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先週の雑司が谷風景2015年11月06日

都電荒川線の下に「明治通りバイパス」のトンネルを造る工事が佳境に入っています。
明治通りバイパストンネル工事中

下の図のようになるらしいですよ。
詳細は、「明治通りのイチョウ並木が消えた?(2):道路計画」参照。

この計画を知ってか知らずか、都電はいつものように走っていました。
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でも、実はこの車両も少しずつリニューアルされて行くのですね。
9月18日の新聞に、新型車両の記事が載っていました。
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一日八往復と少ないので、まだ残念ながらお目にかかっていません。

都電と明治通りの間の歩道では、イチョウ並木が色づき始めています。
この街路樹のトンネルの中を通る女性は皆美人に見えます。
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そして、雑司ヶ谷霊園の中は、いつもの景色。
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これから本格的な寒さが到来する前の、ちょっと温い昼下がりでした。

いつもの景色の中にも時々発見があります。例えば、こんなお墓が。
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この墓石、とても不安定に見えますが、
多分、基壇と墓石はステンレス棒で繋がっていると思いますよ。
そうでないと、地震が来たら転がって行ってしまいます。

こんな茸のような灯籠もありました。
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もちろん、圧倒的に多い形態は墓石の「四角柱」です。
ちなみに次の写真には四角柱を五本ほど写し込んでみました。
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奥の四角柱は区役所マンションです。
それなりに意匠的な工夫もされているようですが、
やっぱり単調であることは否めません。

それに比べると、次の写真の二階屋は味があるでしょう?
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都電雑司ヶ谷駅近くの風景です。
この辺りは漸次クリアランスされているので、
この二階屋が消えるのもそろそろでしょうか。

今回の使用機材
カメラ:Minolta X-700
レンズ:MD 100mm/f2.5
フィルム:Fujicolor 100

ローライ35にレンズキャップ2015年11月13日

しばらく逡巡した後、結局入手した"ローライ Rollei 35"。
ローライRollei35
日本国内でも、結構目にする機種ですが、
その中では台数が少ないドイツ製の初期型です。
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機能的には何ら問題の無い完動品ながら、
残念なことにレンズキャップが着いていませんでした。
中古のカメラでは良くあることです。
そして、キャップを別に買い求めようとすると、これがやたら高い。
プラスチックのくせに、純正品で3,000円くらいします。
「Rollei」とロゴが刻まれているキャップでも、
1,000円程度で入手できるのは模造品です。

どうせそれならと、もっと安い別の商品を買いました。
買ったのはこれ。
ローライ35用レンズキャップ
25mmフィルタ枠用の汎用レンズキャップ。
Amazon.comで何と420円で買えます。しかも送料無料。

ただし、ローライ35のフィルタ用ネジ切りは24mmなので、
ちょっと改造の必要がありました。
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このキャップは写真手前の突起と向かい側のばね可動式突起とが、
フィルタ用丸枠の中で突っ張るようにして固定されます。
その手前側の突起をカッターナイフで削りました。
それでも、まだ僅かに24mmより大きいようで、うまく嵌りません。
それで、やむを得ずヤスリで全体的に削って外径を0.5mmほど小さくしました。
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荒削り、仕上削りで約10分ほどの作業でした。

そして装着!
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鏡胴全体を覆う純正品の被せ式よりずっと格好良いです。
そして次のようにゴムフードを着けた実戦スタイルのままでも、
レンズのみを覆うように装着できますから、実用的でもありますね。
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これで、スナップ写真用の便利カメラがまた増えてしまいました。
使い心地と写り具合はどうかな?

(試写に続く

Rollei35で目白をスナップ2015年11月15日

前回)からの続きです。

レンズキャップを格安で自作したローライ35を持って、目白の街をスナップしてきました。
最初はモノクロで、数日後にカラーで撮りました。

いつも試写する学習院の建物。
Rollei35で学習院

都電学習院下。
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大正製薬の非常階段。美しいけど誰も使わない。
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高戸橋の風景。
高戸橋

高戸橋と神田川

高戸橋の鳩と男

新目白通りのまぜそば屋さん。「まぜそば」って知ってました?
目白通りのまぜそば

まぜそば

高田馬場の駅北。
高田馬場の駅北

高田馬場の裏道。
高田馬場の裏道

続く

旅のお供にRollei352015年11月18日

前回)からの続きです。

小さな直方体のローライ35は携帯するのに便利なフィルムカメラです。
日帰り旅行のお供に持ち出しました。
フィルムは最も一般的なフジカラー100にしました。

湘南新宿・宇都宮線の車窓からスナップ。
ローライ35でスナップ

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停車駅でもスナップ。
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一眼レフでもなく、距離計も付いていないローライ35の場合は、
ファインダーを覗いても、ピントが合っているかどうか分からないので、
かえって気楽にシャッターを切れます。

とは言え、時々は目測で距離の見当をつけ、丁寧に距離環を回して調整してみます。
次は駅のカフェでカウンターに距離を合わせたもの。遠景はボケています。
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また、試写する時は、暗いところでスローシャッターを切って見ることも必要です。
ブレるかブレないか、撮影者の技量も関係するでしょうが、
使ってみた感じでは、1/15くらいでもあまりブレずに撮れます。
これはローライ35が現代のデジカメと違って重量があるおかげでしょう。

例えば新幹線上野駅の大エスカレータ。
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上野駅の正面改札近くの食い物屋さん。
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頭の高い私も頭を垂れる場所。
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大塚駅で帰りの都電を待っているところ。
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普通感度のフジカラーを使っても、暗所で頑張れるローライ35です。
ローライRollei35

(終り)

椿の坂のナンキンハゼ2015年11月21日

先日、「椿の坂」を通ったら「ナンキンハゼ」が赤く色づき始めていました。
不覚にもフィルムカメラを持っていなかったので、デジタル(iPhone)で代用。
椿の坂のナンキンハゼ
iPhoneのカメラも結構いけるものですね。

この坂は、名前の通り学習院の「椿」が主役の通りですが、
脇役としてのナンキンハゼの列植もこの時期は見逃せません。
黒い果実が、なぜか一本おきに結実していました(造園家の意図?)

蛇足ながら、私が考えるもう一つの脇役は「テイカカズラ」です。
春になると、この坂に甘い香りを漂わせます。