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軽薄短小ニコンで目白駅西散歩2019年05月13日

前回)からの続きです。

入手した「Nikon F80」をぶら下げて、
私のかつての生活圏である目白駅西を Walk & Shoot しました。
そして今回、撮影フィルムをスキャンして得た画像データに、
ちょっと細工をしました。
撮影した「日時」と「場所」の記録を、データとして埋め込んだのです。
その結果、Lightroomのマップモードでは、
次のようにルート表示ができるようになりました。
目白駅西散策ルート図
また、Macの「写真」アプリでは、撮影した写真を、
次のように航空写真上の当該場所に配置することもできます。
撮影場所
もちろん、私にとっては道順も撮影場所も自明なのですが、
一応、遊びでやってみたわけです。

その Walk & Shoot の写真を、同じ場所で撮った、
数年前あるいは数十年前の写真と比較してみます。
まず、出発点は、駅西階段の途中にある喫茶「アコリット」
2012年の5月、目白の女子の集う場所でしたが、
カフェアコリット
今でも同じですね。
01

次は、山手線の線路脇のヨネクラボクシングジム。
2013年の6月、まだ2階の宿舎の窓には、
寮生たちの洗濯物がハンガーにかかっていました。
ヨネクラボクシングジム
一昨年に閉鎖されて、今は大成パルコン集合住宅が建設中です。
02
チャンピオンを目指していた寮生たちは、今頃どうしているのかな?

3番目は目白自由学園東側のT字路から池袋方面を眺めたところ。
45年前と3年前の空の広さに注目。
目白自由学園東の路地
今年は、西武グループの新本社ビル「ダイヤゲート池袋」が、
ドカーンと聳えていました。
03
菱形の鉄骨ブレースは、鉄道運行のダイアグラムを表しているそうです。

4番目は懐かしき「アパート彩雲荘」と農林中金テニスコートの間の道。
彩雲荘と農林中金テニスコート
この空も、ダイヤゲート池袋が占拠!!
04

5番目は「西池袋郵政宿舎」南の西武線の踏切。
7年前はコンビニのサンクスがありました。
西武線上り屋敷駅付近の踏切
今年は、空き地になっていました。
05
ここは、かつて「上り屋敷駅」が廃止されて空き地となっていた場所ですから、
・駅→空き地→コンビニ→空き地、という経過を辿っているわけです。
そのうちに、また振り出しに戻って「駅」になるかもしれませんね。
私としては、「ダイヤゲート池袋」ビルの建設より、
「上り屋敷」駅が再生する方が望ましいです。

ちなみに、画像データに撮影「日時」と「場所」を埋め込む方法は、
次のようなものです。(詳細はリンク先を参照してください)
まず、このカメラには「デート機能」が付いていますので、
そのモードを「日 時:分」に設定し、詳細な撮影日時を画像上に残します。
そして、フィルムをスキャンしてデジタル化した後、
その撮影日時を、Lightroom上で「メタデータとして埋め込み」ます。
更に、iPhoneで別途取得しておいた「トラックログと同期」させれば、
自動的にGPS位置情報も埋め込まれます。

(終り)