▪️次のボックスに適当な文字列(複数可)を入力して、当ブログ内を検索できます ▪️下の目次タイトルをクリックするとテーマ別過去記事の目次へ飛びます
    ・目白の風景 今昔:目次
    ・吉祥寺の風景 今昔:目次
    ・昔と今の写真(番外編):目次
    ・地中海バブル旅行etc.:目次
    ・旅のつれづれ:目次
    ・母のアルバム:目次
    ・目白ジオラマ鉄道模型:目次
    ・すべてのカメラに名前がある:目次

Let's_noteの分解修理-12018年04月14日


Let's_noteパナソニック
パナソニックのノートパソコン " Let's_note " って、
なかなか素敵なネーミングだと思います。
私は20年ほど前に秋葉原の九十九電機で買いました。
正式な名称・型番は " Panasonic CF-A77J8 " です。
小さくて軽くて、飛行機で出張したりする時も苦になりません。
仕事にも使ったし、遊び仲間でもありました。
Macのエミュレーションをして「まきがめ」遊びもしました。
だから次のようなアップルのロゴを貼ったりしていました。
パナソニックMac

ところが先日、デジカメDC20の画像取り込みに使おうと思ったら、
01
この画面を表示したものの、そこで固まってしまいました。
「カタカタ」と何かが虚しく空回りしているような異音を発しました。
明らかな故障というよりも、寿命尽きるの感じです。
HDDハードディスクとCD-ROMドライブと両方ダメになりました。
でも、それから三日三晩の分解修理をして、何とか再生しました。
以下は、その復活の記録です。

検討した修理手順は次のようなものです。
[1]まず、他のHDDにOSを再インストールして、壊れたHDDと換装
それがダメなら、
[2]新たなCDドライブを入手して、普通にリカバリディスクから再生
です。
私の技量では、多分、[2]までやらざるを得ないだろうと予測して、
CDドライブは前もって発注しておきました。
修理作業の途中で届くはずです。

作業手順については、
「すくらっぷ ぶっく」さんの「CF-A77 HDD交換」が大変参考になりました。
まず、次のフレキケーブルを抜いて、キーボードを外しました。
02
すると、次のようにメモリが増設されていました。
03
そういえば、このメモリの増設作業は、昔やったような気がします。
それほど専門的な知識がなくてもできる作業です。
しかし、それ以降の高難度な作業に取り組むのは今回初めてです。
例えば、各種ケーブル外しや、コネクタ外しもしました。
04

05
そして、PCカードスロットの基盤を外しているのが次の写真です。
06
裏返すと寿命が尽きたHDD(東芝製)(左)が見えます。
07HDD
その右側のHDD(IBM製)にこれから換装するわけです。
このIBM製HDDは、既に壊れて廃棄した " Think Pad " から抜き出したものです。
これって我が家の個人情報が詰まったHDDですから、
ドリルで穴を開けてから捨てようと思っていました。
そしたら、捨てられる前に、
今回の換装で蘇るチャンスに恵まれた幸運なHDDです。

HDDは次のように簡単に抜き差しして、交換できることを確認しました。
08

ここで、お話戻って、
この新HDDには、換装前にWindodws98をインストールしておく必要があります。
そのために利用したものが、次の「IDE⇄USB変換器」。
09
何のために購入したものかは忘れてしまいましたが、今回役に立ちそうです。
これを別のデスクトップパソコンにUSB接続して、
そのデスクトップでWindows98をインストールしました。
使用メディアは次の二枚。
10
インストールが普通に済んだので、HDDをCF-A77に戻しました。
そして一応作業は完了し、Windows起動の様子。
11
ところがセットアップから起動時に次のようなエラーメッセージが出まくります。
12

13

14
このエラーを無視していくと、
一応使える状態にはなりますが、気分が悪いですね。
それに、画面の解像度もあげられないし、
やはり、このやり方で上手くやるには、
私の知識か機材か何かが不足しているようです。

そうこうしているうちに、発注済みのCDドライブが到着したので、
マニュアル通り、普通にリカバリーしようかな、と安易な方向に向かいました。
ところが、安易なはずにもかかわらず、困難はまだまだ「続き」ました。