▪️次のボックスに適当な文字列(複数可)を入力して、当ブログ内を検索できます ▪️下の目次タイトルをクリックするとテーマ別過去記事の目次へ飛びます
    ・目白の風景 今昔:目次
    ・吉祥寺の風景 今昔:目次
    ・昔と今の写真(番外編):目次
    ・地中海バブル旅行etc.:目次
    ・旅のつれづれ:目次
    ・母のアルバム:目次
    ・目白ジオラマ鉄道模型:目次
    ・すべてのカメラに名前がある:目次

トランジスタガールなオリンパスペン2013年04月19日

ちょっとご年配の方なら、「トランジスタガール」と聞けば、
小柄でキュートな女の子を思い浮かべるでしょう。
1950年代に、ソニーが技術開発した小さなトランジスタと、
それを使ったポケッタブルラジオから生まれた言葉です。
そのラジオは、1960年代には真空管ラジオに完全に取って代わります。

その同じ時代に、カメラの世界でも小さな美少女が生まれました。
それが「オリンパスペン」です。
2009年に亡くなられたオリンパスの技術者、米谷美久氏の開発ストーリーは
日本のカメラ史の伝説になっています。

でも私は何故かオリンパスペンには縁がありませんでした。
私の場合、最初に手にしたのがトイカメラ的なフジペットで、
その次は一足飛びに重厚な一眼レフを選んでしまったからです。
その途中で、ペンのようなキュートなデザインで、しかも写りが良くて、
おまけに値段もリーズナブルというカメラに親しめなかったことが、
ずっーと心残りでした。(やや大げさですが)

その欠落を埋めるべく、私の所にもペン(正確にはPEN-S)がやってきました。
年相応に(1960年生まれだから53歳)ちょっとお疲れのペンでした。
下の写真のようしてにあれこれ診断すると、
オリンパスペン

・シャッターが粘り気味、そしてシャッターチャージができないこともある
・フィルム巻上げホイールが動かなくなることがある
・レンズに小さなカビがある
などでした。これでは安心して使えませんね。

でも何とか使える状態にしたかったので、教科書には出てなかったけれども、
慎重に分解し、機能を学びつつ自己流で修理することにしました。
解体開始

3日間の苦闘の末、奇跡的にきちんと動作するようになりました。
早速フィルムを詰めて walk & shoot。そのまま現像所へ飛び込みました。
結果は、結構いけると思います。
8枚選んでスキャンしてみました。

試写する時はいつもここに来る鬼子母神
鬼子母神の風景1

鬼子母神の風景2

鬼子母神の風景3

鬼子母神の風景4

千登世橋の下校風景です。
千登世橋で補導か?

千登世橋下校風景1

千登世橋下校風景2

明治通りと千登世橋

若返りした美少女のために、新しい衣装(Loweproのカメラケース)も買いました。
ペンが現役の頃は、プロ写真家のサブカメラとしても活躍したそうです。
当時のプロは、国産でいえば当然ニコンFを使用したでしょうから、
私も Nikon F と Olympus Pen-S を、
どちらもロープロLoweproのカメラバッグと共に並べてみました。
ニコンFとオリンパスペン
こうしてみると、凛々しい兄貴と可愛い妹が、
同じブランドの衣装でおめかししているようで、とてもかっこいいです。
...(続く

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策の質問をやむを得ず設定しました。お手数ですが当ブログタイトル「○○の風景」の○○を漢字で。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mejiro.asablo.jp/blog/2013/04/20/6783282/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。