
・ISO:1600
・シャッタースピード:1/8秒
・露出補正:0

更に、もう少し何とかなるかも知れない、と思って、
マニュアル撮影にトライしてみました。
さっきの設定をベースに、
・レンズ開放(f:2.0)は同じ
・ISOを 1600 → 6400に
・シャッタースピードを 1/8 → 1/2秒に  
・露出補正を 0 → +2
にして撮影したところ、こうなりました。
夜の今井浜と星空
またまたパノラマ。
手持ち撮影でブレる可能性が高いので、
手ぶれ防止のためにベランダの手すりに肘を乗せました。
夜の七時頃でした。中央に、
オリオン座のベテルギウスを一つの頂点とした大きな正三角形が見えます。
ちょっと焦点距離を変えて、その部分を撮影するとこうです。
伊豆で冬の大三角形
オリオン座と冬の大三角形が写っているでしょう?

さて、伊豆にはもう一つ、素敵な星空を楽しめる場所がありましたよ。
ここです。
リゾート21黒船電車ロイヤルボックス
知る人ぞ知る「伊豆急 Resort21 黒船電車」ですね。
これの"五号車 ロイヤルボックス Royal BOX"はトンネルを通過するとき、
次のような照明になります。
黒船電車ロイヤルボックスの星空
そして面白いことに、流れ星も時々出現します。
黒船電車で流れ星

この「リゾートResort21黒船号」は、
普通列車として、JR熱海駅~伊豆急下田駅間を運行しています。
普通運賃だけで、予約も指定席券も無しで乗れるところがミソですね。
リゾート21
このRoyal BOXは人気があるので、
そのつもりでホームに並ばないと座れません。
今月(2月)も、引き続き運行しているそうです。

秘境駅「稲梓」に無人の名刹(2)2017年01月28日

前回)からの続きです。

地元の女性の言った通り、
約10分ほど歩くと「米山薬師」の案内板が出てきました。
米山薬師の登り口
入り口近くの縁起書によれば、この伊豆・稲梓の薬師は、
日本三薬師の一つに挙げられる名刹とのことです。
ともかく、国道から細い階段を登りました。
伊豆稲梓の米山薬師の階段
20段ほど登ったところに、次の写真の雨戸の閉まった家屋がありました。
住職さんの住まう「庫裏」というにはちょっとみすぼらしい感じ。
物置小屋かな、と思いました。
米山薬師の奥の院への階段
その小屋の奥に、また階段がありました。
階段があれば、とりあえず登らざるをえないですね。
それに、一体どこにお堂があるのか、分かりませんでしたから。
「この山の頂上にあるのかな?」

すると、目の前に案内標識が立てられていました。
米山薬師の案内標識
山頂まで、378mだそうです。そこにお堂があるのでしょう。
結構、というよりもかなり険しい山道に見えますが、
距離的には、ゴルフのミドルホール一つ分くらいですね。
ここまで来て、今更引き返すわけにはいかないので、
渋る女房を追い立てるようにして登り始めました。
米山薬師の山道

しばらくの間、女房を励ましながら登って行くと、また標識があり、
米山薬師の案内標識2
何と「山頂はまだ250mも先」なのだと。
「ええ〜!、まだ半分も来てないじゃない。もうイヤ!」と、
私の判断の理不尽さに女房は眼を三角にしました。
その女房をなだめすかし、再度、山頂を目指すことに。
途中では誰ともすれ違いませんでした。
何しろ「秘境駅稲梓」の名所だから。
そして約30分ほどかけて、何とか登り切りました。
次の写真が登山道の最後の部分の見返しです。
米山薬師の山頂
丁度、雲の切れ目から陽が差してきました。
米山薬師の山頂で眺める空
山頂に建てられていたのは、小ぶりで質素だけれども上品なお堂。
米山薬師の奥院
翌年の無病息災をお祈りしてきましたよ。
それにしても、稲梓の駅下から米山薬師まで10分、という
地元の女性の案内は何だったのでしょうね。
「きっと登り口までの時間を言ってたんじゃないか?」
と結論づけました。

その後、路線バスで伊豆下田まで行き昼食。
夕方にホテルへ戻り、ネットで米山薬師について調べました。
すると、こんな真実が明らかになりました。
私たちが本堂と思ってお参りしたのは、そうではありませんでした。
確かに、先ほどの距離標識をよく見ると、
「奥の院まで」と書いてあったのですね。
10
そして、私がみすぼらしい物置小屋と思った建物が本堂だったのです。
これですね。
これが米山薬師の本堂?
そんなこととは知らず、写真でも本堂右半分をかろうじて捉えているだけです。

いくら観光客の来訪を期待しない「名刹」でも、
もうちょっと説明書きが欲しかったかな。
或いは、地元女性の「歩いて10分」なる説明を、
私が勝手に解釈せず、きちんと信用すべきだったのかな?

とにかく、整備された順路に従い、立て札に書かれた説明文を読む、
という一般のお寺巡りに比べると、相当印象に残る観光ではありました。
そして、旅の二日後にやってきた膝の筋肉痛も相当なものでした。

(米山薬師の項、終り)

秘境駅「稲梓」に無人の名刹(1)2017年01月21日

昨年末に、伊豆の今井浜温泉の周辺を遊んできました。
河津桜が有名なエリアですね。
年の暮れにゆっくり温泉につかるのは悪くないですが、
それは夜のこと、日中はどこか近くに出かけることにしました。

ガイドブックの地図を眺めると、
今井浜温泉駅と下田駅の間に「稲梓」なる駅がありました。
ガイドブックの稲梓駅
伊豆には何度も来ているし、だから伊豆急にも乗っているのに、
恥ずかしながらこの駅名は正確には読めませんでした。
「イナズサ」なんですね。
調べてみると、日本の「三大秘境駅」の一つらしいです。
近くに「米山薬師」というお寺もあるようです。
全く知らない土地の知らないお寺を訪ねてみるのも良いかなと思いました。

稲梓駅には、各停でもすぐに到着しちゃいます。
稲梓駅
地味な無人駅でした。これはこれで私好みです。
この日、この駅で降りた客は私たち以外には若い女性一人でした。
洒落たコートを羽織り、大きなスーツケースを引いていました。
改札を出たところに母親らしき女性が出迎えに来ていました。
あきらかに都会で働く娘さんが年末年始に里帰りした様子です。
そして親子で駅前の坂を下って行きました。
03
里帰りした人々のために「おかえりなさい」の杭標識が。
私たちが訪れる観光地などでは、
普通、駅前のこういうところで見慣れているのは、
「ようこそ!」とか「歓迎 Welcome!」ですよね。
この街では、観光客の来訪を全く期待していないことがわかります。
私にとっては、この「異邦人」感覚がちょっと新鮮で楽しい。
駅前の様子は次の通り、商店の一軒もありません。
04
何しろ、お客さんがいないのだから商店がないのは当然ですね。

とりあえず目的地に向かって歩き出すと、
目の前の小山の中腹が大きく切り開かれていました。
05
氏神様を祭っているのでしょうか。
手前の鳥居と拝殿に比べると、かなり新しい感じの本殿が奥に見えます。
再建されたばかりなのでしょう、白木の簡素な佇まいが好ましいです。
後日調べた所、「龍学 DRAGONOLOGY」という面白いサイトに、
高根神社」として紹介されていました。
その記事には、建替え前の本殿が次のように紹介されていました。
05あ
      (撮影者により無償で提供されているフリー画像)

駅前からしばらく歩いても、ひと気は全くなく、
案内板も地図も何もありません。
かろうじて幼児を遊ばせている女性を見つけたので、
「米山薬師」への道順を尋ねると、
「国道に出て右手に歩いて10分」と教えてくれましたが、
自分の街の名刹?をPRしようという雰囲気は全くなし。
多分、道案内をすることは、ありえないことなのでしょう。
この「おもてなし感」ゼロが、またまた新鮮で楽しい。

途中、伊豆急の鉄橋をくぐりました。
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正直、橋脚が細い!
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下田へ行く時などは、ここを次の写真のように通っていたのか、
と思うと、これまでの無事を感謝する気持ちになりますね。
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この日の帰りは、下田から伊東方面への電車に乗り、
まさにこの鉄橋の上から写真を撮りました。次です。
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そしてプラットホーム越しに、稲梓の風景を眺めました。
10
狭い日本も、知らない所ばっかりですね。

話を戻します。
さっきの鉄橋をくぐり、国道で右折して稲梓川沿いを歩き、
米山薬師をめざしました。
途中、時おり車が通る以外は無人。
目ぼしい建物は唯一クロネコヤマトの配送所でした。
稲梓のクロネコヤマト

続く