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Rollei35で暮れの神楽坂と赤城神社 ― 2020年01月07日
ローライ35という、個性的で魅力のある、
でも、使いにくいカメラがあります。
どんな点が使いにくいかというと、
・まず携帯方法。
この写真のRollei35には、純正品のリストストラップと、
三脚穴にねじ込む方式のネックストラップの両方が付いています。
実際には、このうちどちらかを選ぶことになります。
カッコ良いのはリストストラップなのですが、
私は、撮影時以外は両手がフリーになるネックストラップが好みです。
でも、それを装着すると、
次のフィルムカウンターが隠れてしまって、
何枚撮影したか分からなくなってしまいますね。
・それから沈胴式レンズの格納方法
この写真の[A]ボタンを押しながら、
[B]を回してロックを解除してボディに押し込むのですが、
その前に[C]のレバーで一枚分巻き上げておく必要があります。
この[C]を忘れたまま押し込もうとすると、壊れてしまうのですね。
・そして、これは本当にどうかな?、と思うのが電池の収納方法
何と裏蓋を開けて、更に、
フィルムパトローネ収納場所の奥の蓋を開けて、
[+]と[-]の方向を注意深く見極めながら、納めなければならないのです。
このローライ35は英国のエリザベス女王の愛機でもあったのですが、
女王にこの作業をさせるのは酷ですよね。
(まあ、御付きのものが代行したのでしょうが)
と、そんなカメラなのに、時々、持ち歩きたくなります。
それは、このカメラが何とも「カッコ良い」だけでなく、
なぜか私好みの写真が撮れてしまうからです。
不思議なことがあるもんですね。
そして「年末年始はモノクロの季節」と感じている私は、
Rollei35にフジAcros100を詰めて、
師走の神楽坂に出かけました。
その成果。
次は赤城神社に移り何枚かパチリ。
それと、このカメラはフィルムを装填するのも面倒くさいのですが、
コンパクトなサイズのためか、上手に装填すると、
36枚撮りフィルムで、40枚も撮れてしまいます。
その辺は腕の見せ所で、うまく40枚撮れれば、自慢できますよ。
(誰も褒めてくれないけれど)
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