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Nikomat_ELが四台!2020年06月27日

前回)といっても2年半も前のことですが、
「鬼子母神の古本市・手創り市」の写真を
Nikomat_ELというカメラで撮りました。
その続きです。

その時に使用したNikomat_ELは、
時代物のカメラとは思えないほど綺麗な外装でした。
自動露出(AE)も正常でした。
だから使用するのに何の問題もないのですが、
ただ一つ、シャッター音がわたし的には物足りませんでした。
「カッシャーン」という、ちょっと甲高い音だったのです。
実は、これを手に入れる前にも二・三台ほど入手していました。
外観に問題があったり、そもそもシャッターが切れなかったり、
そんなジャンク品です。
中古カメラに手を出す人間は、同形機を、
そんな風にして意味なく複数台所有することになります。
四台のニコマートEL
わたしも同じ穴のムジナですね。
でも、この中から、適当なものを選んで、
いわゆる「ニコイチ・サンコイチ」により、
完璧な一台を作ろうと思ったのです。
しかし、この当時のカメラは、
機械式メカニズムの中に、電子部品が雑多に組み込まれていて、
分解・再組み立ての過程で挫折しました。
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残念ながら撤退。

そして、最終的に私が「この一台」と思って選んだのは、
さっきの四台のうちの左手前の塗料が剥げかかったブラックボディ。
外観は良くないのですが、性能的には問題なさそうで、
何よりもシャッター音とフィーリングが良好だったのです。
『男とカメラは見かけじゃない!』
これで試写して、結果がよければ、
このブラックボディの " Nikomat_EL " だけを残すことにしましょう。
まあ、ファインダースクリーンの清掃とか、
モルトの貼り替えとかは必要ですが。

まず、フィルムを詰め、
この時点では遮光モルトにまだ不安があるので、パーマセルテープにて簡易遮光。
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ピント合わせを正確にできるように、接眼補助レンズを装着。
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そして、今回は「Ai-105mm f2.5」のレンズを選び、
いわゆる「Nikonのガチャガチャ」でレンズをセットして、
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開放F値が正しくセットされているかを確認します。
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(きちんとF2.5となっていますね)
当然、バッテリーチェックも行いました。
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さあ、この「見かけじゃない!中身で勝負だ!」のNikomat_EL、
きちんと写るでしょうか?

続く