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40年前の16mmフィルムで撮影2016年04月14日

以前に当ブログへご訪問くださったKandeさんから、
ミノルタ16用のカートリッジをいただきました。しかも三本も!
そして、いただいたフィルムは全て未開封の生フィルムでした。
もちろん、とうの昔(40年前)に使用期限は切れていましたが。
既に手持ちの一本と合わせて、期限切れ未使用フィルムが四本になりました。
40年前のフィルムで撮影
新品の35mmフィルムを切り出して自家製16mmフィルムを作るには、
事前にカートリッジを空にしなければなりません。(作り方はこちら
ただ空にするのは能が無いので、「ものは試し」で使ってみることにしました。
ちなみに上の写真で、フィルムに対応するかのごとく四つ並んでいるカメラは、
全部「ミノルタ Minolta 16」です。
手前から、
ミノルタ16初代機(自前整備済み)
ミノルタ16-II(要レンズ清掃、今後予定)
ミノルタ16-Ps(中古完動品)
ミノルタ16QT(自前整備済み)

箱を開けました。
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プラケースを開けました。
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40年間吸水し続けたシリカゲルが入っていましたよ。ご苦労様。

カラーとモノクロフィルムを一本ずつ撮影し、現像したところ、
カラーは失敗!
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というよりもフィルムがオシャカになっていたのですね。
そして、モノクロも相当劣化していましたが、写っています!
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この程度なら、現像後のデジタル処理で何とか救出できそうです。

パソコンに取り込んでみると次のようになりました。
フィルム出入口のフェルトの劣化と装填時の不注意のせいか、
一部のコマに光線引きの痕跡がありましたが、
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それ以外は、結構普通に写っていました。
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これなど道路面のハイライトが飛び気味で、いかにも16mmフィルムらしいです。

そして、裏道の風景も
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昔からある床屋の前を行く自転車も
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神田川沿いの小道の桜も
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何か40年前の景色のように見えます。
不思議。