目白の風景、40年前と見比べると

（前回）からの続きです。

この写真は「弁天橋」を渡って、
水生物園の西側入口（弁天門入口）に向かって歩いているところです。
写真奥にネットフェンスと通用口が見えているので明快です。
現在も次の写真のように同じ状況でしょう？

次の二枚は入口前の広場です。
左に動物園への階段。右に管理事務所が見えています。
木造?瓦棒葺きの素朴な建物で、鋼板屋根の赤色が良い雰囲気です。

現在の状況はこうです。

次は御殿山方面への園路を歩いている写真。

写真左奥へカーブしている舗装路の線形と排水口格子蓋に注目。
現在も同じです。

昔の撮影地点を現在の地図にプロットしてみました。
数字の[6]から[9]です。

さて、この日の撮影機材は次の二台でした。

右の”ニコンF2+105mm”で撮り始め、途中で気分を変えるためなのか、
前回記事の最終写真から左の”オリンパスXA2”に移っています。
このXA2、以前の記事でも触れましたがスナップに最適でした。

レンズの左側に3点式の距離レバーがあるでしょう？
閉じていたカバーを開くと、必ず中距離（全身像のマーク）設定に戻ります。
いわゆるパンフォーカスですね。
そして、カメラを構えてファインダーを覗いたまま、
右手の中指でレバーを下（上半身のマーク）に下げると、
近距離にピントが合います。
咄嗟にそうして撮ったのが次の写真。

娘にピントが合って、後方の足だけの人物はボケています。
これが逆だったらがっかりです、
って自慢げな私の上半身の影もしっかり写真に写っています。

（続く）