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形見のカメラで撮る風景は(2)Canon_P型レンズ清掃2018年06月08日

前回)からの続きです。

いただいたCanon_P型には、50mmF1.8の標準レンズが付いていました。
これを分解して掃除してみる事にします。
次のような状況ですから前途多難ですが、
趣味で使うレンズに、それほどの完璧さは求めません。
Canon_P型レンズ清掃

後ろ側から始めます。
白矢印のカニ目を回すと、
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押さえリングが外れます。
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すると、レンズユニットがすっぽり抜けました。
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合理的な造りです。
この写真右下のレンズユニットから後玉群を外します。
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カビは、この後玉群の内部側の面に付いていました。
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レンズの表裏に注意して分解していきます。
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ここまで分解すれば清掃は容易ですが、
カビ跡は、一生懸命拭き取っても取りきれませんでした。
LEDライトを当てると、まだまだ残っていますね。
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次は表側(対物側)から取り組みます。
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銘板リングを外すと一枚外れました。
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この後はどうしたものかと眺めると、
次の写真の矢印の位置にイモネジがありました。
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このネジ(セットビス)を外し、前玉群を回すと、
すっぽり抜けました。
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こちらはカビなどはないので、アルコールで軽く清掃だけ。

そして、一応完了。
一部カビ後が残っても、
真正面から眺めるとクリアに見えるので、そこそこ写るはずです。
清掃後

続く