目白の風景、40年前と見比べると

下落合住宅の案内看板です。

今は住む人もなく取り壊しを待っています。

昨年初夏の写真です。

大蔵省関東財務局下落合住宅。
これが昔の名称でした。
立地が良く、公務員の間でも人気だったため、
弱小官庁の職員には高嶺の花だったそうです。

新宿区が買い取って、
その敷地のほとんどがおとめ山公園に組み込まれますが、
上の写真のように、公園外で一部まだ形を残しているものもあります。
それ以外は、公園として整備中か、完全な更地の状態か、です。

これは公園北西部に隣接する旧住宅敷地の現況です。
今は更地状態で、さ来年度の整備工事を待っています。

昨年この近辺を散歩中、
この地に打ち捨てられた建物に心惹かれるものがあり、
何枚か銀塩フィルムで写真を撮りました。

また、早めに建物の解体が済んだ部分は、
整備工事が開始されるまでの暫定で、開放されていました。
雑草が伸び放題でした。

このような、
役割を終え、使われなくなった物に何故か美しさ？を感じます。