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オリンパスOM10に浮気2016年02月06日

フィルム一眼レフに関しては、
基本的にニコン党、時々はミノルタ党である私の所に、
突然、”オリンパス OLYMPUS OM10”がやってきました。
オリンパスOM10に浮気

いきさつはこんなこと。
昔使ったフジトラベルミニの中古をオークションで見つけて買ったら、
トラベルミニのご帰還
それが「一山いくら」のジャンク品の中の一台だったので、
ミニ以外のカメラが10台も来てしまったのです。
02a
左下がトラベルミニ、右上がOM10ですね。

この埃まみれの10台は全部捨てるつもりだったのですが、
オリンパスのOM10があることに気づき、このシリーズは、
これまで手を出したことがなかったので、ちょっと興味もあり、
また、ひょっとしたらの気持ちもあり、一応チェックしてみたのです。

ジャンク度はかなりのものでした。
巻き上げレバーは不動、ミラーは途中でハング状態、
当然ながらシャッターボタンは押せずでした。
これらの不具合は、電池を新品に変えて、あちこちガチャガチャやっていたら、
少しずつ解消し、なんとか作動するようになりました。

でも、何ともひどかったのは裏蓋が固着して開かないこと。
フィルムカメラで裏蓋が開かなかったらフィルム使えない!
これについては、べったり溶けて固まったモルトを、
次の写真のように、裏蓋の溝に注射器でアルコールを流し込んで溶かして、
03
それでもどうにもならなかったので、遂には軍艦部を開けました。
04
この写真で白矢印の、裏蓋ロック金物も固着していたんです。
それに連動している部品をドライバーで無理やり上方へこじあげ?、
壊れる寸前で、かろうじて裏蓋もオープン。

ということで、
曲がりなりにもフィルムカメラとしての体裁は整ったので、
次は試写して、一応写るようだったら、きちんと整備しようと思いました。
昔のカメラを修理する時、本来は裏蓋の遮光モルトも更新するのですが、
面倒なので、今回はマスキングテープで間に合わせ遮光。
05

レンズもジャンクのまま使っちゃいます。
絞り羽根は若干油浮きでねばりあり。それに加えて、
次の写真のように、レンズ内部には大量の埃・カビ・くもりあり。
06
もしも、それでも何とか写っていたら、その時は念入りに清掃だな。

ということで、
突然押しかけてきた「あばずれ娘」のようなオリンパスOM10、
どんな写りをしてくれるでしょうか?
昨年6月に「キャノンに浮気」して以来のアバンチュール、
うまくいくでしょうか?

続く

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