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ミノルタSR-7望遠レンズにフード2014年04月07日

先日ミノルタSR-7用の望遠レンズを修理しました。
『MC TELE ROKKOR-QD 135mm F3.5』という40年ほど前のレンズです。
その後、このレンズ用のフードも見つけて買いました。
箱も何もないむき出しの中古品でしたが、
フードの筒の外側に刻まれた『MC 135mm F3.5』の文字は鮮明でした。
適合レンズの種類・焦点距離・明るさを表示する文字です。
ステップダウンリング

ところが、フードを装着しようとしたら、ネジ込みの径が合いませんでした。
物差しで測ると、レンズは55mm、フードは52mmでした。
同名のレンズでも型違いがあったのか!
でも、こういう状況を助けてくれる商品があるんですね。
「ステップダウンリング55→52」という商品です。
上の写真の中央に置いてあるのがそのリングです。

これで繋ぐとこうなります。
中央に「55→52 JAPAN」の文字が見えます。
大きい径から小さい径へ

そしてカメラに装着したところ。
SR-7と135mmF3.5フード付き
小型のバズーカ砲のようになりました。
でも、これで余分な光線は完全にシャットアウトできそうです。

このレンズの良いところは、カメラと被写体との距離を十分確保しつつ、
モデルの自然なポーズと表情を引き出せることです。
しかも、大きさもこの程度なので手持ち撮影が可能です。

さっそく新目白通りで試写してみました。
まず、交差点で信号待ちをしている兄妹。
交差点の兄妹
なぜ兄妹って分かるかというと、
遊び友達のようには、はしゃいでない。
また、お互いに無関心なようでいて、心は通じ合っている風だ。
そんな感じが分かるでしょう?

次は、高戸橋にいた二羽のハト。
メスに言い寄るオスハト
私がカメラを向けても逃げようともしませんでした。
(私は少し離れて、しかも気配を消していました)
右の首が太くてごついハトがオスで、
左のホッソリとした首筋のハトがメスのはずです。
そして、メスに向かって何とか気を惹こうとしているオスと、
でもそっぽを向いて無関心なメスと、
二羽の関係性が写っています。(本当かな?)