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男子高校の修学旅行で奈良京都(1)2018年08月12日

前回)からの続きです。

前回発見したアルバムの一頁は、修学旅行の道順を示していました。
その順番に数字を記入してみると次のようになります。
修学旅行の道順
この7番が龍安寺の石庭で、
この写真により私の50年前の龍安寺訪問が明らかになったわけです。

ついでに他の写真もチェックしてみると、
どんな観光地の写真なのか判別できそうなものもあります。
となれば、やってみるしかありません。
以下に切り出した各写真を載せ、その判別した観光地名も記してみました。

01
01.残念ながらこれは「不明」

東大寺戒壇堂
02.「東大寺戒壇堂」
これは「奈良観光ナビ」の次の写真と比較して判明しました。
02

東大寺大仏殿
03.言うまでもなく、鏡池と回廊越しに眺める「東大寺大仏殿」

京都市街の夜景
04.清水寺の舞台から眺める「京都市街」の夜景。
中央やや左寄りにロウソクのように明るく見えているのが京都タワー、
その左側に京都駅の灯り、
右側にまとまった光源のように見えているのが東本願寺方面。
中央下から右奥へ伸びている灯りの筋は「五条通り」です。
京都市の東のナイトスポットから眺めると、この写真のように見えるらしい。
この写真の撮影場所としては「将軍塚展望台」も候補になりそうですが、
「修学旅行」という前提で考えると、
著名な観光地だけを訪れたはずなので、ここは清水寺と判断しました。
そして、この日は京都市東部のこの近くに宿を取ったのでしょうね。
全然覚えていないのが残念ですが。

そして翌日は、宿の近くから観光スタート。
慈照寺銀閣
05.「慈照寺銀閣」
銀沙灘と、後方左端に向月台の一部が見えています。

大徳寺大仙院の枯山水
06.「大徳寺大仙院」の枯山水
これは1993年に私が撮影した次の写真と比較して確定しました。
大仙院の蓬莱山

龍安寺石庭
07.「龍安寺」石庭(前回の記事で取り上げました)

渡月橋
08.「渡月橋」
今年の写真は次。
今年の渡月橋

大覚寺
09.「大覚寺」
この写真については最初は手がかりがありませんでした。
しかし、京都観光は効率的なルートを選んでバスで移動したと考えられるので、
前後の撮影地から通過ルートを推定し、場所を絞り込んでいきました。

清涼寺
10.嵯峨野「清涼寺」の本堂と灯篭
これも、大覚寺と同じ方針でこの結論に辿り着きました。

落柿舎
11.「落柿舎」
これは今年の正月に撮影した次の写真と比較。
今年の落柿舎

西芳寺
12.「西芳寺」の池、これは
京都 旅のしおり 苔寺の風景」に掲載されていた次の写真を参考にしました。
参考

13
13.何か手がかりがありそうですが、今のところ「不明」

14
14.これも残念ながら今のところ「不明」
社寺の名称は別として、
男子高校生の一団が女子生徒の一団とすれ違う様が、何となくおかしい写真です。
うなだれがちに目を逸らす男子に対して、
前から三番目の女子が、厳しいチェックの目を向けているでしょう?

帰途の新幹線
15.これは、京都駅の「新幹線ホーム」に決まっていますね。
まだ、新幹線が珍しい時代でした。
このユーモラスな顔が、当時は精悍に見えたんですね。

続く