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一円のレンズが見た風景 ― 2018年11月13日
次の三枚の写真には共通点があります。
まずは、バルセロナの「カサ・ミラ」前の風景
まずは、バルセロナの「カサ・ミラ」前の風景
次は合羽橋の風景(本当の日付は、2013.12.17です)
三枚目は目白「椿の坂」の今年の風景
これらは、カメラボディは異なっていますが、
同じレンズ「Minolta AF ZOOM 35-105mm」で撮ったものです。
最初は、こんな組み合わせで1989年に買いました。
そして、バルセロナの風景などを撮ったのですが、
この写真のカメラ部分は、記憶の中のイメージです。
なぜなら、カメラ本体(Minolta α 7700i)は、
使い古して、壊れて捨ててしまったからです。
レンズだけは、なぜか捨てられずに残っていました。
次に、同じα7700iの中古美品を買い求めました。
この写真のカメラ部分は、記憶の中のイメージです。
なぜなら、カメラ本体(Minolta α 7700i)は、
使い古して、壊れて捨ててしまったからです。
レンズだけは、なぜか捨てられずに残っていました。
次に、同じα7700iの中古美品を買い求めました。
五年前、2013年のことです。
ところが、消耗品の電池が本体よりも高価で、
そのアンバランスのため、あまり使えませんでした。
そして、今年、「Sony α7II」と出会い、再生したわけです。
そのアンバランスのため、あまり使えませんでした。
そして、今年、「Sony α7II」と出会い、再生したわけです。
レンズとα7IIのボディは、「LA-EA4」という次のアダプターで一体化します。
約3万円と少しお高いアダプターですが、これで、
昔のレンズが当初のようにオートフォーカス可能になるんです。
「ピッ、ピッ」と小気味良い音を立てながら合焦する様は、
完全復活以上のものを感じさせました。
もともと、35-105mmという焦点距離は好きでした。
例えば、近衛町近くの路上で、35mmがこうだと、
「ピッ、ピッ」と小気味良い音を立てながら合焦する様は、
完全復活以上のものを感じさせました。
もともと、35-105mmという焦点距離は好きでした。
例えば、近衛町近くの路上で、35mmがこうだと、
105mmでは、次のように風景を引き寄せられます。
こんな風に現役でも活躍できる30年前のレンズが、
今いくらくらいの値段が付いているのか、
この前、ヤフオクで調べてみました。
そしたら、「1円〜10円」くらいで取引されていました。
私の所有している「AF 35-105mm」は、
ちょっと使用感のある外観ですから、
1円でも、多分買い手は現れないでしょう。
そんなレンズを復活させるために、
3万円のアダプターを買うなんて普通はしませんね。
でも投資したからには使わなければ勿体ないので、
この組み合わせで、先日 Walk & Shoot してみました。
季節は、紅葉には少し早い時期、
学習院の馬術部のイチョウも、黄色くなる予感だけ。
足を延ばして、旧「新江戸川公園」まで行きました。
今は、「肥後細川庭園」と立派な名前になりました。
今は、「肥後細川庭園」と立派な名前になりました。
でも相変わらず入園料無料で、次のような庭園が楽しめます。
ここでは、少しだけ紅葉が始まっていました。
これだけでは、まだ「30,001円」の投資を取り戻せていないです。
(続く)
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