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お墓参りで大事なこと ― 2015年05月27日
元WBC世界ライト級チャンピオンのガッツ石松さんが、
テレビか何かでインタビューを受けた時の話ですが、
「試合で一番気をつけるべきことは何でしょう?」という質問に対して、
「そうだな〜、試合会場を間違えないことだな」と答えたそうです。
かつて女房の実家のお墓参りに付いて行った時、
霊園のあまりの広さに、お墓を探してさまよった経験があります。
テレビか何かでインタビューを受けた時の話ですが、
「試合で一番気をつけるべきことは何でしょう?」という質問に対して、
「そうだな〜、試合会場を間違えないことだな」と答えたそうです。
かつて女房の実家のお墓参りに付いて行った時、
霊園のあまりの広さに、お墓を探してさまよった経験があります。
これではいけないと思い、当該区画の表示板を写真で記録しました。
11年前のこと、次の写真です。
11年前のこと、次の写真です。
それ以来、お墓参り当日は、この記録写真をスマホに入れて行きます。
だから、昨日霊園を訪れた時もスタスタ歩けて、
だから、昨日霊園を訪れた時もスタスタ歩けて、
きちんと目的の場所に最短で行き着けましたよ。
お墓参りの時に、間違ってよそ様のお墓にお参りしてはいけませんよね。
さて、大事なことのもうひとつ。
霊園の近くに、美味しいお店を見つけておくこと。
そうすれば、お墓参りもピクニック気分で楽しく出掛けられます。
昨日はここです、いつも立ち寄るうどん屋さん。
さて、大事なことのもうひとつ。
霊園の近くに、美味しいお店を見つけておくこと。
そうすれば、お墓参りもピクニック気分で楽しく出掛けられます。
昨日はここです、いつも立ち寄るうどん屋さん。
しっかりした食感の手打ちうどんが絶品。しかも安い。
11年前もこの「ちとせ」でした。
11年前もこの「ちとせ」でした。
さて一方、私の実家の方のお墓、これが大変なんです。
次のような階段を二つ登ったところにあります。
この写真は36年前の1979年8月のものですが、
左に写っている私の母もこの頃は普通に昇り降りしていました。
その三年後、
左に写っている私の母もこの頃は普通に昇り降りしていました。
その三年後、
母は、一生懸命のぼっている孫(私の娘)の後を何とか付いて行ってますね。
写真右奥には、さっさとのぼり終えた年長の姪が、
「おばあちゃーん、あさちゃーん」と余裕で手を振りながら二人に呼びかけています。
さらに翌年、背の伸びた娘は一人でお墓にお水をあげられるようになりました。
写真右奥には、さっさとのぼり終えた年長の姪が、
「おばあちゃーん、あさちゃーん」と余裕で手を振りながら二人に呼びかけています。
さらに翌年、背の伸びた娘は一人でお墓にお水をあげられるようになりました。
この区画周辺ともう一つ別の区画にある合計40個くらいのお墓が、
私のお参りすべき墓でした。覚えるのは大変でしたよ。
この写真にあるように、この森のような墓地では山の中腹から頂きにかけて、
あたり一体で総数何万?を越えるくらいのお墓があります。
そのうち40個を識別するわけですから、並の記憶力では覚束ないです。
しかも風雨にさらされて文字も読み取れなくなったお墓も多かったのです。
昔の墓地ですから区画の境界もあってないようなものです。
「これはよそ様のかな?」と判別付かなくなった時は、
「まあ、罰はあたらないだろう」とそちらにも榊をお供えしました。
(当家は神道なので、供えるのはお花ではなく榊です)
「そんないい加減なことはいやだ。ご先祖様かどうか確定したい」
と望む時はどうすれば良いでしょう。
実は方法はあります。
心の中に感じてみるのです、ご先祖様が発する「何か」を。
もう何十年も昔、私が今より少し純真だった頃、次のような体験をしました。
その年、お墓参りに同行した親類の人たちがこう言っていました。
「この前亡くなった○○ちゃんのお墓にお参りしたいけど、どこか分からないね」
○○ちゃんとは、私の末の叔母です。
故あって幼い頃に里子に出され、亡くなるまでずーっと音信不通でした。
同行者達は、
彼女が若くして亡くなってこの墓地に埋葬された、と風の便りに聞いたようです。
もちろん私も、その叔母には会ったこともありませんでした。
でも何故か、そのお墓の場所が分かるような気がしたのです。
そして、水の低きに流れるごとく、足の向くまま歩いて行ったら、
そこに○○叔母さまのお墓がありました。
何万個のお墓の中から、見たこともない一つを選び当てるなんて、
普通に言えば「超現象」なのでしょうが、その時の私は、
「不思議な体験をした」という実感も全くありませんでした。
「水が低いところに流れて行くのは当たり前じゃないか」の気分でした。
今でも時々そのことを思い出すのですが、
やはり当たり前の出来事だったような気がするんです。
だから、お墓参りの時に、区画番号を記録した写真をわざわざ用意しなくても、
きっと素直な心で感じれば、ご先祖様のお墓は呼びかけているんですね。
「こっちだよ〜。良く来たね〜」って。
それを感じ取るのが、お墓参りで一番大事なことかな。
私のお参りすべき墓でした。覚えるのは大変でしたよ。
この写真にあるように、この森のような墓地では山の中腹から頂きにかけて、
あたり一体で総数何万?を越えるくらいのお墓があります。
そのうち40個を識別するわけですから、並の記憶力では覚束ないです。
しかも風雨にさらされて文字も読み取れなくなったお墓も多かったのです。
昔の墓地ですから区画の境界もあってないようなものです。
「これはよそ様のかな?」と判別付かなくなった時は、
「まあ、罰はあたらないだろう」とそちらにも榊をお供えしました。
(当家は神道なので、供えるのはお花ではなく榊です)
「そんないい加減なことはいやだ。ご先祖様かどうか確定したい」
と望む時はどうすれば良いでしょう。
実は方法はあります。
心の中に感じてみるのです、ご先祖様が発する「何か」を。
もう何十年も昔、私が今より少し純真だった頃、次のような体験をしました。
その年、お墓参りに同行した親類の人たちがこう言っていました。
「この前亡くなった○○ちゃんのお墓にお参りしたいけど、どこか分からないね」
○○ちゃんとは、私の末の叔母です。
故あって幼い頃に里子に出され、亡くなるまでずーっと音信不通でした。
同行者達は、
彼女が若くして亡くなってこの墓地に埋葬された、と風の便りに聞いたようです。
もちろん私も、その叔母には会ったこともありませんでした。
でも何故か、そのお墓の場所が分かるような気がしたのです。
そして、水の低きに流れるごとく、足の向くまま歩いて行ったら、
そこに○○叔母さまのお墓がありました。
何万個のお墓の中から、見たこともない一つを選び当てるなんて、
普通に言えば「超現象」なのでしょうが、その時の私は、
「不思議な体験をした」という実感も全くありませんでした。
「水が低いところに流れて行くのは当たり前じゃないか」の気分でした。
今でも時々そのことを思い出すのですが、
やはり当たり前の出来事だったような気がするんです。
だから、お墓参りの時に、区画番号を記録した写真をわざわざ用意しなくても、
きっと素直な心で感じれば、ご先祖様のお墓は呼びかけているんですね。
「こっちだよ〜。良く来たね〜」って。
それを感じ取るのが、お墓参りで一番大事なことかな。
コメント
_ zarate ― 2015年05月29日 23:56
_ タフちゃん ― 2015年05月30日 20:51
zarateさん、今晩は。
当家とzarate家は「あの世では」お隣同士なんですね。
きっと、
・zarateさんが当ブログをご訪問くださったこと
・私が霊園の記事を書いたこと
・その霊園に御父上がいらっしゃること
これらはすべて繋がっているかも知れませんね。
実は3年前の5月29日に「新緑の少女裸像」という記事を書いたことがあります。
(http://mejiro.asablo.jp/blog/2012/05/29/6461586)
その中で、彫刻家「渡辺弘行」さんの作品「真珠」を取り上げたのですが、
何と、まさにその翌日、渡辺弘行さんの孫娘のようこさんが、
たまたまネット検索で私の記事を見つけ、
おじいちゃんの作品の設置場所を知ったそうです。
ご先祖様と私達って結構つながっているみたいですよ、って
こんなことを考えるのも私が年を取ったからでしょうかね。
当家とzarate家は「あの世では」お隣同士なんですね。
きっと、
・zarateさんが当ブログをご訪問くださったこと
・私が霊園の記事を書いたこと
・その霊園に御父上がいらっしゃること
これらはすべて繋がっているかも知れませんね。
実は3年前の5月29日に「新緑の少女裸像」という記事を書いたことがあります。
(http://mejiro.asablo.jp/blog/2012/05/29/6461586)
その中で、彫刻家「渡辺弘行」さんの作品「真珠」を取り上げたのですが、
何と、まさにその翌日、渡辺弘行さんの孫娘のようこさんが、
たまたまネット検索で私の記事を見つけ、
おじいちゃんの作品の設置場所を知ったそうです。
ご先祖様と私達って結構つながっているみたいですよ、って
こんなことを考えるのも私が年を取ったからでしょうかね。
_ zarate ― 2015年05月31日 02:10
今晩は。まさに神がかりです。「その翌日」というのが。おじいちゃんのお孫さんを想う気持ちと作品への思念が、タフちゃんさんを「利用」して、お孫さんを「検索」という行為に突き動かした・・・まさに「当日」に。
徳のない私は珍しくお墓参りをしようものなら、今日の地震より大きいのがきて倒れた墓石の下敷きになって逝く・・・こうなればジョージ秋山ならぬ赤塚不二夫の世界ですが、きらいじゃないんです、そういうオチも。
徳のない私は珍しくお墓参りをしようものなら、今日の地震より大きいのがきて倒れた墓石の下敷きになって逝く・・・こうなればジョージ秋山ならぬ赤塚不二夫の世界ですが、きらいじゃないんです、そういうオチも。
_ タフちゃん ― 2015年05月31日 21:32
zarateさん、今晩は。
確かにそのオチは漫画的と言うか、何かおとぎ話にでもありそうですね。
私もそう言うのは好きですが、最近は本当に地震が多いので、
簡単に笑い話では済ませられないですよね。
確かにそのオチは漫画的と言うか、何かおとぎ話にでもありそうですね。
私もそう言うのは好きですが、最近は本当に地震が多いので、
簡単に笑い話では済ませられないですよね。
_ zarate ― 2015年06月01日 20:21
今晩は。いつも丁寧に返信頂きまして嬉しいです。お酒のせいにはしたくないですが、答案用紙に余計な事書いて先生に諭される子供の気分です。(恥ずかしい・・・)
で、今日は何かというと・・・
気になっていた冒頭のガッツ石松の件です。石松といえばヨネクラジム、ヨネクラといえば目白。
タフちゃんさんが目白でお過ごしになった70年代といえば石松、柴田国明の全盛時代でした。もしかしたらロードワークとかしてるのを見かけられていたのでは・・・
私はボクシング事情にかなり通暁してると自負していますが、冒頭の「石松語録」ははじめて知りました。
で、今日は何かというと・・・
気になっていた冒頭のガッツ石松の件です。石松といえばヨネクラジム、ヨネクラといえば目白。
タフちゃんさんが目白でお過ごしになった70年代といえば石松、柴田国明の全盛時代でした。もしかしたらロードワークとかしてるのを見かけられていたのでは・・・
私はボクシング事情にかなり通暁してると自負していますが、冒頭の「石松語録」ははじめて知りました。
_ タフちゃん ― 2015年06月02日 00:53
zarateさん、今晩は。
ガッツ石松さんはTV等でお見かけするだけなのですが、
あのちょっととぼけたキャラクターが好きです。
ヨネクラジムは、そういえば散歩の途中によく見ますね。
「目白を丸くするフジペット」
(http://mejiro.asablo.jp/blog/2013/06/03/6833457)
古びた建物の2階が安宿みたいになっていて、
その窓に洗濯物を干している若者の姿が見えたりすると、
「あの男の子もチャンピオンを夢見て毎日過ごしているのかな」
などと応援したくなります。
ガッツ石松さんはTV等でお見かけするだけなのですが、
あのちょっととぼけたキャラクターが好きです。
ヨネクラジムは、そういえば散歩の途中によく見ますね。
「目白を丸くするフジペット」
(http://mejiro.asablo.jp/blog/2013/06/03/6833457)
古びた建物の2階が安宿みたいになっていて、
その窓に洗濯物を干している若者の姿が見えたりすると、
「あの男の子もチャンピオンを夢見て毎日過ごしているのかな」
などと応援したくなります。
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三島由紀夫の輪廻を主題にした「豊饒の海」の二巻「奔馬」で、主人公の墓前で親友が「この墓の中には誰もいない・・・」という件が好きで、墓参りを「回避」する独善の言い訳にしてました。先祖を思ってみる精神的なものが大事だとわかってはいるのですが。