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鷲の巣村のエズ ― 2016年05月11日
(前回モナコからの続きです)
1989年の夏の終わり、
ニースの空港からモンテカルロへ行くのにはタクシーを使いました。
険しい山道を3〜40分ほど走った記憶があります。
調べてみると、ニースから東へ向かう道路には、
山を縫う道路・海沿いの道路・その中間の道路と三本あるらしい。
そんな道路の一つを眺めた写真がアルバムに残っていました。どれかは不明。
崖を切り開いた道路
1989年の夏の終わり、
ニースの空港からモンテカルロへ行くのにはタクシーを使いました。
険しい山道を3〜40分ほど走った記憶があります。
調べてみると、ニースから東へ向かう道路には、
山を縫う道路・海沿いの道路・その中間の道路と三本あるらしい。
そんな道路の一つを眺めた写真がアルバムに残っていました。どれかは不明。
崖を切り開いた道路
深い谷を跨いだ高架橋
これらは「エズ Eze」の城砦跡から撮ったものです。
モナコから半日の観光旅行でエズに来たのです。
今でこそ「鷲の巣村」として知られるようになったエズですが、
1989年、当時の日本では、それほど知られていませんでした。
私も友人の強い勧めで来たものの事前情報はゼロでした。
その頃のガイドブックと女性誌(多分)に掲載されたエズの紹介記事も、
わずか数行の解説に過ぎませんでした。
それも今見ると、ニースからのバスの所要時間が、片や20分、片や35分!
事前情報が無かった分、実際に見たときは心が躍りました。
麓のバス停から見える景色がこうでした。
事前情報が無かった分、実際に見たときは心が躍りました。
麓のバス停から見える景色がこうでした。
「あんなところに村があるのか!」と思いました。
そして村の中に侵入して頂上を目指します。
そして村の中に侵入して頂上を目指します。
"Jardin Exotique"に絶景の"Panorama"があるんですね。
村の中の細い小道を歩いて行くと、
一歩ごとに変化する魅力的な光景に、
「フィルムが何本あっても足りないよ」の気持ちになりました。
その一部を紹介します。
村の中の細い小道を歩いて行くと、
一歩ごとに変化する魅力的な光景に、
「フィルムが何本あっても足りないよ」の気持ちになりました。
その一部を紹介します。
そして「熱帯庭園 Jardin Exotique」のサボテン群を抜けて、
頂上の城砦跡に着きました。
麓から見上げたときに印象的だった「崩れかかった壁」が、
近くで見ると、青空をバックに更に魅力的でした。
近くで見ると、青空をバックに更に魅力的でした。
こういう廃墟的なものが、個人的には大好きなんです。
また、次の写真のように見下ろした地中海も、
手前の荒々しい手摺壁との対比が魅力的でしょう?
また、次の写真のように見下ろした地中海も、
手前の荒々しい手摺壁との対比が魅力的でしょう?
面白いものもありました。
二枚目の高架橋の写真でも下の方に写っていたのですが、
その部分を望遠で撮ってみました。
犬小屋が並んでいるような風景です。
でも、この写真を良く見ると分かるように、
各区画に十字架が付いていたりして、
これはきっと村人達のお墓、集団墓地なんですね
さて、南西側の地中海を眺めた二枚の写真がありました。
でも、この写真を良く見ると分かるように、
各区画に十字架が付いていたりして、
これはきっと村人達のお墓、集団墓地なんですね
さて、南西側の地中海を眺めた二枚の写真がありました。
手前の館、及び奥の半島の形状を比較すると、これらは同一視点から、
写す方向と焦点距離をわずかに変えて撮った二枚であることが分かります。
これにPhotoshopの"photomerge"機能を適用すると、
自動作成でパノラマ写真が出来上がります。
写す方向と焦点距離をわずかに変えて撮った二枚であることが分かります。
これにPhotoshopの"photomerge"機能を適用すると、
自動作成でパノラマ写真が出来上がります。
中央右手に見えている半島が「ボーリュー Beaulieu」で、
その先端の「フェラ Ferrat 岬」は高級別荘地です。
後日、フェラ岬の魅惑的なホテルにも立ち寄りました(詳述予定)。
頂上からの帰り道の風景も、名場面の連続でした。
その先端の「フェラ Ferrat 岬」は高級別荘地です。
後日、フェラ岬の魅惑的なホテルにも立ち寄りました(詳述予定)。
頂上からの帰り道の風景も、名場面の連続でした。
この四枚の写真は、同一建物の様々な表情です。
最後の一枚に施設名が写っています。
「シャトー Chateau Eza」って呼ばれる、この地区で最も有名なホテルですね。
当時と違って、今ではネットから有用な情報が簡単に入手できます。
もちろん、エズに関する情報もたくさんあります。そのうち、
「シャトー Chateau Eza」の案内ページに次のような写真を見つけました。
最後の一枚に施設名が写っています。
「シャトー Chateau Eza」って呼ばれる、この地区で最も有名なホテルですね。
当時と違って、今ではネットから有用な情報が簡単に入手できます。
もちろん、エズに関する情報もたくさんあります。そのうち、
「シャトー Chateau Eza」の案内ページに次のような写真を見つけました。
これを見て、私が撮った次の三枚の写真が、
実はそれぞれ連続する壁面の一部であることに気がつきました。
実はそれぞれ連続する壁面の一部であることに気がつきました。
せっかく気がついたからにはと、右側の二枚はphotomergeで、
左の一枚はphotomergeが上手く行かなかったので手動で、
ともかくそれらしい合成写真を作りました。
左の一枚はphotomergeが上手く行かなかったので手動で、
ともかくそれらしい合成写真を作りました。
結構上手く出来ているでしょう?
三枚の写真の関係に気がつくのに一時間、合成するのに一時間、
昔を思い出しながらの楽しい暇つぶしでした。
麓まで降りてきて、バス停でモナコ・モンテカルロへのバスを待ちました。
三枚の写真の関係に気がつくのに一時間、合成するのに一時間、
昔を思い出しながらの楽しい暇つぶしでした。
麓まで降りてきて、バス停でモナコ・モンテカルロへのバスを待ちました。
多分、この写真の正面がバスの待合所だったような記憶です。
そして、待ち時間に立ち寄ったのが次の香水屋さん。
そして、待ち時間に立ち寄ったのが次の香水屋さん。
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