▪️次のボックスに適当な文字列(複数可)を入力して、当ブログ内を検索できます
▪️下の目次タイトルをクリックするとテーマ別過去記事の目次へ飛びます
・目白の風景 今昔:目次
・吉祥寺の風景 今昔:目次
・昔と今の写真(番外編):目次
・地中海バブル旅行etc.:目次
・旅のつれづれ:目次
・母のアルバム:目次
・目白ジオラマ鉄道模型:目次
・すべてのカメラに名前がある:目次
・目白の風景 今昔:目次
・吉祥寺の風景 今昔:目次
・昔と今の写真(番外編):目次
・地中海バブル旅行etc.:目次
・旅のつれづれ:目次
・母のアルバム:目次
・目白ジオラマ鉄道模型:目次
・すべてのカメラに名前がある:目次
マミヤ二眼レフのポロファインダー修理 ― 2015年10月25日
私の持っている二眼レフ「マミヤ Mamiya C220 Professional」、
フル装備すると次のようにとても勇ましいです。
フル装備すると次のようにとても勇ましいです。
これを持って"walk & shoot"すると、レンズから弾丸が飛び出して来そうです。
ただ、残念なことに頭に乗っているファインダーの調子が悪いのです。
正式名称は「CdSポロファインダー」と言います。
(なぜか"d"だけが小文字です)
カメラから外して、そのファインダーの下側を覗いてみると、こうです。
ただ、残念なことに頭に乗っているファインダーの調子が悪いのです。
正式名称は「CdSポロファインダー」と言います。
(なぜか"d"だけが小文字です)
カメラから外して、そのファインダーの下側を覗いてみると、こうです。
ガラスにクモリと埃・カビがあります。
接眼部から覗いてみるとやっぱりひどい。
接眼部から覗いてみるとやっぱりひどい。
また、斜めに迫り出して来ている腕木の先の丸型が露出計の受光部なのですが、
メーターが生きていません。
テスターを電池収納部に当てて抵抗値を測定してみると、電流はゼロ。
メーターが生きていません。
テスターを電池収納部に当てて抵抗値を測定してみると、電流はゼロ。
すなわち、抵抗値は無限大 → どこかで断線している、ことになります。
このファインダーの保証書がなぜか残っていました。
このファインダーの保証書がなぜか残っていました。
これを使って無償修理してもらえるでしょうか?
昭和59年5月7日の購入で、それから一年間が有効期間ですから、
え〜っと、計算してみると、
「残念!」、ちょうど三十年前に保証期間は終わっていますね。
やむを得ず自分で修理することにしました。まず分解。
昭和59年5月7日の購入で、それから一年間が有効期間ですから、
え〜っと、計算してみると、
「残念!」、ちょうど三十年前に保証期間は終わっていますね。
やむを得ず自分で修理することにしました。まず分解。
左から、貼り革、金属カバー、ファインダー本体です。
金属カバーとファインダーのガラスの間に、
緩衝剤として入っていたモルトが劣化してボロボロです。
これがミラーボックスに埃として入り込んでいたのですね。
このモルトは無くても差し支えなさそうなので、
アルコールで全て取り除くことにします。
メーター調節用の可変抵抗が次です。三つありました。
金属カバーとファインダーのガラスの間に、
緩衝剤として入っていたモルトが劣化してボロボロです。
これがミラーボックスに埃として入り込んでいたのですね。
このモルトは無くても差し支えなさそうなので、
アルコールで全て取り除くことにします。
メーター調節用の可変抵抗が次です。三つありました。
この付近には接触不良とか断線はなさそうです。
いよいよ、ミラーボックス内をチェックしてみます。
下部のガラスを外しました。
いよいよ、ミラーボックス内をチェックしてみます。
下部のガラスを外しました。
ガラス右側にスイッチと、それに連動するアーム及び受光部があり、
ガラス左側にはメーターの指針が見えています。
やっぱりスイッチが怪しいので、バラしてチェックします。
ガラス左側にはメーターの指針が見えています。
やっぱりスイッチが怪しいので、バラしてチェックします。
プラスチックの扇形のスイッチを「OFFからON」にすると、
それに連動して腕木先端の受光部が画面中央部に出て来て、
その中央部の明るさをチェックする機構になっています。
(いわゆる中央部スポット測光)
その状態で回路がつながるように、接触式の金属片が仕込まれています。
その片方の接点として、ベークライトに銅板が貼られていますが、
見事に緑青を吹いていますね。
これでは接触不良になるはずです。
その緑青をドライバーの先端で削り落としました。
それに連動して腕木先端の受光部が画面中央部に出て来て、
その中央部の明るさをチェックする機構になっています。
(いわゆる中央部スポット測光)
その状態で回路がつながるように、接触式の金属片が仕込まれています。
その片方の接点として、ベークライトに銅板が貼られていますが、
見事に緑青を吹いていますね。
これでは接触不良になるはずです。
その緑青をドライバーの先端で削り落としました。
この写真で、銅板の素地が現れてピカピカに輝いているでしょう?
修理を完了して再組み立てしているところ。
修理を完了して再組み立てしているところ。
このように見違えるほど奇麗になりました。
ガラスは一点のクモリも無くクリアーに、
メーターは光に反応して針が振れるようになりました。
そして普通のウエストレベルファインダーから、
ガラスは一点のクモリも無くクリアーに、
メーターは光に反応して針が振れるようになりました。
そして普通のウエストレベルファインダーから、
CdSポロファインダーに付け替えました。
このはみ出し感が何とも大胆で素敵です。
当時、ファインダーの指定電源は銀電池の「S-76」でした。
これはもう手に入らないので、同サイズで同電圧の「LR44」を入れました。
そして、次のようにしてメーターチェックを行ないました。
当時、ファインダーの指定電源は銀電池の「S-76」でした。
これはもう手に入らないので、同サイズで同電圧の「LR44」を入れました。
そして、次のようにしてメーターチェックを行ないました。
カメラの左側についているのが比較用の「コシナVCメーター」。
均一に照らされた壁面にカメラを向けて、
二つのメーターの示す数値を比較したところ、約一段のずれでした。
まあ、実用域にあるといえます。
先にあげた三つの可変抵抗で微調整が可能なはずですが、
どれがどれか分からないので、このまま使うことにしました。
というよりも、
このデカいファインダーを付けた二眼レフを本当に使うかな?
首からぶら下げて街を歩いたら、きっと目立ち過ぎでしょう。
銃刀法所持で逮捕されるかも知れません。
でも、逮捕される危険を冒して夕方の街をshoot!
均一に照らされた壁面にカメラを向けて、
二つのメーターの示す数値を比較したところ、約一段のずれでした。
まあ、実用域にあるといえます。
先にあげた三つの可変抵抗で微調整が可能なはずですが、
どれがどれか分からないので、このまま使うことにしました。
というよりも、
このデカいファインダーを付けた二眼レフを本当に使うかな?
首からぶら下げて街を歩いたら、きっと目立ち過ぎでしょう。
銃刀法所持で逮捕されるかも知れません。
でも、逮捕される危険を冒して夕方の街をshoot!
CdSメーターはバッチリ!でした。
十三夜vs十五夜 ― 2015年10月25日
カメラ:Nikon_D600
レンズ:Tamron_28-300を300mmで
絞り:f8
シャッター:1/800
ISO:200
後処理:Photoshopにて明部の明度を強調
参考に十五夜(一昨年の中秋の名月)の写真も載せます。
レンズ:Tamron_28-300を300mmで
絞り:f8
シャッター:1/800
ISO:200
後処理:Photoshopにて明部の明度を強調
参考に十五夜(一昨年の中秋の名月)の写真も載せます。
カメラ:Nikon_D600
レンズ:Nikkor_70-300を300mmで
絞り:f8
シャッター:1/1,600
ISO:200
後処理:Photoshopにて明部の明度を強調
いつも以前の撮影データを忘れてしまうので、
今回はメモ代わりにここに記しておくことにしました。
コントラストの若干の違いは、
Photoshopの処理加減によるもので、特に有意差はありません。
どちらの月が美しいでしょうかね?
レンズ:Nikkor_70-300を300mmで
絞り:f8
シャッター:1/1,600
ISO:200
後処理:Photoshopにて明部の明度を強調
いつも以前の撮影データを忘れてしまうので、
今回はメモ代わりにここに記しておくことにしました。
コントラストの若干の違いは、
Photoshopの処理加減によるもので、特に有意差はありません。
どちらの月が美しいでしょうかね?
最近のコメント