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一円レンズが増殖中2018年11月23日

前回)からの続きです。

そこそこ使えるレンズが安価に入手できるとなると、
つい買ってしまいますね。
いつの間にか、
「LA-EA4」用のズームレンズが次のように増えてしまいました。
一円レンズの仲間達
これらは昔のフィルムカメラの時代のレンズですが、
全てがAF(オートフォーカス)で撮影可能です。
広角ズームと標準ズームは30年前からの所有物なので、
その意味では、新たに加わったと言えるのは、
右後ろの長玉の二本です。

中央のレンズは「AF ZOOM100-300mm」(百円)
右端のは「AF APO TELE ZOOM 100-300mm」(三千円)
名前に " APO " と付くと、これは高性能の証ですから、
昔の一円レンズの仲間とはいえ、少し高価になるようです。

百円で買った方は、LEDの光でチェックしてみると、
次の写真の通り、かなり立派な蜘蛛の巣状のカビを発見!
カビ有りレンズ
ということは、これも完全に一円レンズの仲間ですね。

ちなみに、100-300mmという同一レンジのズームを二本買ったのは、
" APO " の有り難みを、単に実感してみたかったから。
早速、この二本をLA-EA4アダプタに取り付け、
サンシャイン60のてっぺんを300mmで狙い、
その中央部分を拡大し、比較してみました。
ISOや絞り(f8)、シャッタースピード(1/1250)は同一条件にして、
RAWデータからの現像時には、明るさのみを調整しました。

まず、APO無し、カビ有りのレンズ。
03
次は「APO TELE」レンズ。
APO
どちらも良く写っていて、
解像力などに、どれほどの違いがあるかというと、ちょっと微妙。

さらに参考としてタムロンの「高倍率便利ズーム」(六万円)を、
焦点距離300mmにしてNikonD600で撮影し、同様に処理してみたのが次。
NIKON+TAMRON
これも良く写っていて、違いは?、と言われれば、やはり微妙。

強いて違いを探せば、同一条件ではAPOは無印より明るめに写り、
NIKON+タムロンは、やや渋目の色味になるところでしょうか。
でも、現像時に明るさや色味も調節できちゃうので、
そうなると、本当に明確な差異を感じる結果を得るためには、
レンズに、一体どのくらいの投資すれば良いのでしょうね。
今度、百万円くらいのバズーカ砲を買ってみたいと思います。

(終り)