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Rollei A110-Less is more ― 2013年09月04日
以前、ニューヨークのパークアベニューを観光していて、
ある高層ビルの姿に心うたれた事がありました。
建物デザインの合理性と、その脇の銀杏の自然な佇まいに感動したのです。
ある高層ビルの姿に心うたれた事がありました。
建物デザインの合理性と、その脇の銀杏の自然な佇まいに感動したのです。
これは、ドイツ出身の建築家ミース・ファン・デル・ローエの設計で
1958年に建設されたシーグラムビルです。
全体像はこうです。
(Norotonさんが自らの著作権を放棄した写真を掲載)
インターナショナルスタイルと呼ばれる高層オフィスビルの原点がここにあります。
この設計者の哲学は、
Less is more.(削ぎ落とすほど豊かになる)でした。
そんなカメラをe-bayで買いました。
「Rollei A110」です。(110はワン・テンと呼びます)
もちろんMade in Germanyです。
インターナショナルスタイルと呼ばれる高層オフィスビルの原点がここにあります。
この設計者の哲学は、
Less is more.(削ぎ落とすほど豊かになる)でした。
そんなカメラをe-bayで買いました。
「Rollei A110」です。(110はワン・テンと呼びます)
もちろんMade in Germanyです。
撮影するときはスライド式の蓋を開けます。
実にかっこいいです。
シーグラムビルと銀杏の木が見事に調和していたように、
この直線的な黒いカメラが、たおやかな女性の手に納まったら、
喩えようもなくエレガントに違いありません。
110フィルムというカートリッジ型のフィルを使用するカメラは、
扱いが簡単な事から、
日本では初心者用としてプラスチック製の安物がたくさん作られました。
でもこの「Rollei A110」は別格。
総金属製で重量感&高級感いっぱい。
1975年の発売当時は金持ちしか買えませんでした。
今はとても安く買えます。
でも、これを使用するためのハードルはとても高いです。
ハードルを列挙するとこんな具合です。
1.110フィルムは製造中止。普通のカメラ店では売っていない。
2.カメラ動作用の5.6V電池も今は製造されていない。
3.そして日本語の使用説明書が手に入らない。
4.撮影後に自分でデジタル化したくても、110フィルムに対応したスキャナーがない。
だいたいフィルムを入れるためには裏蓋を開けなければいけないですが、
こんな具合で、どこをどうすれば開くのか見当つきません。
シーグラムビルと銀杏の木が見事に調和していたように、
この直線的な黒いカメラが、たおやかな女性の手に納まったら、
喩えようもなくエレガントに違いありません。
110フィルムというカートリッジ型のフィルを使用するカメラは、
扱いが簡単な事から、
日本では初心者用としてプラスチック製の安物がたくさん作られました。
でもこの「Rollei A110」は別格。
総金属製で重量感&高級感いっぱい。
1975年の発売当時は金持ちしか買えませんでした。
今はとても安く買えます。
でも、これを使用するためのハードルはとても高いです。
ハードルを列挙するとこんな具合です。
1.110フィルムは製造中止。普通のカメラ店では売っていない。
2.カメラ動作用の5.6V電池も今は製造されていない。
3.そして日本語の使用説明書が手に入らない。
4.撮影後に自分でデジタル化したくても、110フィルムに対応したスキャナーがない。
だいたいフィルムを入れるためには裏蓋を開けなければいけないですが、
こんな具合で、どこをどうすれば開くのか見当つきません。
そして、いろいろクリアして、いざ撮影に出かけても、
ストラップを引っ張って、ポケットから取出した状態はこうです。
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