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フィルム写真にもExifとGPS(続き) ― 2016年07月27日
(前回)からの続きです。
前回の作業で、撮影日時を書き込んだ画像データが作れたはずなので、
次は「3.Exifに撮影場所を書き込む」作業です。
これを格好良く自動処理で行うためには、
事前に撮影時の足跡をデジタルデータで記録しておく必要があり、
その道具として"GPSロガー"なるものを使いました。
もっともこの機械、専用のものを用意しなくても次のカメラで代用できました。
前回の作業で、撮影日時を書き込んだ画像データが作れたはずなので、
次は「3.Exifに撮影場所を書き込む」作業です。
これを格好良く自動処理で行うためには、
事前に撮影時の足跡をデジタルデータで記録しておく必要があり、
その道具として"GPSロガー"なるものを使いました。
もっともこの機械、専用のものを用意しなくても次のカメラで代用できました。
先日購入した"オリンパス OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough"です。
これをカバンに入れたまま、フィルムカメラで撮影するだけです。
撮影開始時に、このカメラの「GPS設定」で「ロガー機能」を"on"にすれば、
"on"にした時点から"終了保存"する時点までの足跡を記録してくれるんです。
その記録をToughカメラから取り出すには次のようにします。
まず、カメラをPCに接続すると、記録媒体"NO NAME"としてマウントされます。
これをカバンに入れたまま、フィルムカメラで撮影するだけです。
撮影開始時に、このカメラの「GPS設定」で「ロガー機能」を"on"にすれば、
"on"にした時点から"終了保存"する時点までの足跡を記録してくれるんです。
その記録をToughカメラから取り出すには次のようにします。
まず、カメラをPCに接続すると、記録媒体"NO NAME"としてマウントされます。
それをダブルクリックして中身を見ると、
"GPSLOG"フォルダの中に、年月日で識別できるデータが存在します。
その中から該当するデータをPCにコピーすればOKです。
データは".LOG"の拡張子を持つ次のようなテキストファイルです。
"GPSLOG"フォルダの中に、年月日で識別できるデータが存在します。
その中から該当するデータをPCにコピーすればOKです。
データは".LOG"の拡張子を持つ次のようなテキストファイルです。
この画面で変換前のLOGファイルを選択して(赤矢印)、
その上の"Output format"では"GPX"を選び、"Convert"ボタンを押すだけです。
すると次のような画面に切り替わります。
その上の"Output format"では"GPX"を選び、"Convert"ボタンを押すだけです。
すると次のような画面に切り替わります。
ここで赤矢印の変換後のファイル名(拡張子が".gpx")をクリックすると、
変換されたデータがしかるべき場所にダウンロードされます。
(Macでは「ダウンロード」フォルダ)
ここまでで準備完了。いよいよ画像データと位置情報のリンク作業です。
撮影場所を記録すべきスキャン画像16枚を"Lightroom"に読み込みました。
変換されたデータがしかるべき場所にダウンロードされます。
(Macでは「ダウンロード」フォルダ)
ここまでで準備完了。いよいよ画像データと位置情報のリンク作業です。
撮影場所を記録すべきスキャン画像16枚を"Lightroom"に読み込みました。
付与したExifに書き込んだ撮影日時が、赤矢印のところに表示されています。
また、青矢印にカメラ名も入っていますね。
次にマップモードに切り替えて、ファイルメニューを
「マップ」→「トラックログ」→「トラックログを読み込み...」と辿ります。
また、青矢印にカメラ名も入っていますね。
次にマップモードに切り替えて、ファイルメニューを
「マップ」→「トラックログ」→「トラックログを読み込み...」と辿ります。
そして、先ほどのGPXファイルを指定すると、
次のように撮影時に歩いたルートが表示されます。
次のように撮影時に歩いたルートが表示されます。
ここで、16枚の写真をすべて選択した後、ファイルメニューから
「マップ」→「トラックログ」→「写真に自動タグ付け」を選ぶと、
次の画面になります。
「マップ」→「トラックログ」→「写真に自動タグ付け」を選ぶと、
次の画面になります。
歩いた道筋(ほぼ正確)に沿って撮影地点に吹き出しが付きました。
吹き出しの中には、その地点近傍で撮影した枚数も表示されています。
その一つをクリックしてみると、「西早稲田の風呂屋」が表示されました。
吹き出しの中には、その地点近傍で撮影した枚数も表示されています。
その一つをクリックしてみると、「西早稲田の風呂屋」が表示されました。
これらの作業を行った後、"Lightroom"で「書き出し」すれば、
撮影日時と撮影場所がExifに書き込まれた写真データを得ます。
また、元データに撮影場所の位置情報を書き込む事もできます。
(「昔の旅行写真にGPS位置情報を付与する手順」参照)
試しに、今回の「書き出し」データをiPhotoに読み込んでみるとこうでした。
右側の情報パネルに、
「カメラ名」「撮影日時」「地図上で撮影場所を示す赤ピン」
が表示されているでしょう?
こうしておけば、私の孫の孫が100年後くらいにこの写真を見ても、
これが、いつどこで撮った写真か迷うことはありませんね。
「いったい何の目的でこんな意味不明な写真を撮ったんだ?」
と怪訝に思うことは十分ありえますが。
(終り)
注:前回使用したExif編集ソフトの"F6_Exif"はWindows専用です。そのため、私のようにMacをメインに使用している場合は、共有サーバ若しくはSDカード等を用いて、一旦Windowsマシンにデータを移し、作業後にまた戻す必要があります。
「カメラ名」「撮影日時」「地図上で撮影場所を示す赤ピン」
が表示されているでしょう?
こうしておけば、私の孫の孫が100年後くらいにこの写真を見ても、
これが、いつどこで撮った写真か迷うことはありませんね。
「いったい何の目的でこんな意味不明な写真を撮ったんだ?」
と怪訝に思うことは十分ありえますが。
(終り)
注:前回使用したExif編集ソフトの"F6_Exif"はWindows専用です。そのため、私のようにMacをメインに使用している場合は、共有サーバ若しくはSDカード等を用いて、一旦Windowsマシンにデータを移し、作業後にまた戻す必要があります。
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