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最強のGPSロガー(続き)2018年09月10日

前回)からの続きです。

今回のテストで、「ログ記録用」アプリとして使用したのは、
iPhone用の「ZweiteGPS有料版(480円)」でした。
それ以外にも似たようなアプリが幾つかあります。
そのうち「SimpleLogger」という無料アプリを、
「ZweiteGPS」と同時起動して使ってみました。
GPSロガーアプリ

SimpleLoggerには記録間隔を、
一般的な「時間」ではなく「距離」で設定するモードがあります。
これも面白いかな、と思ったのです。
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とりあえず、記録間隔を”5m”に設定し、
前回の池袋散策テストについて、両者の結果を比較してみると、
次のようになりました。
池袋GPS記録の比較図
(SimpleLoggerの先頭部分が欠落しているのは、
 しばらく歩いてから記録を開始したからです。)
有料アプリZweiteGPSの結果の方が少し正確かな、という感じです。

しかし、これは設定の違いによるものかもしれません。
では、どちらも時間で測定間隔を決めたらどうなるか?
SimpleLoggerの設定も、ZweiteGPSと同じ”5秒”にしました。
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そして高田馬場駅周辺を散策した結果は、
高田馬場散策
「ありゃりゃ!」
途中、高田馬場駅前の「BIGBOX」に寄ったのですが、
SimpleLoggerの方は、完全に欠落していますね。
というよりも、これはアプリの性能の差ではなく、
何か設定の違いによるのではないか、と思い、先ほどの設定画面で、
「精度の低いポイントを除外」のオプションがオンになっているのを疑いました。

今度は、次のように両者の設定を揃えてみました。
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そして、選んだテストルートは目白駅周辺。
学習院下から「椿の坂」を北上し、
目白駅前の「TRAD目白」に入って、わざとGPS信号を迷わせたのち、
目白通りを西に向かい、目白三丁目の交差点から南下。
「近衛のケヤキ」を通り過ぎ「目白ヶ丘教会」で右折して、
道なりに「おとめ山公園」に至る、というルートです。
目白散策ルート
終着点の公園のベンチでiPhoneを取り出し、
両者の結果を見比べてみると、次のように全く同じでした。
目白散策テスト
家に帰って、Macの「GPX Binder」にデータを取り込み、
大きな画面で比較してもほぼ同じ。
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まあ、どちらのアプリも、
基本的には同一のGPS信号を使っているのでしょうから、
結果に違いがなくて当然ですね。

私が使う狭い用途の範囲で、あえて使い勝手の差を探せば、
測定後の(gpx等への)フォーマット変換のバリエーションとか、
ネット経由で母艦のMacへデータを引き継ぐ際の、アプリの安定性とかに、
「ZweiteGPS有料版(480円)」の480円分があるかな、という感じです。

さて、このどちらかのデータを「GPX Binder」で修正します。
十分このまま使えるデータなのですが、練習を兼ねてやってみました。
超簡単でした。
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ついでながら、テスト中に撮影した写真のデータ(位置情報は無し)は、
「Lightroom」で現像してからMac内に保存します。
一応、明るさ調整や傾き修正とか、トリミングとかするのです。
その現像途中の段階で、先ほどのトラックログデータを読み込み、
各写真に位置情報をタグ付けすると、こうなります。
写真にGPS位置情報をタグ付け
さらに、位置情報を付与されたデータをMacの「写真」に読み込み、
(私の写真管理法の最後の段階)
3D表示した画像に、遊びで道筋を手書きしてみました。
青のラインがそれです。
フォトマップ3D 表示
何となく、散策したな!という満足感を感じます。

以上で「GNS2000_PLUSとiPhoneアプリ」による、
GPSロガーのテストは終りなのですが、このテストをやると、
図らずもたくさんウォーキングをしちゃいますね。
このテストに要した
私の歩数は:17,300 歩
歩行距離は:10.4 km
でしたよ。

(終り)の予定でしたが、不本意ながら(続く)ことに。