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接触不良は基本のキ:ミノルタ16QT(1) ― 2016年02月25日
中判カメラをたくさん使った反動なのか、小さなカメラを使いたくなりました。
手持ちの中では、例えばミノルタ16QT。
手持ちの中では、例えばミノルタ16QT。
でも、このカメラを使うには、
フィルムを自作しなければならないので、ひと手間余分にかかります。
「そうだ。まとめて作っておけばいいんだ!」と気がつき、
フィルムを詰めるカートリッジを余分に買うことにしました。
フィルムを自作しなければならないので、ひと手間余分にかかります。
「そうだ。まとめて作っておけばいいんだ!」と気がつき、
フィルムを詰めるカートリッジを余分に買うことにしました。
ただし、製造を中止してから数十年も経ったフィルム用のカートリッジです、
これを入手するのがとても難しいことは以前体験済み。
そこを辛抱して執念深く探したら、ありました!
以前見つけた時と同じように、古いカメラと一緒に売られていました。
次の写真が商品説明用の写真です。
カートリッジが鎮座してるでしょう?
これを入手するのがとても難しいことは以前体験済み。
そこを辛抱して執念深く探したら、ありました!
以前見つけた時と同じように、古いカメラと一緒に売られていました。
次の写真が商品説明用の写真です。
カートリッジが鎮座してるでしょう?
ところが、数日後に送られてきた商品を見て、「あれ?空っぽだ!」
フィルム室にカートリッジが入っていません。
やっぱり、そうなんだ。
使用済みの古いカートリッジをゴミと思ったお店の人が、
(その感覚は一般的には正しい)
事前に処分しておいてくれたのです。
親切だけど、私にとっては不親切。
そのことを申し伝えると、親切なお店の方は恐縮して、
送料込みの代金全額(と言ってもはした金)を返してくれました。
そして、カメラ本体は返送不要とのことでした。
というわけで、無料でカメラをGet。
これまでタダ同然で、例えば300円とかで手に入れたことはありましたが、
本当にタダで入手したのは初めてです。
もっとも、普通に言えば、
「お金をくれたら貰ってあげても良いようなカメラ」でした。
マイナス金利みたいなもんだな。
なにしろ、
・フィルム巻き上げできず。
・シャッターボタン押せず。
・露出計は不動。
・ファインダーは劣化あり。
要は、まともに生きているところが何もないカメラだったのです。
ところが、そんな物でも、手元にあると何となく診断してしまう私。
今回は、露出計回路の断線チェックからスタート。
テスターで見るとどこか繋がっていない部分がありそうです。
そして、案外簡単に該当箇所を突き止めました。
電池室の奥の「穴」に潜んでいるスイッチ部品(ピン)の先端が
白華していたんです。
やっぱり、そうなんだ。
使用済みの古いカートリッジをゴミと思ったお店の人が、
(その感覚は一般的には正しい)
事前に処分しておいてくれたのです。
親切だけど、私にとっては不親切。
そのことを申し伝えると、親切なお店の方は恐縮して、
送料込みの代金全額(と言ってもはした金)を返してくれました。
そして、カメラ本体は返送不要とのことでした。
というわけで、無料でカメラをGet。
これまでタダ同然で、例えば300円とかで手に入れたことはありましたが、
本当にタダで入手したのは初めてです。
もっとも、普通に言えば、
「お金をくれたら貰ってあげても良いようなカメラ」でした。
マイナス金利みたいなもんだな。
なにしろ、
・フィルム巻き上げできず。
・シャッターボタン押せず。
・露出計は不動。
・ファインダーは劣化あり。
要は、まともに生きているところが何もないカメラだったのです。
ところが、そんな物でも、手元にあると何となく診断してしまう私。
今回は、露出計回路の断線チェックからスタート。
テスターで見るとどこか繋がっていない部分がありそうです。
そして、案外簡単に該当箇所を突き止めました。
電池室の奥の「穴」に潜んでいるスイッチ部品(ピン)の先端が
白華していたんです。
ここの動作原理はこのようになっています。
カメラ上面のスイッチ(次の写真)を押し込むと、
カメラ上面のスイッチ(次の写真)を押し込むと、
それに連動した板バネが押され、
板バネに下向きに取り付けられたピンが「穴」に沈みます。
その結果、電池室側に突き出てきたピンの先端が、
電池のマイナス側の電極板に接触して、回路が”on”になります。
電池のマイナス側の電極板に接触して、回路が”on”になります。
このピンと電極板の接触不良が、露出計不動の原因だったんですね。
ここを磨いて白華を落とすと、露出計は甦りました。
ここを磨いて白華を落とすと、露出計は甦りました。
このファインダーを覗いた写真で、
上方に赤く光っている二つの矢印がインジケーターです。
光量不足の時は右側の矢印、過多の時は左側が点灯し、
絞り環を矢印が指示する方向に回して適正露光になると、
左右の矢印が同時に点滅して”OK”を合図します。
ミノルタ16QTの露出機構は、複雑な回路を組んでいるようですが、
トラブルの多くはこの「接触不良」であることが多そうな気がします。
(続く)
上方に赤く光っている二つの矢印がインジケーターです。
光量不足の時は右側の矢印、過多の時は左側が点灯し、
絞り環を矢印が指示する方向に回して適正露光になると、
左右の矢印が同時に点滅して”OK”を合図します。
ミノルタ16QTの露出機構は、複雑な回路を組んでいるようですが、
トラブルの多くはこの「接触不良」であることが多そうな気がします。
(続く)
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