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昭和のモノクロ井の頭公園62014年12月10日

前回)からの続きです。

公園内のやや小高い位置から「井の頭池」を見下ろすモノクロ写真がありました。
昭和の井の頭池
昭和51年(1976年)11月末の撮影です。
樹々は既に落葉し、その裸ん坊になった枝の隙間から見える湖面は寒そうですね。

今年の11月に、この撮影場所を探しました。
「ここかな〜。いや、ちょっと違うな」などと、
似たような場所を吟味すること数十分、遂に目的地に辿り着きました。
それが次の場所です。
現在の井の頭池
決め手は丸太でできた階段です。
形状も、池との位置関係もピッタリです。
水辺近くの樹木の内、写真右のサワラは樹形をほぼ保っていました。
写真中央とその左の桜の木も、老木となって傾いでいますが昔の面影ありです。

ただ新旧の写真を見比べると、同じ11月の撮影なのに、雰囲気が随分違います。
今年の写真は、常緑樹が生い茂っていて見通しが悪く、ちょっと煩雑な感じです。
それに対して昔の写真は、これから冬に向かうピリッとした「季節感」があります。
枯れ葉を振り落としてスリムになった樹木に、何か潔さを感じませんか?

今回の撮影場所は下の案内図の[7]です。
撮影地案内図

ここは、井の頭公園の南側(三鷹市側)の次の写真の入口を左折して、
三鷹市側の入口
下の写真の舗装された回遊路から池の方に少し下った所でした。
井の頭池回遊路
散歩している御二人の脇に柵の切れ目があり、
池へ下りていく階段の始まりが見えています。
ここで撮りました。

それにしても、平日の昼間とはいえ、
たまたま写真に写りこまれた方は皆ご年配の方でした。
時代の「季節感」みたいなものを感じました。

(一旦終り)

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