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プリモジュニアで16枚撮り(2) ― 2017年12月15日
ただし、「ソーヤーズマーク4」は輸出用の製品名なので、
この記事では国内向け製品の名称「プリモジュニア」を使います。
このプリモジュニア、昭和30年代の製品です。
その頃としては小ぶりで可愛い外観から、例えば若いお母さんが、
手軽に子供の写真を撮ったりする使い方を想定したらしいです。
では、簡単に使えたのかと言うと、そうとは思えません。
1/500秒のシャッターへの切り替え方とか、
フィルムを途中で取り出した時の枚数計のリセット方法とか、
「使用説明書」を読まなければ理解できない機能が多々あります。
当時の若いお母さんは、家族に詳しい人がいなかったりした場合、
多分、私が思うに、近くのカメラ屋さんに聞いたりしたのでしょうね。
カメラ屋さんには、そんな感じのおじさんが必ずいましたから。
私も、そんなおじさんになるべく「使用説明書」を熟読してみました。
次の写真がそれです。
この記事では国内向け製品の名称「プリモジュニア」を使います。
このプリモジュニア、昭和30年代の製品です。
その頃としては小ぶりで可愛い外観から、例えば若いお母さんが、
手軽に子供の写真を撮ったりする使い方を想定したらしいです。
では、簡単に使えたのかと言うと、そうとは思えません。
1/500秒のシャッターへの切り替え方とか、
フィルムを途中で取り出した時の枚数計のリセット方法とか、
「使用説明書」を読まなければ理解できない機能が多々あります。
当時の若いお母さんは、家族に詳しい人がいなかったりした場合、
多分、私が思うに、近くのカメラ屋さんに聞いたりしたのでしょうね。
カメラ屋さんには、そんな感じのおじさんが必ずいましたから。
私も、そんなおじさんになるべく「使用説明書」を熟読してみました。
次の写真がそれです。
表紙に、カメラの製造元である「東京光学」の工場の全景が写っています。
この工場で当時プリモジュニアを造っていた職工さんたちは、
現在、生きていたとしても、既にかなりの歳になっているはずです。
現代のお母さんが、スマホカメラで子供のスナップを撮って、
インスタグラムへ投稿したりするのを見て、どんな風に感じるでしょうか?
結構「過去の銀塩の輝き」を思い出して、
むしろ誇らしい気持ちになるんじゃないかと思います。
さて、お話もどって、カメラにフィルムをセットします。
次のように黒三角のスタートマークが出てきたら、
この工場で当時プリモジュニアを造っていた職工さんたちは、
現在、生きていたとしても、既にかなりの歳になっているはずです。
現代のお母さんが、スマホカメラで子供のスナップを撮って、
インスタグラムへ投稿したりするのを見て、どんな風に感じるでしょうか?
結構「過去の銀塩の輝き」を思い出して、
むしろ誇らしい気持ちになるんじゃないかと思います。
さて、お話もどって、カメラにフィルムをセットします。
次のように黒三角のスタートマークが出てきたら、
裏蓋を閉めて、
赤窓に数字の[1]が出るまで巻き上げます。
この後は使用説明書通りに撮り進んで、
この後は使用説明書通りに撮り進んで、
この11枚目を撮る直前で、次の写真に示す操作を行います。
二つある銀色のボタンのうち、
左の「ロック解除ボタン」を押しながら、
右の「撮影枚数リセットボタン」を赤矢印の方向へ動かします。
するとフィルムカウンターが[1]に戻ります。
左の「ロック解除ボタン」を押しながら、
右の「撮影枚数リセットボタン」を赤矢印の方向へ動かします。
するとフィルムカウンターが[1]に戻ります。
すなわち実際は[11]枚目なのですが、カメラは[1]枚目と誤認するわけです。
この後も普通に撮り進んで、
この後も普通に撮り進んで、
この状態でシャッターを切ると16枚目を撮ったことになります。
プリモジュニアのフィルムカウンターは[12]までしかありませんが、
こうすれば、撮影枚数を最後の[16]まで数えられるでしょう?
そしてフィルムを最後まで巻き上げ、取り出して現像してみました。

成功です。きちんと16枚撮れているでしょう?
ただし、撮り始めの一枚目について、実害はないですが、
次のように周囲の余白が若干カブっていました。
ただし、撮り始めの一枚目について、実害はないですが、
次のように周囲の余白が若干カブっていました。
これはリーダー部分を5cm少なくしたことが影響したのですね。
一方、撮り終わり部分を見ると、次のようにまだ余裕があります。
一方、撮り終わり部分を見ると、次のようにまだ余裕があります。
フィルムを目一杯使うと[17]or[18]枚撮れる勘定になります。
ただし、それほど枚数にこだわるわけではないので、
より安全に16枚が撮影できるよう、再度設計寸法を調整しました。
次の図面が、今回の実験の最終結論です。
ただし、それほど枚数にこだわるわけではないので、
より安全に16枚が撮影できるよう、再度設計寸法を調整しました。
次の図面が、今回の実験の最終結論です。
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