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目白ジオラマ縮小板の製作 ― 2024年02月03日
目白周辺の公園やお寺などを盛り込んだ鉄道模型ジオラマを作ったのが2017年。
それから6年経ち、家の中が手狭になってきたので、これを小さく作りかえることにしました。
暇を見て少しずつ作業すること数ヶ月、やっと完成しました。
冒頭の写真で上が旧ジオラマ、下が新です。縦横とも約8割の長さになり随分と扱いやすくなりました。
製作に当たって心掛けたのは、風景要素を可能な限り再現することと、模型の中の登場人物をもれなく移住させることでした。結果は次のようになりました。これらも、上が旧ジオラマ、下が新です。
1.都電踏切の二人
それから6年経ち、家の中が手狭になってきたので、これを小さく作りかえることにしました。
暇を見て少しずつ作業すること数ヶ月、やっと完成しました。
冒頭の写真で上が旧ジオラマ、下が新です。縦横とも約8割の長さになり随分と扱いやすくなりました。
製作に当たって心掛けたのは、風景要素を可能な限り再現することと、模型の中の登場人物をもれなく移住させることでした。結果は次のようになりました。これらも、上が旧ジオラマ、下が新です。
1.都電踏切の二人
2.神田川にかかる橋に佇む男性
3.学習院下停留場
4.都バス停留所
5.鬼子母神堂にお参りする人
6.同じく手水舎の男性
7.新江戸川公園のパーゴラ
8.おとめ山公園のブランコと滑り台
9.同じく弁天池と四阿
10.同じく見晴らし台と四阿
11.公園を散策する人
今回の改修に当たって線路のレイアウトを次のように見直しました。
上段が旧設計図、下段が新設計図です。
・旧は900x600のパネル
・新は728x515(B2サイズ)のパネル
に納まるように設計しました。
記号はKATOの線路「ユニトラック」及びトミーテックの「バスコレ走行システム」の型番です。
設計の特徴は、旧では最小回転半径をR117と「Bトレインショーティー」用に設定しましたが、新では外周部分の最小回転半径をR216と大きくしました。
この大きさの線路であれば、私の手持ちの蒸気機関車と客車がギリギリ通過できることは、既存の別レイアウトで確認済みです。
・新は728x515(B2サイズ)のパネル
に納まるように設計しました。
記号はKATOの線路「ユニトラック」及びトミーテックの「バスコレ走行システム」の型番です。
設計の特徴は、旧では最小回転半径をR117と「Bトレインショーティー」用に設定しましたが、新では外周部分の最小回転半径をR216と大きくしました。
この大きさの線路であれば、私の手持ちの蒸気機関車と客車がギリギリ通過できることは、既存の別レイアウトで確認済みです。
目白ジオラマ縮小板の製作(続き) ― 2024年02月04日
(前回)からの続きです。
外回りの最小回転半径はR216なので長めの客車も走行可能な事です。
早速試運転。まず都電(MODEMO 8800形)が内回り線路を。
バスコレの都バスと併走します。
このバスは芸が細かいことに、停留所で5秒間停止します。
客車に室内灯を点けたので、薄暮時の運転も雰囲気があります。
(終わり)
外回りの最小回転半径はR216なので長めの客車も走行可能な事です。
早速試運転。まず都電(MODEMO 8800形)が内回り線路を。
バスコレの都バスと併走します。
このバスは芸が細かいことに、停留所で5秒間停止します。
次にSL+客車の試運転。
これは東武鉄道の『SL大樹』に倣って構成してみました。
(但し蒸気機関車はC11の代わりにC12を使用)客車に室内灯を点けたので、薄暮時の運転も雰囲気があります。
(終わり)
GT-X970のピント調整 ― 2024年02月06日
10年前にエプソンのスキャナF-3200が故障した時、現在使用しているGT-X970に買い替えました。そして手持ちのスキャナの画質比較をしたところ(http://mejiro.asablo.jp/blog/2014/06/14/7343806)GT-X970は、かなり優秀なスキャナであることが確認できました。
この3台の左がF-3200、中央がGT-X820、右がGT-X970ですね。
その後、次のような初期設定のまま特に疑念なく使い続けてきましたが、ふと思い立ってピント調整をしてみることにしました。(拡張設定によるアンシャープマスクはこの時は「なし」でした)
その後、次のような初期設定のまま特に疑念なく使い続けてきましたが、ふと思い立ってピント調整をしてみることにしました。(拡張設定によるアンシャープマスクはこの時は「なし」でした)
この機種は次の写真の部品(スペーサー)を適宜使用することによって、フィルム面のガラスからの距離を「2.5mm」「3.0mm」「3.5mm」と3段階に変えることができます。
サポートガイドの該当ページに次のように図解されていました。
ピントのチェックに使用するフィルムは、10年前に画質比較をした時と同じもので、大塚のバラを撮影したブローニーフィルムです。
この写真の丸で囲った2か所について、ガラスからフィルム面までの距離を「2.5mm」「3.0mm」「3.5mm」と変えてスキャンしてみました。結果は次の通りです。
中央に近い比較1
中央に近い比較1
端部に近い比較2
歯の尖ったところに着目すると、比較1、比較2のいずれについても、一番右の「3.5mm」の場合が最もシャープに見えます。
これまで初期設定の「3.0mm」のままでずーっと使用していましたが、私のGT-X970については「3.5mm」とするのが望ましいようです。でも、それほど差があるわけではないので、これまでの作業が無駄になるわけではないです。
GT-X970は、ブローニーと35mmフィルムとでは、使用するフィルムホルダが別なので、この際、35mmフィルム用についてもチェックしてみることにしました。
使用するフィルムは、5年前に「ニコンで銀塩vsデジタル」(http://mejiro.asablo.jp/blog/2019/02/09/9033973)の比較をした時のもので、次の写真の中央部分をチェックします。
これも「2.5mm」「3.0mm」「3.5mm」とスペーサーのセット位置を変えて3種類試してみます。結果は次の通りでした。
35mmフィルムのスキャンについては「3.0mm」「3.5mm」のどちらでも良さそうです。
こんな風に、使い慣れたデジタルデバイスもその性能を完全には発揮させていないことが多そうですね。
さて、初期設定の見直しついでに、「読み込み解像度」は本当はどのくらいが良いのか検討してみます。
35mmフィルムの場合、
1,200dpiで読み込むと画像サイズは、1,700x1,100ピクセル程度
2,400dpiで読み込むと画像サイズは、3,400x2,200ピクセル程度
になります。
この2種類の解像度で読み込んだ先ほどの写真について、その中央部分を拡大して比較したのが次の写真です。(参考までに2,400dpiの場合と同じサイズになるよう書き出したデジタルデータ(D600で撮影)も並べてみました)
さて、初期設定の見直しついでに、「読み込み解像度」は本当はどのくらいが良いのか検討してみます。
35mmフィルムの場合、
1,200dpiで読み込むと画像サイズは、1,700x1,100ピクセル程度
2,400dpiで読み込むと画像サイズは、3,400x2,200ピクセル程度
になります。
この2種類の解像度で読み込んだ先ほどの写真について、その中央部分を拡大して比較したのが次の写真です。(参考までに2,400dpiの場合と同じサイズになるよう書き出したデジタルデータ(D600で撮影)も並べてみました)
これは、見る時の(出力時の)画面サイズにより印象が変わると思いますが、今回は、1,200よりは2,400がスムースに見えました。
それでも僅かな違いでしたので、用途によっては1,200でも大きすぎる解像度かもしれません。
ただし、私の場合デジタルカメラの書き出しサイズはオリジナルよりは小さくするものの、標準的に4,000x2,660程度と大きめにしています。デジタル写真は枚数も多くなりがちで、それを保存するiMacでは、データの総量はかなりの量になります。
ただし、私の場合デジタルカメラの書き出しサイズはオリジナルよりは小さくするものの、標準的に4,000x2,660程度と大きめにしています。デジタル写真は枚数も多くなりがちで、それを保存するiMacでは、データの総量はかなりの量になります。
今更フィルム撮影分のデータサイズをケチっても焼石に水なので、これまで通りの「2,400dpi」で良しとすることにします。
カラー現像の季節(続き) ― 2024年02月19日
(前回)からの続きです。
マリックスという会社から販売されている
「カラーネガフィルム C-41現像キット」を使ってみます。
問題は、指定された標準液温(38°C)が少し高すぎることです。
私の手持ち機材では冬場にこの液温を持続させるのは難しいのです。
これまで私が最も馴染んでいたのは、室温に近い液温で現像できる「ローライデジベース」という現像キットでした。
この現像液、20-25°Cの液温範囲では
液温+現像時間=38
という関係が成り立つことが分かっていたので、柔軟な現像作業が可能でした。
それで、両者の説明書から、現像のレシピ部分を抜き出して比較してみました。
マリックスという会社から販売されている
「カラーネガフィルム C-41現像キット」を使ってみます。
問題は、指定された標準液温(38°C)が少し高すぎることです。
私の手持ち機材では冬場にこの液温を持続させるのは難しいのです。
これまで私が最も馴染んでいたのは、室温に近い液温で現像できる「ローライデジベース」という現像キットでした。
この現像液、20-25°Cの液温範囲では
液温+現像時間=38
という関係が成り立つことが分かっていたので、柔軟な現像作業が可能でした。
それで、両者の説明書から、現像のレシピ部分を抜き出して比較してみました。
マリックスも液温と現像時間の組み合わせが示されていますね。
理解しやすくするためにこれらを下図のグラフにまとめ、
今後参照しやすいように「結論」も要約して載せました。
いずれも液温を低くすると必要な現像時間が伸びていく状況が良く分かるでしょう?
4個の赤い丸がマリックスの推奨値ですが32度までしかありません。
私はできれば30度くらいの液温で現像したいのです。
それで近似線を引き「エイヤッ!」と30°Cまで伸ばしてみました。
前回の失敗後、二、三回の試行錯誤を経て、
4個の赤い丸がマリックスの推奨値ですが32度までしかありません。
私はできれば30度くらいの液温で現像したいのです。
それで近似線を引き「エイヤッ!」と30°Cまで伸ばしてみました。
前回の失敗後、二、三回の試行錯誤を経て、
とりあえず、私の導き出した方針は次のとおりです。
・現像:液温30-35°Cの範囲で、液温+現像時間=41とする
・現像:液温30-35°Cの範囲で、液温+現像時間=41とする
(今後41→40→39となるよう現像時間を変えてテストする予定)
(攪拌は:最初の30秒間は連続、その後は毎分4回攪拌棒を回転)
・極めて十分な水洗
これを怠ると、漂白プロセスに持ち越された少量の現像液が
・極めて十分な水洗
これを怠ると、漂白プロセスに持ち越された少量の現像液が
悪さをし、色ムラが生ずる(らしい)
(いずれ水洗の代わりに停止浴を行う方法も試す予定)
・漂白:35°C程度で10分。攪拌は適宜
・定着:35°C程度で10分。攪拌は適宜
この方式で、ポストを試し撮りしたフィルムを現像処理。
・漂白:35°C程度で10分。攪拌は適宜
・定着:35°C程度で10分。攪拌は適宜
この方式で、ポストを試し撮りしたフィルムを現像処理。
前回、満足のいかなかった色の乗り(特に朱色)もOKでした。
カラーバランスも良好でした。
カラーバランスも良好でした。
また、ネットフェンスや樹木の葉っぱなどを撮影した写真も。
今回はスキャン時に「アンシャープマスク」を強めにかけてみたので、
デジタル画像を見慣れた目にも結構精細な画像に見えるでしょう?
課題の液温管理については、冬場でも迅速に調整できるよう
「投げ込みヒーター」なるものをAmazonで購入しました。
デジタル画像を見慣れた目にも結構精細な画像に見えるでしょう?
課題の液温管理については、冬場でも迅速に調整できるよう
「投げ込みヒーター」なるものをAmazonで購入しました。
湯煎方式で温度調整するためにはこれかな。
そうでなければ、差し湯用に熱湯の入ったヤカンを隣に常備することになりますね。
そうでなければ、差し湯用に熱湯の入ったヤカンを隣に常備することになりますね。
今回使用したカメラとフィルムは次のとおり。
このフィルム一本の値段で、以前は三本セットが買えました。
今時、フィルム遊びは高額所得者の贅沢ですね。
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