▪️次のボックスに適当な文字列(複数可)を入力して、当ブログ内を検索できます ▪️下の目次タイトルをクリックするとテーマ別過去記事の目次へ飛びます
    ・目白の風景 今昔:目次
    ・吉祥寺の風景 今昔:目次
    ・昔と今の写真(番外編):目次
    ・地中海バブル旅行etc.:目次
    ・旅のつれづれ:目次
    ・母のアルバム:目次
    ・目白ジオラマ鉄道模型:目次
    ・すべてのカメラに名前がある:目次

競馬必勝法を見つけた男 ― 2026年11月06日

随分昔の曖昧な記憶ですが次のような外国のTVドラマがありました。

テーマは「競馬必勝法を見つけた男」です。

舞台は昔の競馬場の馬券売り場。
ある大金持ちが競馬新聞を見ていたところ、近くにいるある男の不思議な行動に気がつきました。
その男は全てのレースで払い戻しを受けていたのです。
しかし大儲けした様子はなく、常に馬券一枚分の配当金だけを受け取っているように見えました。
大金持ちはこう考えました。
『あの男は競馬必勝法を発見したに違いない。そして、その方法を実戦でテストしているのだろう。
あの男に投資すれば、自分はさらに金持ちになれるはずだ』と。

話のオチを述べますと、実際には単なる詐欺話で、男は金持ちから別のプロジェクトのための投資金を引き出すための演技をしているのでした。
事前に全通りの組み合わせ馬券を購入しておき、そのうちの当たり馬券の一枚を意図的に金持ちの目に入るような状況で払い戻しを受けていたのでした。

この話は「競馬に必勝法は無い。あると見せかけていたらそれは詐欺だ」という前提で作られているのですが、
実は必勝法はありました。
そして何と私自身がその「競馬必勝法を見つけた男」になってしまいました。

以下に提示するのは、この3年間の私の競馬収支を示す競馬専用の銀行通帳のコピーです。
ほとんど毎週のメインの重賞レースでIPATによるネット投票を実験的に行なっていました。
その都度の馬券の購入金額が「振替欄」に、的中した場合の配当が「振込欄」に記載されています。
令和5年の11/13を基点として令和8年の11/2までの収支が記されています。
競馬必勝法を見つけた男

そしてこの3年分を要約すると、
総購入金額が 94,200円
総払戻金額が 113,350円
となりました。
何と3年間の利回りが「20%」にもなります。
しかも、競馬会はテラ銭(手数料等)として25%を差っ引きますから競馬の還元率(払戻率)は約75%です。
この点を考慮すると、実質的な投下資金の「160%」を回収したことになります。
我ながらすごい成果だと思います。
それで、この実験結果を世に問うて見たいと思い記録をまとめて見ました。

私の馬券購入方法の概要を以下に述べます。
購入する馬券の種類は1・2着馬を順不同で当てる「馬連」です。
1〜5番人気の馬を選び出しその全ての組み合わせを買います。
いわゆるBOXボックス買いです。
これを重みをつけずに一枚100円ずつ買います。
5x4/2=10通り、合計1,000円買うことになります。

そしてここからがミソなのですが、
人気薄で特に閃いた馬がいた時にはその一頭を足して6頭のBOX買いをします。
この場合は6x5/2=15通り、合計1,500円になります。

できるだけ自分の主観を入れず馬選びをし、
しかし「天のお告げ」がある時だけはその声に従うのです。
無理に穴馬探しをすると失敗します。
謙虚な心でお告げが降りて来るのを待つ心持ちが必要です。
「ひらめき」とか「第六感」とか「お告げ」などとよく言われますが、
いずれも同じものだと思います。
閃かない場合は普通に5頭のボックス買いをします。

なぜか私の場合、この2週続けて「お告げ」があり、
6頭のBOX買いで、「菊花賞」、「天皇賞」の万馬券を的中しました。
その過程を出馬表をもとに以下に解説することにします。
まず菊花賞(10月25日)
2026年菊花賞
赤丸のついている6頭のBOXを買いました。
私が閃いたのは3枠6番のバステールです。
2走前のダービーで今回圧倒的な一番人気になっているロブチェン相手に0.1秒差の勝負をしています。
その時のレース動画を確認すると今回逆転しても不思議はないほどの強い内容です。
跨る騎手が川田将雅という勝負師なのも期待させる要因です。
このような「閃き・お告げ」の傍証があると、自分の第六感もいい加減なものでは無いな、と自信になります。
果たしてレース結果はバステールが2着に食い込み、3番人気・8番人気の組み合わせの万馬券となったのですが、
ここで強調したいのは、このバステールが来なくても、
3番人気・2番人気の堅い馬券ながら的中していたことです。
配当が低くてもとにかく当たることは大切です。

次に天皇賞(11月1日)
2026年天皇賞
手順通り1〜5番人気の5頭は自動的に決まり、
そして、この日に閃いたのは5枠10番のネブラディスクでした。
前走条件戦を勝ち上がったばかりの格下馬と思われて8番人気と低評価ですが、
その前走の走りっぷりをレース動画で確認すると、
ゴール前は手綱を抑える余裕の走りで3馬身差の楽勝、今回がGⅠ初参戦といえども十分勝ち目ありと感じました。
牡4歳の上がり馬に騎手は前週の菊花賞で私の期待に応えてくれた川田将雅というのも何か運命を感じました。
そして結果はネブラディスクが2着に入り、5番人気・8番人気の万馬券でした。
また、たとえネブラディスクが来なくても、
5番人気・3番人気のそれなりの配当の馬券が的中していたことになります。
馬券購入のこの手堅さは前週の菊花賞と同じですね。

このように狙った人気薄がたとえ馬券に絡まなくても、
一応的中する確率は高いという買い方が「必勝法」の肝でもあります。
配当金額が購入金額を下回ることを俗に「トリガミ」と言って蔑む風潮がありますがとんでもありません。
私のこの3年間のトリガミ配当は16,530円で投下資金の約18%に当たります。
これがなければ収支がプラスになることは難しかったでしょう。

さて必勝法が見つかったのでテスト期間は終わりにして、これからは購入金額を10倍か100倍にすべきかなと思います。
仮に100倍にすれば3年間で200万円ほど儲かる勘定です。
しかしそう上手くいくでしょうか?
多分そうすると「天のお告げ」は降りてこなくなるような気がします。
当てたい!儲けたい!と欲に取り憑かれた人間に女神は微笑みません。

ちなみに、ギャンブル収入が課税を免れる条件は、1年間の儲けが50万円以下とされています。
それ以上儲かってしまうような高額の馬券勝負はやめた方が良いと思います。

カラー現像の最終レシピ ― 2026年10月12日

カラー現像液の「イルフォカラー ILFOCOLOR eco」について、
その保存性を検証してみました。
カラー現像液
初めて使ったのは今年2026年の5月です。
(『ILFOCOLORとEDIXAで鬼子母神』https://mejiro.asablo.jp/blog/2026/05/18/9855297)
上の写真の4箱に入った4種類の薬液を使うのですが、
そのうち、現像液は保存期間が一週間とされていました。
しかし、それ以外は24週間という長期の保存性がうたわれていました。

その性能を信じて、今月までの5ヶ月間保存していました。
今回これを使って現像してみようというわけです。
02
漂白液・定着液・安定剤液は保存していたものを使うこととし、
現像液のみ次の写真の通り新品を買い、薬液を作りました。
03
この3袋の薬液を温水に溶かすだけで出来上がるので簡単です。
(写真後ろの白粉は将来の廃棄時に必要となる凝固剤です。当面は使いません)

現像するためには、当然ながら撮影済みフィルムが必要ですから、
まずはFujicolor200を2本用意して撮影しました。
使用カメラは、私が最も信頼するNikonF2です。
04NikonF2
フルメカニカルの名機ですね。
レンズもニッコールの105mm・50mm・35mmです。
写真に写っている通り、露出計に連動する爪は、その形から「ブタの鼻」と呼ばれたものが付いていますので、いかにも昭和の名玉という風格でしょう?

現像終了して乾燥しているところが次です。
05
良さげです。
スキャンしてみると、ほとんど補正いらず。
これもNikonF2の手堅さとILFOCOLORの処理性能の高さを示していると言えます。

作例をいくつか。
目白駅前のスターバックス
11
おとめ山公園の「水辺のもり」
12
鬼子母神参道のけやき
13
法明寺威光稲荷の狐さん
14

さて、これまでカラー現像に関しては数多くの失敗と反省を繰り返してきたので、そろそろ究極のレシピを纏めたいと思いました。
それも過度な厳密さを求めず、素人がアバウトな感覚で楽しめるものとしたいです。そんな考えで次のレシピを作りました。これならば技術的には難しいところは何もないはずです。
とは言え、私自身がかなり偏った性格なので、このレシピが万人向けと言えるかはかなり疑問です。
また、これまで私が体験してきた事例も後学のために残しておきたかったので、Digibaseとかマリックス現像液の処方指針値も併記していますが、これは「参考」です。
15カラー現像、液温と処理時間

(補足)家庭の洗面台で出来る簡便な液温管理の方法
カラー現像の液温管理
・深めのパッドにスタンドパウチに入った薬液を並べる
・給湯器からのお湯をパッドに注ぐ(入浴温度程度)
・パッドに第1液温計(量産品で可)を入れる
・現像液のパウチに第2液温計(高品質の精細なもの)を入れる
・パッドに投げ込みヒーターを入れて40°C程度まで温める
 (ヒーターがなければヤカンから熱湯を注ぐ)
・第2液温計の数値が38+1=39°Cになったら現像液をタンクに注ぐ
・タンクに注ぐと現像液の温度は若干低下するので、これが約38°C程度になっていることを確認
・現像完了直前の液温を確認し、大きく低下している場合は現像プロセス中の平均温度を推定し1°Cの低下につき1分、処理時間を延長する

停止液・漂白液・定着液はこの成り行きでほぼ適温が得られているはずなので、成り行きのまま使う。
安定剤は室温のままでも問題無しと思われます。

食卓上のKATO HO EF510「北斗星」脱線対策 コロンブスの卵! ― 2026年09月10日

(前回)からの続きです。

KATOのHOゲージの「北斗星」(EF-510)
急カーブを曲がる時に中間台車が外に迫り出すギミックが楽しいです。
私はこれに魅力を感じます。
01台車通常状態2
しかし、今回「北斗星」に本来の客車を牽かせて食卓上を走らせることにしました。
この場合、食卓からの転落事故は被害が大きいので絶対に避けたいです。
これまでの脱線対策で走行の信頼性はかなり向上したものの、まだ100%とは言えません。

そこで視点を変えて抜本対策を施すことにしました。
これまでの状況を思い返すと、脱線の原因は中間台車が次のようにレールから外れることがほとんどでした。
02台車脱線
線路にわずかでも不連続な状態があると、車輪が跳ねて外れるような気がします。
実際、中間台車はかなり軽く作られているので安定感がないのです。
03台車フリーに
「これを無効化しちゃったら良いのでは?」と不届きなアイデアを思いつきました。
そして実行しました。

木ネジとプラ板を組み合わせて、次のように中間台車の固定用ピースを用意しました。
04木ネジ
このピースで先ほどの中間台車を電車の床板に下から張り付けてしまうわけです。
うまい具合に次の写真の二ヶ所、適当な取り付け場所がありました。
05台車ビス止め
その結果、ちょうどいいくらいに中間台車が宙に浮きました。
つまり、中間台車はお飾りになってしまったわけですね。
元々お飾りと言えばお飾りだったけれども。
06台車浮き1
そして、中間台車がこの写真のようにレールと接触しないので、脱線の主原因が無くなった訳です。

この経緯と、施術後の走行の様子を動画に仕立ててみました。


大変順調です。
そして、大事なのは固定用の木ネジを外せば、以前の状態にすぐ戻せることです。
線路の条件の良いところでは、やはり本来の姿で走らせて、
中間台車がグググっと迫り出すところを見たいですからね。

ちなみに、ここで採用した客車群は、
・品番 1-571 マニ24 500
・品番 1-572 オハネ25 0番台
・品番 1-573 オハネフ25 200番台
の3台でした。
いずれも小回り用の対策が施されたカプラーを備えた新しめの製品だそうです。
おかげさまで、食卓上でHOゲージを楽しめる環境が出来上がりつつあります。

(終り)

300円で作れる三線式ポイントスイッチ ― 2026年08月24日

鉄道模型遊びでは、DCCだけではなく時々アナログ運転もします。
その時にはポイントマシンもアナログ制御が馴染みが良いです。

問題はフライシュマンの線路を使い、ポイントが3ヶ所ある時です。
国産KATOのポイントスイッチとフライシュマンのそれを比較すると次のようになります。
01
左のKATOは1個ずつ増やせるので3個繋げばOKです。
右のフライシュマンのスイッチは1個で2ヶ所、だから3ヶ所のポイントに対しては、2個必要なのですが私は現在1個しか持っていません。
この写真では追加の1個分の画像をコピーして貼り付けて完成形をイメージしてみましたが、
実はとても高価で買えませんでした。

そこで、いろいろ調べて結局自作しました。
02
いわゆるタクトスイッチを2x3セット並べたものです。
ボタンの色は本家フライシュマンのボタンに合わせました。
黒(青)を押すと分岐方向に開き、
赤を押すと直進になります。

動作原理は次のとおり。
03
ポイントマシン内には二つの電磁コイルがあります。
完成スイッチのどちらかのボタンを押すとアクセサリー端子からの電流が一方に流れ込み、
対応するコイルを磁化させて、鉄心がそのコイルに引き寄せられ、ポイントの状態が決まります。
次に他方のボタンを押すと、今度は逆のコイルが同様に働いて
鉄心が逆方向に動きポイントが切り替わります。

完成品を3個のポイントと接続してみました。
04
この状態で機能確認をしてみたのが次の動画です。


配線図を再掲します
05ポイントスイッチ配線図
有り合わせの材料で作ったので、費用はタクトスイッチとボタン代だけです。
秋月電子で300円でした。
06タクトスイッチ

KATOのHO「北斗星」をタタミ一畳で遊ぶ ― 2026年08月22日

(前回)からの続きです。

最近購入したHO「北斗星」とフライシュマンの線路に脱線対策を施して、ほぼ安定して走行できるようになりました。
そこで、手持ちの分岐ポイント3種類を全部使ってHOゲージの面白いレイアウトを考えてみました。
01ダブルスリップ二重円
・左分岐
・右分岐
・ダブルスリップ
の三つのポイントマシンを使用して二つの楕円がこの図のように組み合わさった線路を、我が家の食卓の上に構成するものです。
食卓の大きさは丁度タタミ一畳(約180cm x 90cm)と同じです。
ということは、レイアウトをこの大きさに収めるために急カーブは避けられません。

我が家の食卓は無垢の木を使っているので、天板の変形による不陸や段違いが若干あります。
「ほぼ安定した走行」ができても思わぬ脱線の恐れは拭えません。
ということで、まずは脱線しても安全な床の上で試験走行することにしました。
02試運転
ポイントスイッチを切り替えながら、
1.小回り
2.大回り
3.右寄り
4.左寄り
の4つの楕円を走行させました。

(車両が一周するごとにポイントを切り替えていますがその部分の映像はカットしています。再生速度は実際の1.5倍です)
合板のフローリング材は結構平滑だったためか結果は良好でした。
いずれこのレイアウトを食卓上で再現する予定です。

(続く)