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40年ぶりの湯島聖堂2013年04月11日

お茶の水で用事を済ませたついでに湯島聖堂へ寄ってきました。
秋葉原寄りのの正門を目指して聖橋の下をくぐります。
聖橋

正門すぐ脇の仰高門から境内に入ります。
仰高い

孔子様にお参りします。
孔子像

下の写真右側、楷樹(かいじゅ)という孔子ゆかりの大木が立派です。
枝や葉が整然としているので書道でいう楷書の語源ともなったそうです。
楷樹

湯島の地は武蔵野台地の末端に位置します。
その高低差を生かした庭づくりがなされていて、見て良し、歩いて良しです。
境内風景

階段を上りきった最奥にある大成殿(孔子廟)、
平日だったので閉っていましたが雰囲気は昔と同じです。
孔子廟

1976年に訪れた時はこのようでした。頭が良くなるようにお参りしたのです。
孔子廟旧

孔子廟前庭を取り囲む回廊の設えも昔のままです。
東回廊(東廡:とうぶ)の昔の様子。
回廊旧

今の様子。
回廊

昔訪れた時は梅の季節でした。だから、
回廊の屋根越しに見える樹木もまだ冬の姿です。
東回廊屋根旧

先日訪れた時は、もう新緑が始まっていました。
東回廊屋根
それに、以前と比べて樹木も生長していますね。

大成殿の杏壇門前から見下ろす入徳門が美しかったです。
入徳門旧

今も魅力的です。
入徳門
敷地内はほとんど同じ風景です。

大成殿回廊の西側に、本郷通りへ直接出られる西門があります。
1976年の西門。
西門旧

現在の西門。昔の写真で中央に写っていた老木が無くなりました。朽ち果てたようです。
でも変わらぬ良い佇まいです。
西門

帰りは、この西門から本郷通りに出ても良かったのですが、
秋葉原方面へ行くためにまた階段をおりて戻りました。

出口の近くで、築地塀を再度鑑賞しました。壁に水平に埋め込まれた瓦が特徴的です。
築地塀
湯島聖堂はこの築地塀により更に魅力的になっていると思います。

境内の案内板の解説によれば、
この聖堂は儒学に傾倒した徳川五代将軍綱吉が
元禄3年(1690年)この地に湯島聖堂を創建したことに始まるそうです。
300年以上も前のことなんですね。
幾度もの火災の度に建て替えられたとはいえ、
今後も、ずっと変わらぬ姿でいて欲しい貴重な場所です。

さて、外堀通りを秋葉原へ向かう途中、昌平橋でエディオン本店が見えました。
石丸からエディオン
業績不振のため、今年閉鎖されたエディオン店舗のひとつです。

この建物って昔は「石丸電気」の本店だったんですよね。
それが量販店エディオンに吸収され、その秋葉原本店になり、
ついには70年の歴史に幕を閉じることになるわけです。

70年が長いのか短いのかはともかく、
私は昔の「石丸電気」時代のファンだったんです。
店員さんが親切で皆さん笑顔で対応してくれました。
それから、家電を買うと付いてくる説明書って保管に困りますよね。
その保管用のファイルをサービスしてくれたんです。
我家にはこんなにあります。
石丸電気
石丸電気さん、まだ重宝してますよ!