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長崎旅情(4)雲仙で「君の名は?」 ― 2015年01月10日
橘湾の風景を眺めながら1時間40分ほど。
到着したバス停からは、間近に迫る山並みをバックに白い噴煙が見え、
いかにも雲仙です。
そして、ここが映画「君の名は」の舞台でもあることを思い出させます。
約60年前、映画の中では次のような風景です。
いかにも雲仙です。
そして、ここが映画「君の名は」の舞台でもあることを思い出させます。
約60年前、映画の中では次のような風景です。
今もこの雰囲気が少しばかり残っているでしょう?
映画では、この雲仙の街に、春樹との愛に悩む真知子が逃げてくるのでした。
真知子は長年思い続けた春樹と結ばれることを望んでいますが、
現在の夫である浜口勝則が、嫉妬から離婚に同意しないのです。
それで勝則の心が冷静になるまでと、
しばらく東京を離れ雲仙のホテルで働くことにしたのです。
ところで、雲仙と言えば「地獄」で有名ですね。
私が宿泊したホテルのすぐ脇に、その「雲仙地獄」が広がっていました。
映画では、この雲仙の街に、春樹との愛に悩む真知子が逃げてくるのでした。
真知子は長年思い続けた春樹と結ばれることを望んでいますが、
現在の夫である浜口勝則が、嫉妬から離婚に同意しないのです。
それで勝則の心が冷静になるまでと、
しばらく東京を離れ雲仙のホテルで働くことにしたのです。
ところで、雲仙と言えば「地獄」で有名ですね。
私が宿泊したホテルのすぐ脇に、その「雲仙地獄」が広がっていました。
地獄の入口から少し歩くと「君の名は」の真知子にちなんだ岩がありました。
この真知子岩の由来、映画の次のシーンですかね。
「真知子が春樹以外の男性と結婚するならば離婚を認める」
という夫の勝則が出してきた法外?な条件を、
真知子が知人の男性から告げられる場面です。
美しい真知子(岸惠子)と背後のゴツい岩の対比が面白いです。
モノクロの画像を見ると、噴煙の様子が本当に地獄のようです。
映画の中で、真知子の姿が噴煙にかすむ場面がありました。
という夫の勝則が出してきた法外?な条件を、
真知子が知人の男性から告げられる場面です。
美しい真知子(岸惠子)と背後のゴツい岩の対比が面白いです。
モノクロの画像を見ると、噴煙の様子が本当に地獄のようです。
映画の中で、真知子の姿が噴煙にかすむ場面がありました。
美しいでしょう?
雲仙では「夜目、遠目、湯気の内」という諺がありそうですね。
私も真似してみました。
雲仙では「夜目、遠目、湯気の内」という諺がありそうですね。
私も真似してみました。
ところで、この地獄は甘美な愛のドラマの舞台だけではないですよ。
雲仙地獄には、色々な名前の地獄があるのですが、
真知子岩の近くに「お糸地獄」なる束柱が立っていました。
説明文によると、
「お糸とは、島原城下で裕福な暮らしを送りながら、
密通をしたあげく夫を殺してしまった女性の名前で、
彼女が処刑されてこの地獄が出現した」そうです。
さて、そんな地獄巡りと温泉を楽しんだ翌朝、またバスで長崎に戻りました。
バス停から長崎方面の道路を眺めると次のようです。
帰路、この噴煙の中にバスは突っ込んでいくのです。
「お糸とは、島原城下で裕福な暮らしを送りながら、
密通をしたあげく夫を殺してしまった女性の名前で、
彼女が処刑されてこの地獄が出現した」そうです。
さて、そんな地獄巡りと温泉を楽しんだ翌朝、またバスで長崎に戻りました。
バス停から長崎方面の道路を眺めると次のようです。
帰路、この噴煙の中にバスは突っ込んでいくのです。
そしてバスに乗車し、噴煙のただ中を通過する時、
バスの窓から、美しい女性と思われる人影がみえました。
私は、思わず「真知子!」と呼び掛けそうになりましたが、
「いや、あれは『お糸』かもしれない」と思い直して、
声を掛けるのを止めました。
(続く)
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