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40年前、火鉢のある正月2013年10月26日

先日我家で、調理や暖房に使う燃料はどんな物が安心かという話をしていました。
思いつく燃料として、電気・ガス・プロパン・石炭などが話題になり、
「そう言えば、炭を使う火鉢などもあったね」
と昔の道具に言及したのですが、子供には良く通じなかったようでした。
それで、昔使っていた「火鉢」の写真がどこかに残っていたはず、
と探していて見つけたのが下の写真です。
40年前の火鉢と練炭コンロ

40年前の1973年に実家で迎えた正月です。
うまい具合に、「火箸」や「灰かき」も一緒に写っていました。
そして、火鉢へ入れる炭への着火方法に付いて、
「炭(の火)をおこす時は、ウチでは練炭の上に載せてたんだよ」
と子供に説明したとおり、
それに使っていた練炭用のコンロも、火鉢の右側に写っています。
普段は台所に置いてあったはずのコンロが座敷に来ているのは、
この上で、お雑煮用のお餅を焼いていたからです。

それにしても火鉢とか練炭コンロとか日本の昔の道具って、
簡素で飾り気が無く、完成された美しさがありますね。

お雑煮を食べた後、カメラのフィルムをカラーに入れ替えて、
家の外で写真を撮り合いました。
お正月の写真撮影
カメラマンの右上に写っている車は「スバル360」です。
今見ると本当に小さいですね。
最近の車は何で不必要に大きくなってしまったのでしょう?

白黒フィルムには前夜(すなわち大晦日)の写真も残っていました。
何のつもりか「紅白歌合戦」のテレビを撮っていました。
紅白の小柳ルミ子
これは小柳ルミ子でしょう。

もう一枚撮ってました。
紅白のフランク永井
これは、良く分からなかったのですが、調べてみるとフランク永井のようです。

ちなみに、「1972年、紅白歌合戦」でネット検索してみたら、
飯間浩明さんという方のHPの「秘密の部屋」に
この年の紅白出場者と曲目が紹介されていました。

それによると、第23回紅白歌合戦(1972年)に
小柳ルミ子は「瀬戸の花嫁」、
フランク永井は「君恋し」を歌ったそうです。
写真を見ていると、確かにその歌声が聞こえてくる....
はずは無いですね。

それにしてもテレビのデザインの大げさな事。
いかにも豪華調度品然とした姿で床の間に鎮座しています。
当時はこの手のテレビが普通でした。
スバル360の可愛らしさと好対照ですが、まあ、時代の雰囲気は良く伝わってきます。