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ミノルタX-700:100倍になって戻って来たカメラ2014年06月04日

以前”ミノルタMinolta X-7”というカメラを修理したことがありました。
水着姿の宮崎美子さんのCMで有名なカメラです。
心にふれたら宮崎美子
ヤフオクで入手して、分解と修理の練習に使用した後、
「X-7のような自動露出のカメラは初心者向け、自分の求めるものではないはず」
と手放してしまいました。
(だいたい防湿庫に入り切れないほどカメラが溢れているのです)

ところが、なぜかまた機能的にも似ている”Minolta X-700”を買ってしまいました。
自動露出のお手軽さも、やっぱり便利は便利なんですね。
下の写真で、在りし日のX-7の姿とX-700を並べて見ました。
そっくりです。型番の数字が100倍になっただけとも言えます。
ミノルタX-7とX-700
このカメラ、30年も前の製品のため、状態の良いものが少ないです。
私はebayアメリカで見つけました。
出品者の住所は、オレゴン州の”LAKE OSWEGO"という全く聞いたこともない所でした。

さてカメラを入手したものの、
X-700の一番の特徴であるプログラムAE機能
(シャッター速度と絞りの適正組み合せをカメラが自動的に決定)
を使用するには、交換レンズとして専用のMDレンズが必要です。
それも随分探して一番似合いそうなZoomレンズを見つけました。
ミノルタMDズームレンズ

これで、私の持っているミノルタ製フィルム一眼レフは次の三台になりました。
ミノルタ一眼レフ勢揃い
この写真左から、
・フルマニュアル機である”SR-7”
・露出のみ自動の”X-700”
・露出、ピント、巻上げ等の全てが自動の”α7700i”
になります。

それぞれ機能だけでなく、使い心地も異なっています。個性ですね。
共通するのは、型番に「7」の数字が入っていることです。
ミノルタは「ラッキー7」の数字に売れ行きを託したのでしょうか。
技術者も最後は神頼みのようです。

x-700の試写は(こちら
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