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Nゲージディーゼル機関車DE10のDCC化 ― 2025年03月10日
そんな時、次のニュースを目にしました。
今年1月に栃木市で、東武鉄道の蒸気機関車「SL大樹」とJR東日本のディーゼル機関車「DE10」が乗り入れるイベントが開催。
今年1月に栃木市で、東武鉄道の蒸気機関車「SL大樹」とJR東日本のディーゼル機関車「DE10」が乗り入れるイベントが開催。
私も「目白ジオラマ縮小板の製作(続き)(https://mejiro.asablo.jp/blog/2024/02/04/9656407)」の中でこの編成を再現したことがありました。
この「DE10」に再度出番が回って来たようです。
サイズとしては約10cmx2cmの小さな車体です。ここに無加工でデコーダを組み込んでDCC化できるらしいです。
この「DE10」に再度出番が回って来たようです。
サイズとしては約10cmx2cmの小さな車体です。ここに無加工でデコーダを組み込んでDCC化できるらしいです。
使用するデコーダはデジトラックスの「DN163K4a」。
KATOのHPに搭載例が写真解説付きで紹介されていました。
KATOのHPに搭載例が写真解説付きで紹介されていました。
この通りに作業すれば、昔プラモデルを組み立てたような感覚で簡単に完成できるような気がしました。
ところが実際にやってみると、かなり手強く、失敗と反省の連続でした。
結局、数千円のデコーダを一個毀損し、作業完了までには電気回路の勉強も含めて、数日を要する難事業でした。
そして、とりあえず完成はしたものの、DCC車両は一台だけ持っていても意味がありません。複数台を同一路線上で、同時に運転できることが特徴なのです。いずれ二台目のDCC化に取り組むことになるはずです。
ここは気を取り直し、次の作業に備えて、正しい手順を記録することにしました。
まずプラボディの取り外し。下図の爪に注意。
ところが実際にやってみると、かなり手強く、失敗と反省の連続でした。
結局、数千円のデコーダを一個毀損し、作業完了までには電気回路の勉強も含めて、数日を要する難事業でした。
そして、とりあえず完成はしたものの、DCC車両は一台だけ持っていても意味がありません。複数台を同一路線上で、同時に運転できることが特徴なのです。いずれ二台目のDCC化に取り組むことになるはずです。
ここは気を取り直し、次の作業に備えて、正しい手順を記録することにしました。
まずプラボディの取り外し。下図の爪に注意。
次にダイキャストボディとそれに被さるプラボディの突起と窪みに注意。
プラボディの前後を摘むようにして爪を穴から抜きながら、突起と窪みをスライドさせてボディを分離します。
次に下の写真の状態になったら、ライト基板を左にずらしながらダイキャストボディから取り外します。小さな基板止めを無くさないように。
次に下の写真の状態になったら、ライト基板を左にずらしながらダイキャストボディから取り外します。小さな基板止めを無くさないように。
次の集電バネ押えも無くさないように、
集電バネをライト基板から分離すると、次の状態です。
左側の「ライト基板」を右側の「デコーダに換装」することがすなわちDCC化ということになります。
後学のためにDCC化とは直接関係ない部分も分解して、全体の構成を学んでみました。
後学のためにDCC化とは直接関係ない部分も分解して、全体の構成を学んでみました。
この写真の中央にあるモーターの形状が面白い。モーターへの給電は、モーターの上下の円筒から点対象に巻き付くように伸びた足のような金属板(モーターシュー)が担います。
そのモーターシューの写真がこれ。
そのモーターシューの写真がこれ。
こちら側はモーターの下から伸びているのシューなので、開口部から見えるところはほんの少しです。
この給電・集電の仕組みを断面図にまとめると次のようになります。
この給電・集電の仕組みを断面図にまとめると次のようになります。
よく考えられており、これはとてもプラモデルレベルの私の工作力では手に負えなかったはずです。
電気の流れは、
(往路)線路→車輪→ダイキャストボディ→デコーダ→集電バネ→モーターシュー→モーター→(復路)モーターシュー→集電バネ→デコーダ→ダイキャストボディ→車輪→線路
となっているはずです。
この流れを確保し無用な短絡(ショート)事故を引き起こさないためには、この図で青塗り部分の確実な通電接触、及び赤塗り部分の確実な絶縁が必要です。
最初の仕事では集電バネ周りの絶縁が不確実であったためデコーダを損傷したようです。ニ回目は特に気を付けて次の写真のように万全の施工を行いました。短絡恐れのあるダイキャスト部を絶縁テープでしっかり覆いました。
電気の流れは、
(往路)線路→車輪→ダイキャストボディ→デコーダ→集電バネ→モーターシュー→モーター→(復路)モーターシュー→集電バネ→デコーダ→ダイキャストボディ→車輪→線路
となっているはずです。
この流れを確保し無用な短絡(ショート)事故を引き起こさないためには、この図で青塗り部分の確実な通電接触、及び赤塗り部分の確実な絶縁が必要です。
最初の仕事では集電バネ周りの絶縁が不確実であったためデコーダを損傷したようです。ニ回目は特に気を付けて次の写真のように万全の施工を行いました。短絡恐れのあるダイキャスト部を絶縁テープでしっかり覆いました。
そして最終確認。
ダイキャストボディからデコーダの電気受け入れ口への通電確認のために次のニか所でテスターによる確認を行いました。基板止めをデコーダの下へ押し込むことで、この部分の接触が良好になるようです。
また、次の写真では集電バネとダイキャストボディの絶縁性が確保されているかと同時に、その集電バネの内側に例の短めのモーターシューが収まっているかの目視確認を行いました。
内側に収まらずにこの注意箇所の外側に顔を覗かせていたら、それはモーターシューと集電バネとの接触が不良となる可能性大です。
そんなこんなで、「良し!これで大丈夫」の確信のもとで、まずアナログ路線で走らせてみました。(一般的にデコーダーは直流と交流を判別できるので、DCC化した車両はアナログ路線も走行することが可能です)
進行方向右側の線路に(+)極を繋ぎ直流電流を流したところが次の写真。前側の電気が点いて前進しているところです。
そんなこんなで、「良し!これで大丈夫」の確信のもとで、まずアナログ路線で走らせてみました。(一般的にデコーダーは直流と交流を判別できるので、DCC化した車両はアナログ路線も走行することが可能です)
進行方向右側の線路に(+)極を繋ぎ直流電流を流したところが次の写真。前側の電気が点いて前進しているところです。
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