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300円で作れる三線式ポイントスイッチ2026年08月24日

鉄道模型遊びでは、DCCだけではなく時々アナログ運転もします。
その時にはポイントマシンもアナログ制御が馴染みが良いです。

問題はフライシュマンの線路を使い、ポイントが3ヶ所ある時です。
国産KATOのポイントスイッチとフライシュマンのそれを比較すると次のようになります。
01
左のKATOは1個ずつ増やせるので3個繋げばOKです。
右のフライシュマンのスイッチは1個で2ヶ所、だから3ヶ所のポイントに対しては、2個必要なのですが私は現在1個しか持っていません。
この写真では追加の1個分の画像をコピーして貼り付けて完成形をイメージしてみましたが、
実はとても高価で買えませんでした。

そこで、いろいろ調べて結局自作しました。
02
いわゆるタクトスイッチを2x3セット並べたものです。
ボタンの色は本家フライシュマンのボタンに合わせました。
黒(青)を押すと分岐方向に開き、
赤を押すと直進になります。

動作原理は次のとおり。
03
ポイントマシン内には二つの電磁コイルがあります。
完成スイッチのどちらかのボタンを押すとアクセサリー端子からの電流が一方に流れ込み、
対応するコイルを磁化させて、鉄心がそのコイルに引き寄せられ、ポイントの状態が決まります。
次に他方のボタンを押すと、今度は逆のコイルが同様に働いて
鉄心が逆方向に動きポイントが切り替わります。

完成品を3個のポイントと接続してみました。
04
この状態で機能確認をしてみたのが次の動画です。


配線図を再掲します
05ポイントスイッチ配線図
有り合わせの材料で作ったので、費用はタクトスイッチとボタン代だけです。
秋月電子で300円でした。
06タクトスイッチ

KATOのHO「北斗星」をタタミ一畳で遊ぶ2026年08月22日

前回)からの続きです。

最近購入したHO「北斗星」とフライシュマンの線路に脱線対策を施して、ほぼ安定して走行できるようになりました。
そこで、手持ちの分岐ポイント3種類を全部使ってHOゲージの面白いレイアウトを考えてみました。
01ダブルスリップ二重円
・左分岐
・右分岐
・ダブルスリップ
の三つのポイントマシンを使用して二つの楕円がこの図のように組み合わさった線路を、我が家の食卓の上に構成するものです。
食卓の大きさは丁度タタミ一畳(約180cm x 90cm)と同じです。
ということは、レイアウトをこの大きさに収めるために急カーブは避けられません。

我が家の食卓は無垢の木を使っているので、天板の変形による不陸や段違いが若干あります。
「ほぼ安定した走行」ができても思わぬ脱線の恐れは拭えません。
ということで、まずは脱線しても安全な床の上で試験走行することにしました。
02試運転
ポイントスイッチを切り替えながら、
1.小回り
2.大回り
3.右寄り
4.左寄り
の4つの楕円を走行させました。

(車両が一周するごとにポイントを切り替えていますがその部分の映像はカットしています。再生速度は実際の1.5倍です)
合板のフローリング材は結構平滑だったためか結果は良好でした。
いずれこのレイアウトを食卓上で再現する予定です。

(続く)

極小半径を快走する「北斗星」2026年08月16日

前回)からの続きです。

カトー (KATO)の HOゲージ EF510 500 北斗星色は、
大きい車体ながら最小通過半径360mmを実現ということで
・KATOの R-370mm
・Fleischmannの R-356.5mm
のカーブ線路を走行できます。
しかし急なカーブを通過する時には、
中間台車が実物ではありえないくらい左右に変位します。
食卓上に目一杯の大きさでHOの線路を敷設すると、次のようなヤバい状況も生じます。
01
これでも理想的な平面上に正しく設置された線路上は安全に走行できますが、
我が家の床や食卓などは、かなり不陸があるためか時おり脱線します。
脱線の結果、食卓から落下すると悲惨な状況になるので、
今回、脱線事例を研究して、その対策を施しました。
(前後のメインの台車は安定しています。中間台車に対する対策です)

1.線路の不完全な接続
02
この写真の上は正しい接続、下が逆ハの字に開いた望ましくない接続。
遊んでいるうちに、レイアウトの形状が歪んで開いてしまうこともあり、
そうなると脱線の確率が高まります。

2.線路の浮き上がり
03
・線路の下に配線がある(フィダー線の接続など)。
・食卓など設置面に不陸がある。
・線路自体に変形や歪みがある。
このような場合にスムースな走行が妨げられ、中間台車がレールから逸脱することがありました。

線路へ給電するフィダー線はレイアウトによっては逆方向に渡りたい時があります。
その時に下を通さずに設置できるよう、正規品の逆バージョンを作ってみました。
04

また、次の写真はどうしても線路の下を渡りたい配線について、
被覆を剥がして裸線にして厚みを最小に抑えた事例です。
05

ただし直線部分はそれほど注意しなくてもOKのようです。
次の動画でACアダプタとパワーパックを結ぶコードが線路下を通っているのですが、
全く問題にせず通過しています。(ただし油断は禁物!!)


3.中間台車へのオモリ搭載
07
これは車両が跳ねたり傾いたりしても中間台車がレールから浮き上がりにくくするために、
試みに鉛板を折りたたんで中間台車の隙間に押し込んでみたものです。
この対策の適否や効果は不明ながら、何となく気分で対策してみたものです。

4.カーブ線路へのカント対策
08KATOの線路にカント
脱線しがちな箇所への対症療法です。
カーブ線路の外側下面に半球型のデコシールを数箇所貼り付けて、
当該部分をカント線路にしてしまうものです。
これは結構効果がありました。

しかし、線路と設置面(今回は食卓の天板)との関係により、
どこが脱線しがちなのかはその都度変わりますので、
むしろ次のように現状に即して、
付箋の束を楔形に挿入する方が実践的かもしれません。
・隙間の写真
09
・付箋挿入
10
でも技術的に美しい解決方法ではないような気がして、あまり嬉しくないです。

続く

手軽に遊べるHOゲージの「北斗星」2026年08月12日

先月末にKATOからHOゲージの再生産モデルが発売されました。
私が着目したのはEF510北斗星色です。

・設定価格を安く(実売13,000円程度)
・最小通過半径360mm

など、HOが敬遠されがちな理由をクリアする製品コンセプトです。
これまで私が愛用しているフライシュマンFleischmann製の機関車と並べてみると、
大きさの違いが良くわかります。
極小半径を通過するKATOのHO北斗星
手前の黒と赤の二つがフライシュマン、奥のデカイ青がKATOのEF510です。
この大きさながら、半径360の曲線を走れるそうなので私の環境でもOKなはずです。

ただし問題なのは、KATOのこの製品はDC車両(アナログ)ということです。
私は現在手持ちの機材のDCC化(デジタル化)を進めているところなので、
その方針に反するわけです。
でも大きいだけあり当然重厚感たっぷりのHOゲージ車両の魅力も捨て難そうですね。
ということでとりあえずアナログ環境に戻り走らせてみました。



続く

食卓上のHO無限軌道2026年07月18日

01クロスレール36°
この写真はフライシュマンFleischmann製の特殊レール、
HOゲージ用の36度クロスレールです。
既に製造を終えたビンテージ品です。
日本では入手は困難ですが、ebayではいくつか見かけます。
それを、高額な送料を払って買いました。
なぜこんなものを入手したかというと、
次の写真のようなレイアウトを実現するためです。
02食卓上の車両落下対策
普通の食卓(180cm x 90cm)の上に、
無限記号のようなクロスループを作りたかったのです。
軌間9mmのNゲージなら簡単ですが、
軌間16.5mmのHOゲージの場合は、
この特殊レールを噛ませてギリギリ成立しました。
それでも食卓の縁の方で車両が脱線すると、
床に落ちて簡単に壊れる危険性が高いです。
だから、せめて片側だけでも落下を防止しようと、
柵代わりにクッションを置きました。

事前にCADでレイアウト図を描いて検証したところ、
短辺方向については約2cm+2cmの余裕がありました。
03クロスレールで無限軌道
この図で黒い四角が食卓テーブル全体の大きさですが、
その内側の平らなところしか使えません。
平らなところ(赤い四角)の寸法は172cm x 82cmです。

「z21」コマンドステーションとモバイルバッテリーを組み合わせ、
iPadのアプリ「z21 mobile」でWiFi操作することにより、
ほぼ完全にコードレス運転が可能です。

では運転風景を次の動画で、

やっぱり思わぬ事故が起きるものですね。
待避線に戻る車両の操作を若干ミスして衝突脱線事故が発生。
思わず手を伸ばして車両の落下を防ぎましたが、
WiFiのリモートコントロールより
いざとなると手動の方が迅速確実なことが証明されました。