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幽霊ホテルにお久しぶり2018年06月30日

私がどこかへ旅行しようと計画すると、その予定がテレビ局に伝わるらしく、
「空から日本を見てみよう+」か「ブラタモリ」が特集してくれます。
今回の伊豆旅行もそうでした。
旅行直前にブラタモリで「伊豆・下田」特集。
下田なまこ壁の家
これは、下田で有名な「なまこ壁の家」。
築200年の廻船問屋、ということは、
ペリー来航時には既に存在していた建物ですね。
そんなことを、タモリと女子アナが学んでいく番組です。
ちなみに、この後ろ姿の女子アナは、
4代目ブラタモガールのリンダちゃんこと「林田理沙(はやしだ りさ)」さん。
久保田祐佳 → 桑子真帆 → 近江友里恵さん、に続いての登場です。

でも、この家などは私自身も何度も見ています。
(下田には何回か遊びに行っているので)
次の写真、左が3年前、右が今年です。
01

もう少しディープなところを紹介すると、
次の「平井製菓店」などはどうでしょう?
同じく、左が3年前、右が今年です。
牛乳あんぱん
いつも「牛乳あんぱん」を買います。

また、これは「山田鰹節店」
山田鰹節店
3年前と今年と、店の前のスーパーカブの姿が一緒なのが何か可笑しい。
ここで、今年も昆布を買いました。
03

昆布
これは、高級料亭に供される昆布の端材、とってもお得です。

さて、今回の宿泊先は、いつもと同じ「下田東急ホテル」ですが、
丁度一年前にリニューアルオープンしたそうです。
もともと立地条件は抜群だし、サービスも一流なので、
また、魅力的になりましたね。
次は、番組の中にちらっと登場した下田東急ホテル。
高台にホテル
海岸線から見上げた高台に、凛々しく聳えているでしょう?

ところで、このホテルには、高台から海岸に降りる途中にプールがあります。
そのシチュエーションは、まさにコートダジュールの別荘地の雰囲気ですよ。
ガーデンプール
3年前の冬場は左のようだった水の色が、今回は右の水色。
丁度6/16にプール開きをしたばかりでした。
今年の梅雨明けは早いので、これからガーデンプールは大にぎわいですね。

さて、市内からホテルへの道すがら、私が気になったのは「幽霊ホテル」のこと。
全国の観光地に存在し、当然下田にもありますよ。
そんな下田の幽霊ホテル、この3年間の変化を対比させてみました。
まず、次の写真は「城山ホテル」
城山ホテル
こちらは解体されて、地盤の山肌が露出していました。今後どうなるのかな?
次は「グランドホテル」
グランドホテル
変わらずです。朽ち果てるまでこの姿でい続けるのかな。
そして、何と言っても興味深いのは、道の駅の近くの「下田温泉」。
下田温泉
裏山の樹木と一体化しつつあります。
こうなると、いっその事、完全に樹木に覆われた姿を見たくなります。

お話変わって、ブラタモリの中で「了仙寺」が取り上げられていました。
了仙寺
ペリー艦隊の乗員たちが2ヶ月間逗留し、
ここを拠点として外交活動を行った場所として有名なお寺です。
実は、このお寺の裏手に、本物の幽霊?の住まいがあるのですね。
了仙寺横穴遺跡
これは、約1400年ほど前の古墳時代の洞窟で、
ここから人骨とともに、勾玉や耳飾りなどの装飾品も出土したそうです。
こちらの幽霊は、3年程度の月日はいまさら何?という感じですね。

最後に下田市街地の建物をもう一つ。
安直楼
これは「安直楼」です。
米国総領事のハリスの愛人とされた「唐人お吉」が、ハリスから解雇され、
また、よりを戻した元婚約者の鶴松とも再度別れた後に営んだ小料理屋です。
でも経営に行き詰まり、自らも酒に溺れ、ついには、
稲生沢川(いのうざわがわ)に身を投げるエピソードは、悲しすぎます。
そんなお吉の愛用した遺品も展示してあるという、この建物、
「当時の雰囲気に浸るのも一興、どうぞお気軽にお入りください」
と案内板に書かれているものの、今回の下田滞在中に二度ほど訪れてみましたが、
なぜか入り口の扉は固く閉ざされたままでした。
正面の格子窓から中を窺うと、型ガラスの奥にかすかな明かりが見えて、
誰かがひっそりと暮らしているような気配はするのです。
ひょっとして、ここも幽霊ホテル?

ちなみに「下田宝福寺」にあるお吉のお墓を写した昔の写真は
21年ぶりに「唐人お吉」に再会
に載せました。