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吉祥寺の弁天湯 ― 2017年01月08日
家の近くの五分咲きの桜と、吉祥寺「弁天湯」の煙突です。
何を考えてこんなものを撮ったのかは分かりません。
敢えて言えば、
自分専用のカメラを買ってもらったばかりの小学生にとっては、
カメラで写真を撮る行為自体が楽しいのであって、
その結果として写るものは何でも良かったのではないでしょうか?
必然的に、自分の周囲の風景や人物を撮ることになりますね。
そんな素人カメラマンの気分については、
映画『横道世之介』、フィルム好きは必見!
でも触れたことがあります。
それはともかく、私はこの「弁天湯」に興味を持ちました。
この古びた煙突の時代から更に約30年が経過して、
現在どんな風に変貌しているのか、確かめてみたくなったのです。
まず思いつくのは、目白の多くの銭湯がそうであったように、
1階にコインランドリーを併設したマンションでしょうか。
そして先日、この場所に行って同じ角度から写真を撮りました。
何を考えてこんなものを撮ったのかは分かりません。
敢えて言えば、
自分専用のカメラを買ってもらったばかりの小学生にとっては、
カメラで写真を撮る行為自体が楽しいのであって、
その結果として写るものは何でも良かったのではないでしょうか?
必然的に、自分の周囲の風景や人物を撮ることになりますね。
そんな素人カメラマンの気分については、
映画『横道世之介』、フィルム好きは必見!
でも触れたことがあります。
それはともかく、私はこの「弁天湯」に興味を持ちました。
この古びた煙突の時代から更に約30年が経過して、
現在どんな風に変貌しているのか、確かめてみたくなったのです。
まず思いつくのは、目白の多くの銭湯がそうであったように、
1階にコインランドリーを併設したマンションでしょうか。
そして先日、この場所に行って同じ角度から写真を撮りました。
な、何と!
煙突はそっくりそのまま残っていました。
そして、昔の写真で煙突の右に写っていた藤村水泳教室も残っていました。
(昔の写真を次のように補正すると良く分かる斜め壁の建物です)
煙突はそっくりそのまま残っていました。
そして、昔の写真で煙突の右に写っていた藤村水泳教室も残っていました。
(昔の写真を次のように補正すると良く分かる斜め壁の建物です)
手前に次の写真の新しい校舎が建ったので隠れていますが、
後ろへまわると、こんな風に健在です。
そして、この水泳教室の建物と向かい合うように、
弁天湯の「覗き防止の波板」も、次のように健在でした。
弁天湯の「覗き防止の波板」も、次のように健在でした。
昔の写真にも、これと同じ姿の波板が写っているでしょう。
「これって、何も変わり無いっていう事?」
古い銭湯はマンション化する、という固定観念に取り憑かれた私には
この事態は理解不能でした。
「閉鎖したまま取り壊しの時期を待っているだけでは?」と、
しつこく疑ってみましたが、
入口はシャッターが閉まっているものの、その横には、
正月休み明けの営業案内のお知らせも貼られていました。
「これって、何も変わり無いっていう事?」
古い銭湯はマンション化する、という固定観念に取り憑かれた私には
この事態は理解不能でした。
「閉鎖したまま取り壊しの時期を待っているだけでは?」と、
しつこく疑ってみましたが、
入口はシャッターが閉まっているものの、その横には、
正月休み明けの営業案内のお知らせも貼られていました。
これでは、弁天湯がめでたく健在であることを認めざるをえません。
安易にマンションなどに建て替えずに、
風呂屋の営業を継続している弁天湯さんを、
褒め称えなければいけませんね。
そして、こんな点にも着目させられました。
入口から右側に視線を移して撮った次の写真で、
壁の右下に「山本太郎となかまたち」のポスターが貼ってあるでしょう?
安易にマンションなどに建て替えずに、
風呂屋の営業を継続している弁天湯さんを、
褒め称えなければいけませんね。
そして、こんな点にも着目させられました。
入口から右側に視線を移して撮った次の写真で、
壁の右下に「山本太郎となかまたち」のポスターが貼ってあるでしょう?
「へえ〜、この風呂屋って市民派なんだ」と思い、
それ以外のポスターも確認しました。
そしたら、自民党・民進党・共産党もありましたよ。
思想信条に関わりなく、裸の人は誰でも迎えてくれる銭湯なんですね。
更に視線を右に移すと、コインランドリー「べんてん」です。
それ以外のポスターも確認しました。
そしたら、自民党・民進党・共産党もありましたよ。
思想信条に関わりなく、裸の人は誰でも迎えてくれる銭湯なんですね。
更に視線を右に移すと、コインランドリー「べんてん」です。
「ああ、やっぱり時代に合わせてコインランドリーは併設したんだな」と合点。
ところが、ランドリーのガラス扉の中を覗き込んだ私に、
突然、約40年前の記憶がよみがえって来ました。
「このコインランドリーは、私が何度も通った場所だ!」
ここから約400mほど北上した五日市街道沿いに、
私の暮らしていたアパート「富士ハイム」がありました。
その住まいから、この「べんてん」まで、
子供関係の洗濯物を乾燥させるために通っていた事を、
急に思い出しました。
毎週末の洗濯日に、そして梅雨時などは夜中にも、
大きなビニール袋に洗い上がった洗濯物を詰め込み、
その丸い袋を背中に背負って、ここまで来ていたのです。
よく言えばサンタクロース、悪く言えば盗人の風情でした。
「あれって、いつ頃のことだろうか?」と考えてみました。
・こどもが生まれて洗濯物の量が増えたころ。
・吉祥寺北町から吉祥寺本町へ引っ越す1983年より前。
・我が家が乾燥機を購入する前。
これらの条件から計算してみると、
私がコインランドリーに通っていたのは、1980年代の始め、となります。
「ということは、最初の写真が撮られた1989年には、
コインランドリー「べんてん」は既に存在していたはずだ」、
と思い、それを確認するために、
昔の写真の暗く潰れた部分を拡大して露出補正を掛けてみました。
そして、現在の写真の該当部分と並べてみたのが次の写真です。
ところが、ランドリーのガラス扉の中を覗き込んだ私に、
突然、約40年前の記憶がよみがえって来ました。
「このコインランドリーは、私が何度も通った場所だ!」
ここから約400mほど北上した五日市街道沿いに、
私の暮らしていたアパート「富士ハイム」がありました。
その住まいから、この「べんてん」まで、
子供関係の洗濯物を乾燥させるために通っていた事を、
急に思い出しました。
毎週末の洗濯日に、そして梅雨時などは夜中にも、
大きなビニール袋に洗い上がった洗濯物を詰め込み、
その丸い袋を背中に背負って、ここまで来ていたのです。
よく言えばサンタクロース、悪く言えば盗人の風情でした。
「あれって、いつ頃のことだろうか?」と考えてみました。
・こどもが生まれて洗濯物の量が増えたころ。
・吉祥寺北町から吉祥寺本町へ引っ越す1983年より前。
・我が家が乾燥機を購入する前。
これらの条件から計算してみると、
私がコインランドリーに通っていたのは、1980年代の始め、となります。
「ということは、最初の写真が撮られた1989年には、
コインランドリー「べんてん」は既に存在していたはずだ」、
と思い、それを確認するために、
昔の写真の暗く潰れた部分を拡大して露出補正を掛けてみました。
そして、現在の写真の該当部分と並べてみたのが次の写真です。
右側の現在の写真では、カーブミラーと白い自販機の間に、
「べんてん」の緑色のテントと白いフレームが写っています。
左の昔の写真でも、それと同じ位置にテントとフレームっぽいのが見えます。
自販機も現在の「meiji」ではなく赤地に白で「MEIJI」ですが、
位置関係は同じでしょう?
結論が出ました。
この弁天湯さんは、長女の写真から更に遡っても今と同じ形態でした。
少なくとも約40年間はそのままのスタイルで営業しているのです。
ふ〜む、
世の中を固定観念で眺めてはいけませんね。
前回のブログで確認した「平和通り」の吉祥寺パルコPARCO、
そして今回の「昭和通り」の弁天湯、
これらを見ると、吉祥寺って案外変化しない街なのでした。
(終り)
「べんてん」の緑色のテントと白いフレームが写っています。
左の昔の写真でも、それと同じ位置にテントとフレームっぽいのが見えます。
自販機も現在の「meiji」ではなく赤地に白で「MEIJI」ですが、
位置関係は同じでしょう?
結論が出ました。
この弁天湯さんは、長女の写真から更に遡っても今と同じ形態でした。
少なくとも約40年間はそのままのスタイルで営業しているのです。
ふ〜む、
世の中を固定観念で眺めてはいけませんね。
前回のブログで確認した「平和通り」の吉祥寺パルコPARCO、
そして今回の「昭和通り」の弁天湯、
これらを見ると、吉祥寺って案外変化しない街なのでした。
(終り)
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