▪️次のボックスに適当な文字列(複数可)を入力して、当ブログ内を検索できます ▪️下の目次タイトルをクリックするとテーマ別過去記事の目次へ飛びます
    ・目白の風景 今昔:目次
    ・吉祥寺の風景 今昔:目次
    ・昔と今の写真(番外編):目次
    ・地中海バブル旅行etc.:目次
    ・旅のつれづれ:目次
    ・母のアルバム:目次
    ・目白ジオラマ鉄道模型:目次
    ・すべてのカメラに名前がある:目次

まだまだモノクロおとめ山公園2014年10月29日

おとめ山公園の拡張工事が終り、10/26に全面開園です。
新しく整備されたエリアは、広く明るく健康的な空間になります。
「みんなの原っぱ」「谷戸のもり」「ふれあい広場」「水辺のもり」と名付けられました。
おとめ山公園案内板
『未来の子どもたち』に誇りを持って継承できる公園だそうです。

そんなフレーズを聞くと、天の邪鬼な私はちょっと落ち着きません。
元来、あまり健やかでない空間の方に魅力を感じる質なのです。
それで新エリアの開園前日、
昔と同じように、NikonF2にモノクロフィルムを詰めて訪れました。
何となく、
翌日以降はデジタルのカラー写真しか撮ってはいけないような気がしたからです。
(勿論、んなわけないのですよ)

そして、モノクロ写真にふさわしい風景を探してみました。
まず近衛町から日立目白クラブの前を通って公園へ向かいました。
近衛町からおとめ山

次が「谷戸のもり」の入口。
明日この扉が開きます。門柱は昔の石柱を再利用していますね。
谷戸のもり入口
既存の弁天池エリアと「谷戸のもり」を隔てる仮囲いにもお知らせがありました。
開園お知らせ
仮囲いの向こう側では、お兄さんがテント設営中です。
テント設営
こちらは開園式のサブ会場になるところです。

弁天池の周りでは、子どもが走り回っていたり、
弁天池と子ども
老人が鯉に餌を与えていたりします。
弁天池と老人

この池のほとりのあずまやは昔から変わらないです。
弁天池のあずまや
その脇の、階段と門も変わりません。
弁天池脇の階段

この門を抜け、道路を渡ると公園の本体、鬱蒼とした森です。
ここの雰囲気は昔からずーっと同じで、今回の整備工事でも手付かずです。
小高い丘の上には、やはりあずまやがあります。
森のあずまや
森の中から明日の開園式のメイン会場「みんなの原っぱ」が見えました。
みんなの原っぱメイン会場
晴天の空と、テントの白色がまぶしいです。
テントの奥に見えているのが、下落合公務員住宅の最後の建物。
ここは民間のマンションになるらしいです。

森を抜けると、落合中学校との間の道「相馬坂」です。
相馬坂の風景
相馬坂を登下校する中学生たちを見守る猫が、公園の柵の中に住んでいるんです。
相馬坂の猫

さて、フィルムが終りに近づいたので、(この感覚、デジカメには無し)、
最後は今年4月に先行開園した「水辺のもり」に立ち寄りました。
ここは、なだらかな芝生の斜面に、普段は、
子ども連れのお母さんや、愛犬のお散歩のお姉さんなどが寛いでいるところです。
でも、この日は違っていました。
『未来の子どもたち』よりも、
というかどの世代よりも元気な熟年世代が芝生を占拠して、
次のように気合い溢れるポーズを取っていました。
芝生を占拠

芝生で体操
『未来の子どもたち』が主役になれるのは、まだまだ先のことかな?

続く