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身も蓋もないGPSロガーの話(続き) ― 2018年09月15日
(前回)からの続きです。
写真に書き込む「位置情報」を効率的に取得するためには、
GPSレシーバーとiPhoneのロガーアプリの組み合わせ、
「GNS2000_PLUS+ZweiteGPS有料版」が、
そこそこ使い勝手が良さそうだ、との結論に達したはずでした。
Macのソフト「GPX Binder」で、歩行経路図も出力出来ますしね。
その経路図を改めて眺めてみて、ふと思い出してしまいました。
どこか不案内な目的地に行く時に、
写真に書き込む「位置情報」を効率的に取得するためには、
GPSレシーバーとiPhoneのロガーアプリの組み合わせ、
「GNS2000_PLUS+ZweiteGPS有料版」が、
そこそこ使い勝手が良さそうだ、との結論に達したはずでした。
Macのソフト「GPX Binder」で、歩行経路図も出力出来ますしね。
その経路図を改めて眺めてみて、ふと思い出してしまいました。
どこか不案内な目的地に行く時に、
iPhoneのGoogleMapの道案内を利用することがあります。
そんな時、その正確性に感心した記憶です。
そう、iPhoneのGPS機能って、単独でもかなり優秀なのです。
「ひょっとしたら、GPSレシーバーって要らなかったかも?」
一万数千円のレシーバーを買った直後に、抱いてはいけない疑念です。
でも、結局、探究心が勝って、比較テストしてみることになりました。
[1].GNS2000とiPhoneを併用してログ記録を取得した場合と、
[2].iPhone単独でログ記録を取得した場合についてです。
まずは高田馬場周辺について次に載せます。
左が[1]で前回実施済みのデータ、
右が[2]で今回追加でテストしたものです。
そんな時、その正確性に感心した記憶です。
そう、iPhoneのGPS機能って、単独でもかなり優秀なのです。
「ひょっとしたら、GPSレシーバーって要らなかったかも?」
一万数千円のレシーバーを買った直後に、抱いてはいけない疑念です。
でも、結局、探究心が勝って、比較テストしてみることになりました。
[1].GNS2000とiPhoneを併用してログ記録を取得した場合と、
[2].iPhone単独でログ記録を取得した場合についてです。
まずは高田馬場周辺について次に載せます。
左が[1]で前回実施済みのデータ、
右が[2]で今回追加でテストしたものです。
測定開始直後と、駅前の「BIG BOX」から出てきた直後は、
いずれも位置取得に戸惑っている状態が見て取れますが、
全般的には、[2]の方が、道に沿ってデータが並んで良い結果です。
iPhoneの設定>プライバシー>位置情報サービス、を見ると
「GPS・Bluetooth・Wi-Fiスポット・携帯電話基地局、
を使ってユーザの位置を判断する」と書かれていますから、
今回のように、Wi-Fiスポット・携帯電話基地局が密に存在する都市部では、
iPhoneのGPSの精度が、専用機に比して高まるのかも知れません。
次は、バッテリーの消費具合についても比較してみた例です。
それぞれ先ほどの[1]と[2]の条件で、
目白駅周辺の同一ルートを往復してみました。
いずれも位置取得に戸惑っている状態が見て取れますが、
全般的には、[2]の方が、道に沿ってデータが並んで良い結果です。
iPhoneの設定>プライバシー>位置情報サービス、を見ると
「GPS・Bluetooth・Wi-Fiスポット・携帯電話基地局、
を使ってユーザの位置を判断する」と書かれていますから、
今回のように、Wi-Fiスポット・携帯電話基地局が密に存在する都市部では、
iPhoneのGPSの精度が、専用機に比して高まるのかも知れません。
次は、バッテリーの消費具合についても比較してみた例です。
それぞれ先ほどの[1]と[2]の条件で、
目白駅周辺の同一ルートを往復してみました。
左が[1]で、おとめ山公園→TRAD目白と駅前地下道→学習院下
右が[2]で、学習院下→TRAD目白と駅前地下道→おとめ山公園、です。
これも先ほどと同様な結果になりました。
すなわち、TRAD目白と地下道から出てきた直後のデータに、
どちらの経路図も乱れが出ていますが、
全般的には[2]の方が正確です。
特に目白通りの歩経路について明らかな違いが出ています。
[1]も[2]も、ずっと通りの南側を歩いていたのに、
[1]では通りの北側にデータが並んでしまっています。
バッテリーの減り具合については、[1]・[2]とも、
約20分間で3%とほぼ同じでした。
GPS信号をキャッチする作業を外部に委ねた[1]の場合でも、
特に節電にはなりませんでした。
これも見込み違いでした。
それにしても、どちらの場合でも、1時間で約10%も減っていくのですね。
というわけで、衝撃の結論。
『私の使用法では、GPSレシーバ&ロガーは不要だった。』
となります。
まあ、Windowsマシンと連携して使えないこともないのですが、
その場合でも、iPhoneと併用せず、単独で使わないと意味が無い。
そして、その単独で使う場合には、
・機器の操作ボタンや機能表示画面等が貧弱なので使いにくい。
・iPhoneと比較すると(都市部では)精度が低目である。
と何か気乗りしない状況です。
一方、iPhoneだけでGPS信号を受信しログ記録も残すとなると、
バッテリー消費量が問題になります。
今回の実験結果から判断すると、
100%からスタートして、特に他のアプリを使わなくても、
10時間経つと残量がゼロになる勘定です。
これでは一日持ちません。旅行の時などは不便ですね。
それで、今度は「モバイルバッテリー」を買いました。
右が[2]で、学習院下→TRAD目白と駅前地下道→おとめ山公園、です。
これも先ほどと同様な結果になりました。
すなわち、TRAD目白と地下道から出てきた直後のデータに、
どちらの経路図も乱れが出ていますが、
全般的には[2]の方が正確です。
特に目白通りの歩経路について明らかな違いが出ています。
[1]も[2]も、ずっと通りの南側を歩いていたのに、
[1]では通りの北側にデータが並んでしまっています。
バッテリーの減り具合については、[1]・[2]とも、
約20分間で3%とほぼ同じでした。
GPS信号をキャッチする作業を外部に委ねた[1]の場合でも、
特に節電にはなりませんでした。
これも見込み違いでした。
それにしても、どちらの場合でも、1時間で約10%も減っていくのですね。
というわけで、衝撃の結論。
『私の使用法では、GPSレシーバ&ロガーは不要だった。』
となります。
まあ、Windowsマシンと連携して使えないこともないのですが、
その場合でも、iPhoneと併用せず、単独で使わないと意味が無い。
そして、その単独で使う場合には、
・機器の操作ボタンや機能表示画面等が貧弱なので使いにくい。
・iPhoneと比較すると(都市部では)精度が低目である。
と何か気乗りしない状況です。
一方、iPhoneだけでGPS信号を受信しログ記録も残すとなると、
バッテリー消費量が問題になります。
今回の実験結果から判断すると、
100%からスタートして、特に他のアプリを使わなくても、
10時間経つと残量がゼロになる勘定です。
これでは一日持ちません。旅行の時などは不便ですね。
それで、今度は「モバイルバッテリー」を買いました。
次の写真の右側の機器です。
『RAVPower 6700mAh モバイルバッテリー 急速充電タイプ』
みかん一個の重さで、私のiPhone6_plusを1.5回充電できます。
しかも今回買ったGPSレシーバーより一桁安いです。
最初からこれだけ買えば十分だったのです。
みかん一個の重さで、私のiPhone6_plusを1.5回充電できます。
しかも今回買ったGPSレシーバーより一桁安いです。
最初からこれだけ買えば十分だったのです。
となると、何とも身も蓋もない話ですね。
(終り)
(終り)
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