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理想の二眼レフを探して1 ― 2019年02月20日
「前回」紹介したドキュメンタリー映画の
「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」を見て、
二眼レフって不思議な魅力のあるカメラだと思いました。
人物を撮影する時の二眼レフの利点は、
撮影対象に威圧感を与えないことらしいです。
確かに、顔の真ん前でカメラを構えられたら、普通の人は警戒しちゃいますが、
そのカメラがお腹の高さだったら、結構、心を開くかもしれません。
ヴィヴィアンの作品を高く評価した写真家のメイロウイッツ氏は、
ヴィヴィアンの使用したカメラ「ローライフレックス」について、
『一種の隠し撮りカメラだ』とコメントしています。
また、レンズの高さが通常視点より低くなるために、
映像がダイナミックになると、指摘していました。
そんなわけで、私も二眼レフを持って、
ヴィヴィアンのように " walk & shoot " しようと思いました。
ところが、そんな私の前に立ちふさがったのが次の3台。
それぞれ故障を抱えた二眼レフ3台です。
「写真家」であるよりも「修理工」である私の務めは、
まず、この3台を通常通り使用可能な状態にすることでした。
左のマミヤ MAMIYA C220はシャッターが切れたり切れなかったりします。
中央のリコー RICOH_FLEXはシャッターのレリーズレバーが戻りません。
右のプリモ PRIMO-JRはシャッター羽根が開くのに一時間かかったりします。
とまあ、いずれもシャッターにトラブルの生じている3台なのですが、
たまたま並べて見て、以前から所有していたマミヤC220って、
異常に大きなカメラなんだな!と驚きました。
レンズ交換が可能なプロ向けのカメラとしてもデカい!です。
それぞれの重量を測ってみると次のような結果になりました。
マミヤ:1,441g
リコー:759g
プリモ:727g
マミヤは1kgを超えました。他の二つの倍近い重さです。
ところが、フィルムサイズによるカテゴリー分類では、
マミヤとリコーが 6x6のブローニー版のカメラであり、
プリモだけが弟分的な 4x4のベスト版カメラです。
ということは、私が頻繁なレンズ交換とかしないのであれば、
写真中央の「RICOH_FLEX」こそ、
私にとって理想の二眼レフではないでしょうか?
とか考えつつ、まずは「修理工」の仕事をすることにしました。
(続く)





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