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オリンパスOM10のファインダー清掃2016年02月20日

前回)からの続きです。

試写の済んだ“オリンパスOM10”について、
「電源スイッチのクリック感が頼りない」問題が片付いたので、
次の、
「ファインダーにゴミがある」問題を解決することにしました。

まず、現状のファインダーを覗いた様子はこうです。
オリンパスOM10のファインダー
ファインダースクリーンに、気になる埃が付着しています。やや多め。
しかも、プリズムとの間にも存在するので、
スクリーンを清掃するためにはスクリーン自体を外さざるを得ません。

愛読書の一つ『ジャンクカメラの分解と組み立てに挑戦!』に、
ペンタプリズムを外さずに、ファインダー・スクリーンを取り出す方法が書いてあるので、それに従います。

次のようにマウント側からカメラ内部を覗くと、スクリーンがあり、
その手前にミラー緩衝用のモルトが貼られています。
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これを剥がし始めると、劣化したモルトから黒色の粉末が大量に落ちてきました。
03
一瞬、「やめれば良かったかな?」の念がよぎります。

でも、ここまで汚れると、もう後戻りはできません。
次に、三日月型のプラスチックカバーを剥がします。
04
スクリーンは、次の写真の黒矢印で示すように、
手前の金具と奥の金具の三点で支持されていました。
05
手前の金具のビスを外し、金具自体も取り外すと、
スクリーンが取り出せました。
ミノルタX-700を整体した時とほとんど同じ作業です)
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今回のファインダースクリーンは、幸いにも腐食とか傷とかなく、
普通のゴミと埃だけでしたので、
ダストクリーナーのエアーを吹き付けるだけで随分綺麗になりました。

清掃が済んで、逆の手順でスクリーンを取り付けます。
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最後にミラー緩衝用のモルトも貼りました。
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作業終了後、最初と同じようにしてファインダーの見え方をチェックしました。
09
綺麗になって満足(^ ^)

(終り)